
ダイソー充電器 vs Anker充電器:分解で判明した衝撃の安全性とコスパ
ダイソーの300円充電器とAnkerの1300円充電器を分解し、その内部構造と安全性、コストパフォーマンスを比較しています。
主なポイント:
- スペック比較:
- ダイソー:2.1A × 1ポート
- Anker:2.4A × 2ポート(性能面ではAnkerが優位)
- 内部構造と安全性:
- ダイソー: 単層基盤に全パーツを詰め込みコストカット。配線は最小限で絶縁シートも1枚と、最低限の安全対策。
- Anker: 2層基盤に高精度パーツ、電源制御にはFET回路をフル装備。長時間の高負荷でも安心できる設計。
- 出力安定性:
- ダイソー:4.9Vで安定出力。
- Anker:負荷に応じて5.1Vに自動補正され、ロスが少なく効率が圧倒的に高い。
- 結論:
- Ankerは安全性と耐久性に全振りした製品。
- ダイソーは安全に配慮しつつも、価格破壊レベルのコストパフォーマンスを実現。
ダイソーの現状:
ダイソー産業は2024年2月に売上6200億円超えを記録し、過去最高を達成。アメリカではドジャースと提携し、2030年末までに米国内で1000店舗の展開を目指すなど、破格の値段の裏には日本企業の底力があることが示唆されています。