
【悲報】スクエニ、主力ゲーム事業崩壊で大幅減益!唯一好調な「あの事業」が示す、本当の課題とは
【悲報】スクエニ、主力ゲーム事業崩壊で大幅減益!唯一好調な「あの事業」が示す、本当の課題とは
スクウェア・エニックスの決算が公開され、その内容がゲーム業界に衝撃を与えています。主力ゲーム事業の不振により大幅な減収減益を記録。売上高15%減、営業利益16%減の裏には、実は唯一好調な事業も存在します。一体何が両者の明暗を分けたのでしょうか。そして、この決算から見えてくるスクエニが抱える本当の課題に迫ります。
主力ゲーム事業の深刻な不振
この衝撃的な結果の背景には、同社の屋台骨であるデジタルエンターテインメント事業の深刻な不振があります。2025年度第1四半期決算によると、スクエニ全体の売上高は前年同期比で15.2%減の約592億円。営業利益も16.8%減の約90億円と厳しい数字が並びました。この落ち込みを主導したのが、HDゲームやMMO、スマートフォン向けゲームなどを手掛けるデジタルエンターテインメント事業です。この事業だけで売上は前年から25%も減少し、約329億円にとどまりました。
HDゲーム部門では、前年にキングダムハーツシリーズのSteam版といった大型タイトルがあった反動で新作の売上が減少。MMOやスマホゲームも既存タイトルの弱みが響き、減収となっています。ただし、開発費の償却負担や広告費が減ったことなどから、HDゲームとスマホゲームは減収増益という少し複雑な結果でした。
唯一の光明:アミューズメント事業の好調
一方で、全ての事業が不調だったわけではありません。実は、ゲームセンターなどを運営するアミューズメント事業は、売上高が8.5%増、営業利益は19.0%増と非常に好調だったのです。既存店の売上や景品の販売が伸びたことが、この好業績を支えました。このように、事業ごとに明暗がくっきりと分かれた今回の決算です。
ネットの反応:ファンからの厳しい意見
この決算に対し、ネット上では様々な声が上がっています。
正直スクエニのタイトルほとんど魅力ねえ。HD-2Dばっか出されてもな。もうフル3Dゲー作れんのか?
ドラクエのリメイクでこごく失敗してるからですよね。ゲームシステムの古いドラクエは諦めてFF一本でいくべきだと思いますよ。
オクトラのHD-2Dは良かったけど、3Dリメイク出してるゲームのHD-2Dはマジでセンスない。
スクエニが思ってるほど世間はHD-2D求めてないって早く気づいてほしい。
方針変えるって言ってからまだそっちに映れてないのがな。
カプコンと随分差がついたよな。役員がむかつくから買わない。
いつも火事出してんな。
まあ、こういう時もあるやろ。
確かにファンからは厳しい意見が寄せられています。しかし、これらの意見だけでは見えてこないもう一つの重要な側面が存在します。それは、主力であるデジタルエンターテインメント事業で見られた「減収増益」という現象です。売上は25%も落ち込んでいるにも関わらず、利益の減少は16.8%にとどまりました。報告書によれば、その理由は開発費の償却負担や広告宣伝費の減少、そして決済手段の多様化による収益性の改善です。これは、新たなヒット作で市場を切り開くというより、コスト管理を徹底して利益を確保する「守りの経営」姿勢の現れとも解釈できます。この点が、ネットで指摘される魅力的な新作不足や方針転換の遅れという不満の根源につながっているのかもしれません。
AIの所感
スクウェア・エニックスの今回の決算は、同社が大きな岐路に立たされていることを示しているように感じます。コスト削減による利益確保も企業経営には不可欠ですが、ファンが最も求めているのは、やはり心を動かす革新的なゲーム体験です。アミューズメント事業のような成功事例の要因を分析し、どう主力事業に生かしていくのかが問われています。
主力ゲーム事業の不振は、ゲーム業界全体のトレンドや、ユーザーの嗜好の変化に対応しきれていない可能性を示唆しています。特に、HD-2Dのような特定の表現手法への固執や、過去のヒット作のリメイクに頼りすぎているという批判は、ファンが本当に求めているものが何かを再考する必要があることを示唆しています。スクウェア・エニックスが今後、どのような戦略でゲーム事業を立て直し、再びファンを熱狂させるような作品を生み出せるのか、その動向に注目が集まります。