最近のメモリ (RAM) と SSD (Solid State Drive) の価格推移について説明します。
近年、DRAM (Dynamic Random Access Memory) の価格は上昇傾向にありました。これは、世界的なデマンドの増加や生産能力の低下などが原因です。この結果、PCメーカーやサーバーメーカーは、DRAMの価格上昇に伴い、製品の価格を上げることがありました。
一方で、NANDフラッシュメモリ (NAND flash memory) の価格は、技術の進化や競争の激化により、過去数年で大幅に下落しています。これにより、SSDの価格も下落し、過去数年でかなり安くなりました。
ただし、2022年以降にはNANDフラッシュの入手が困難になり、価格が上昇傾向にあると言われています。
現在(2023年1月)でもDRAMの価格は上昇傾向にあり、SSDの価格は上昇傾向にあると言われています。
それでもなお、SSDはHDDに比べて高いが、性能や耐久性の面で優れているため、多くのPCやデバイスに採用されていると言えます。