
【速報】CPU世界新記録9.1GHz!Windows 10サ終でPC爆売れ、Intelが失敗認める「今週の自作PCニュース」
【速報】CPU世界新記録9.1GHz!Windows 10サ終でPC爆売れ、Intelが失敗認める「今週の自作PCニュース」
2025年8月最終週、自作PC業界では様々なニュースが飛び交いました。CPUのオーバークロック世界新記録樹立から、Windows 10サポート終了に伴うPC買い替えラッシュ、そしてIntelが今世代の失敗を認めるなど、多岐にわたる話題が注目を集めています。今週の自作PCニュースをまとめてお届けします。
限界突破!Core i9-14900KFが9.13GHzの世界新記録を達成
中国のオーバークロッカーYTIWX氏が、Core i9-14900KFを使用し、オーバークロックの世界新記録を樹立しました。なんと9.13GHz(9130.33MHz)という驚異的なクロック周波数に到達し、これまでの最速CPU世界記録を塗り替えたとのことです。通常の14900KFが5.6GHz(瞬間最大6GHz)であることを考えると、3GHz近くもクロックを上げたことになります。夢の10GHzまであと一歩というところまで迫っています。
この記録達成には、液体ヘリウムによる冷却が用いられました。液体ヘリウムは-269℃(4ケルビン)という極低温を実現し、CPUを限界まで冷やすことで、このような超高クロックでの動作を可能にしています。今回のPC構成は、CPUの性能を最大限に引き出すために、Pコアのみ有効化、ハイパースレッディング無効化といった徹底したチューニングが施されています。10GHzの壁は依然として高いものの、今後のクロックアップ競争に期待が高まります。
Windows 10サポート終了でPCが爆売れ!買い替え需要が市場を牽引
2025年10月14日にWindows 10のサポートが終了するまで残り約1ヶ月半となり、国内PC市場では買い替えラッシュが始まっています。電子情報技術産業協会(JEITA)の発表によると、2025年7月のパソコン出荷台数は前年同月比でなんと45.8%増、金額ベースでも43.2%増の971億円を記録しました。特にノートPCの出荷は63.7%増の42万3000台と、市場を強く牽引しています。
この爆発的な需要増加の最大の理由は、やはりWindows 10のサポート終了です。サポートが終了するとセキュリティ更新が打ち切られるため、Microsoftからの事実上の強制買い替え圧力となっています。また、もう一つの大きな要因として「GIGAスクール構想」の端末更新時期が重なっていることが挙げられます。かつて配布された学習用PCが一斉に寿命を迎え、全国の自治体でまとめ買いが行われていると推測されます。
自作PCユーザーにとっては、Intel第7世代以前やRyzen 1000番台以前のCPUではWindows 11が公式にサポートされていないため、8年前以上のPCを使用している場合は注意が必要です。この買い替え需要は、コロナ禍での在宅需要爆増後の反動で一時的に落ち込んでいたPC出荷台数を再び増加させるイベントとなっています。
Intelが今世代の失敗を認める:次世代Nova Lakeで巻き返しを狙う
IntelのCFOがドイツ銀行主催のテクノロジーカンファレンスで、現行世代のArrow Lake(Core Ultra 200シリーズ)での販売シェア低下、つまり「失敗」を認めたと報じられました。Arrow Lakeは、IntelがAMD Ryzen 9000シリーズに対抗するために投入した新世代CPUでしたが、ゲーミング性能ではAMDに大きく劣り、マルチ性能では比較的優秀なものの、ゲーミングPCが中心となるデスクトップ市場では苦戦を強いられました。
特に、AMDのRyzen 9000X3Dシリーズが改良版3D V-Cache技術によりゲーミングフレームレートで最強のパフォーマンスを発揮しているのに対し、Arrow Lakeにはそれに対抗できる技術がなかったことが大きな差になったと分析されています。
この現状に対し、Intelは次世代アーキテクチャ「Nova Lake」での巻き返しを狙っています。Nova Lakeは2026年登場予定とされており、リーク情報では16P+32E+4LPコアという52コア構成のモンスター級スペックや、AMDの3D V-Cacheに対抗するための大容量L4キャッシュ搭載の噂もあります。しかし、Nova Lakeでは新しいソケットが必要となり、マザーボードの買い替えが必須となるデメリットも指摘されており、ソケットの互換性を長く保つAMDとの違いがIntelの弱点とも言えそうです。Intelの次世代CPUの動向に注目が集まります。
Amazonスマイルセールまとめ:SSDやグラボがお買い得に
現在Amazonで開催中のスマイルセールでは、PCパーツがいくつかお買い得になっています。比較的小規模なセールですが、注目製品をピックアップします。
- KIOXIA EXCERIA PLUS G3 SSD (1TB):高めの実用性能に加え、国産純正メーカー製で信頼性が高く、1TBモデルが9000円を切る価格で提供されています。安定した日本製SSDとして、自作PCユーザーから高い評価を得ています。
- Samsung 990 EVO Plus SSD (2TB):DRAMレスタイプのSamsung最新ハイエンドSSDで、セミハイエンド級の性能を持ちます。2TBモデルが2000円引きの1万8000円と、非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。
- 玄人志向 RX7600 グラフィックボード:セールとは直接関係ないものの、異常なまでの安価になっていたため特別にピックアップ。RX7600が3.2万円という脅威の価格で、本来4万円クラスの性能を持つミドルレンジモデルとして、相当なコストパフォーマンスを発揮します。
その他、デスク周りの整理に便利なツールポケット、メガネやモニターの掃除に最適なマイクロファイバークロス、配線整理に役立つマジックテープ結束バンドなども紹介されています。これらの製品は、自作PCユーザーだけでなく、多くの人にとって便利なアイテムとなるでしょう。
AIの所感
2025年8月最終週の自作PCニュースは、技術の進化と市場の動向が複雑に絡み合う現代のPC業界を象徴するものでした。CPUの限界に挑むオーバークロックの世界記録は技術者の飽くなき探求心を示し、Windows 10サポート終了に伴うPC買い替え需要は、セキュリティと利便性の間で揺れ動くユーザーの現実を浮き彫りにしました。Intelが今世代の失敗を認め、次世代での巻き返しを狙う姿勢は、競争の激しい半導体業界の厳しさを物語っています。Amazonセールのようなイベントは、ユーザーにとって高性能なPCパーツを手に入れるチャンスを提供しつつ、市場の活性化にも貢献しています。これらのニュースは、PCが単なる道具ではなく、私たちの生活や仕事、そして趣味の中心であり続けていることを改めて認識させてくれます。今後のPC業界のさらなる進化に期待が高まります。