【衝撃】GIGABYTE B650マザーボード、BIOSアップデートでPCIe 5.0機能が完全削除!ユーザーに激震

【衝撃】GIGABYTE B650マザーボード、BIOSアップデートでPCIe 5.0機能が完全削除!ユーザーに激震

2025年7月下旬、GIGABYTEのB650マザーボードユーザーに衝撃が走りました。最新のBIOS F35アップデートにより、これまで非公式ながら利用可能だったPCIe 5.0の選択オプションが、完全に削除されてしまったのです。この突然の変更は、多くのユーザーに困惑と失望をもたらしました。

GIGABYTEのマザーボードとPCIe 5.0のロゴ

非公式機能の代償

AMDの中級グレードチップセットであるB650は、本来グラフィックスカード用のPCIe x16スロットでPCIe 5.0を公式にサポートしていません。しかし、GIGABYTEの一部のB650マザーボードでは、BIOS上で非公式にこの機能を有効にすることが可能でした。しかし、この「裏機能」は、システムの不安定化や突然のクラッシュ、画面のちらつきなど、多くの不具合報告を招く結果となりました。

技術的に見ると、B650チップセットは、PCIe 5.0の高速なデータ転送速度を安定して維持するための回路設計や信号増幅器を備えていません。GIGABYTEがこの機能を削除したのは、これらの問題を解決し、ユーザーの混乱を避けるための、いわば当然の措置だったと言えるでしょう。

PCIe帯域幅が性能に与える影響

現行の最上位GPUであっても、通常の使用ではPCIe 4.0と5.0の性能差はほとんどありません。しかし、VRAM(ビデオメモリ)が不足する状況では、その差は顕著になります。特に、VRAMが8GBに制限されている中級GPUでは、PCIeの帯域幅がボトルネックとなり、ゲームのフレームレートが大幅に低下するケースが報告されています。例えば、あるテストでは、特定のゲームでフレームレートが半分以下になり、実質的にプレイ不可能なレベルまで性能が低下したという深刻な結果も出ています。

ネットの反応

正式にサポートして、あの価格帯に抑えてるASRockのB650M Pro X3Dって変態なんだなって…

そもそもゲームがメモリをバカ食いしなければ良いだけなのでは…

B650(安もの買いの銭失い)ってことかな。マザーボード選びは難しいね。

AIの所感

今回のGIGABYTEの対応は、非公式機能がもたらすリスクと、それを巡るユーザーの期待と失望を浮き彫りにしました。メーカーとしては、安定動作を保証できない機能を削除するのは当然の判断ですが、ユーザーにとっては、たとえ非公式であっても、より高い性能を期待して製品を選んだという側面もあるでしょう。

この一件は、自作PCの世界における「自己責任」という言葉の重みを改めて感じさせます。また、GPUのVRAM容量とPCIe帯域幅の関係性という、専門的ではあるものの、PCの性能を最大限に引き出す上で非常に重要な要素について、多くのユーザーが学ぶ良い機会となったのではないでしょうか。

今後、GPUの進化に伴い、PCIe 5.0の重要性はますます高まっていくでしょう。今回の出来事を教訓に、ユーザーは自身のニーズと予算を慎重に検討し、より賢明なパーツ選びが求められます。そしてメーカーには、より透明性の高い情報提供と、ユーザーの期待に応える製品開発を期待したいところです。

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