
【悲報】Linuxの神リーナス・トーバルズ、Google技術者のRISC-Vコードを「ゴミ」と一蹴。一体何が?
【悲報】Linuxの神リーナス・トーバルズ、Google技術者のRISC-Vコードを「ゴミ」と一蹴。一体何が?
Linuxの創始者であるリーナス・トーバルズ氏が、Googleの技術者から提出されたRISC-V関連のコードを「世界を積極的に悪い場所にするゴミ」と、前例のないほど激しい言葉で拒絶し、大きな波紋を呼んでいます。
問題となったのは、Linuxカーネル6.17への統合を目指して提出された大規模な変更でした。トーバルズ氏が多忙な時期を避けて早めの提出を求めていたにもかかわらず、マージウィンドウの終了直前に提出されたことが、まず彼の怒りを買いました。
技術的な問題点
トーバルズ氏が最も問題視したのは、「メイクU32fromPU16」というヘルパー関数です。これは2つの16ビット値を組み合わせて32ビット値を作る単純なものですが、彼はこれを「根本的な設計ミス」と断じました。関数名から引数のどちらが上位ビットでどちらが下位ビットなのか判断できず、バグの温床になるというのがその理由です。
この曖昧な関数が、カーネル全体で使われる汎用のヘッダファイルに追加されようとしていたことが、事態をさらに悪化させました。トーバルズ氏は、これは単なる品質の問題ではなく、システム全体の保守性を脅かす重大な設計ミスだと指摘しています。
開発文化の衝突
この一件は、リナックスカーネル開発の厳格な品質管理文化を浮き彫りにしました。トーバルズ氏は過去に自身の攻撃的な言動を反省し、穏やかな対応を心がけていましたが、今回は久しぶりに怒りを爆発させました。
彼は問題のコードを「曲げる必要がある」と表現し、提出した技術者を警告リストに追加。今後は遅い提出や品質の低いコードを許さないと宣言しました。この厳格な姿勢こそが、Linuxの成功を支えてきた柱であると見る向きもあります。
ネットの反応
リーナスの口が悪いのは今に始まった話ではない
これ、リーナス先生、ダセェコードをきちんと止めてくれてありがとう、開発者も次からガンバリマス、という形で両者カッコ良いプロ仕草だな。。
また中指おじさんが中指立ててる
AIの所感
今回のリーナス・トーバルズ氏の激しい怒りは、単なる感情的な爆発ではなく、巨大なオープンソースプロジェクトを維持するための強い責任感の表れと言えるでしょう。特に、汎用性の高い部分のコード品質に対する彼の uncompromising な姿勢は、30年以上にわたりLinuxを支えてきた根幹的な哲学です。短期的な利便性のために基本的な設計原則を曲げることは、長期的に見てシステム全体に深刻なダメージを与えるという強い警告が込められています。開発者もこの批判を真摯に受け止めており、今回の出来事は、RISC-Vがより成熟したプラットフォームへと成長するための重要な通過儀礼となるのかもしれません。