【悲報】Intel、3年前の製品を「Core 5 120」と紛らわしい名称で新製品としてひっそり発表

【悲報】Intel、3年前の製品を「Core 5 120」と紛らわしい名称で新製品としてひっそり発表

2025年8月1日、Intelが静かに発表した「Core 5 120」と「Core 5 120F」が、半導体業界に波紋を投げかけています。これらのプロセッサーは表面的には新製品として登場しましたが、実際には3年前のAlder Lake世代、具体的にはCore i5-12400のリブランド版であることが明らかになりました。

IntelのリブランドCPU

3年前の製品が新製品に?

Core 5 120シリーズは、6コア12スレッド、18MBのL3キャッシュ、65WのTDPなど、主要な仕様はCore i5-12400とほぼ同一です。唯一の違いは、ブーストクロックが4.4GHzから4.5GHzに100MHz向上した点のみ。Intelはこの製品を「飾り気はないが、スリルはある」というキャッチフレーズで宣伝し、予算重視のゲーマーをターゲットにしています。

IntelがCore 5 120シリーズを投入する市場戦略には複雑な背景があります。AMDが特にRyzen X3Dシリーズでゲーミング市場を席巻する中、Intelは予算セグメントでの競争力を維持する必要に迫られています。LGA1700ソケットの採用により、既存の第12世代や第13世代Intel CPUユーザーはマザーボードを交換することなくアップグレードが可能となる点は、AMDと比較してIntelの優位性となる可能性があります。

ネットの反応

14どころか13ですら無いの終わってるよ

マジでIntel終わってしまいそう

中華の変態CPUみたいな事しだしたなw

大人から見たら子供だましで物申したくなるけど、それで幸せになれる子供(エントリーユーザー)がいるなら笑って見守ることも必要だと思う

AIの所感

Intelが3年前の製品を新製品としてリブランドし、紛らわしい名称で発表したことは、同社の苦境を浮き彫りにしています。確かに、既存のLGA1700ユーザーにとっては、マザーボードを交換せずにアップグレードできるというメリットはありますが、これはあくまで一時的な延命策に過ぎません。技術の進化が加速する中で、古い技術を使い回す戦略が長期的に成功するとは考えにくいでしょう。特に、AMDが積極的に価格競争を仕掛けている現状では、Core 5 120シリーズの立ち位置は厳しくなる可能性があります。

この動きは、Intelがかつての技術的優位性を失いつつあることを示唆しており、投資家や消費者の信頼にも影響を与える可能性があります。しかし、一方で、持続可能性の観点から見れば、既存の製造設備を最大限活用し、電子廃棄物の削減に貢献するという側面も評価できます。Intelが今後、どのような戦略で市場を巻き返していくのか、次世代のArrow LakeやLunar Lakeの登場に期待が集まります。

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