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Steamの驚異的な利益率!その秘密に迫る

PCゲーマーにとっておなじみのプラットフォーム「Steam」。数えきれないほどのゲームが並び、セール時には多くのゲーマーを魅了するこの巨大プラットフォームが、驚異的な利益を上げていることが明らかになりました。

イギリスの経済誌によると、2021年時点でSteamは従業員1人あたり年間1000万ドル(約14億5000万円)を超える利益を生み出していたとのこと。これは、Microsoftの10倍以上という驚くべき数字です。

なぜこれほど高収益なのか?

その大きな要因の一つが、ゲームの売上から徴収する30%の手数料、通称「ストア税」です。この手数料を巡っては、独占禁止法違反を問う訴訟も起きており、その裁判資料からSteamの驚くべき実態が明らかになりました。

驚くべきことに、Steamの運営部門は非常に少人数で構成されています。2021年度には、わずか79名の従業員で約2900億円の手数料収入を上げ、約1730億円の利益を叩き出しています。単純計算で、従業員1人あたり約21億7000万円もの利益を生み出していることになります。

少数精鋭の効率的な経営

Valve社全体で見ても、従業員数は約336名と、大手ゲーム会社としては異例の少なさです。この少数精鋭の体制が、驚異的な利益率を支える大きな要因となっていることは間違いないでしょう。

今後もSteamの成長は続くと予測されており、2026年には総収益が100億ドル(約1兆4500億円)を超えると見られています。独占的な地位を確立したSteamが、今後どのように進化していくのか、目が離せません。

ネットの反応

  • 「30%の手数料は高いけど、便利だから使ってしまう」
  • 「Microsoftの10倍以上の利益はすごい。少数精鋭すぎる」
  • 「これだけ儲かっているなら、手数料を少し下げてほしい」
  • 「独占禁止法の裁判の行方が気になる」

ユーザーからは、手数料の高さに不満の声も上がりつつも、その利便性からSteamを使い続けるという意見が多く見られました。今後の動向に注目です。

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