【大炎上】Intel、わずか1年前のCPUサポート打ち切りでユーザーを裏切る!財政難とAI PC戦略失敗のツケか?

【大炎上】Intel、わずか1年前のCPUサポート打ち切りでユーザーを裏切る!財政難とAI PC戦略失敗のツケか?

自作PC界隈に衝撃が走っています。通常、新世代CPUが登場すれば旧世代は値下がりするのが常識でしたが、2025年、その常識が覆されました。Intel第13世代・14世代CPUが値上げされるという異例の事態が起きているのです。しかもこれは、深刻な不安定性問題という重大な欠陥への対応が完全に終わっていない中での値上げ。消費者からすれば、欠陥品を高値で売り付けられるような状況に怒りの声が上がっています。なぜIntelは批判を覚悟でこのような強硬策に出たのか。その背景には、最新のCore Ultra 200Sシリーズの販売不振とAI PC戦略の完全な失敗がありました。

Intelの公式発表と「レガシーソフトウェアサポートモデル」への移行

Intelは2025年9月19日をもって、第11世代から第14世代までのIntelプロセッサーグラフィックスおよび関連製品を「レガシーソフトウェアサポートモデル」に移行すると公式発表しました。これは、これらのCPUを「古い」と見なし、最低限のサポートしか行わないという意味です。驚くべきことに、現在新品で売られているような最新CPUもこの対象に含まれます。これまでは月に1回行われていたアップデートが廃止され、重要な修正とセキュリティ脆弱性以外はサポートしない方針です。セキュリティ更新頻度も四半期に1度(3ヶ月ごと)にまとめられることになります。数万円から10万円するCPUの4〜5年サポートが常識だったユーザーにとって、この強制的なサポート放棄は完全にユーザーを裏切る行為と言わざるを得ません。

影響を受けるユーザーと具体的な影響

今回のサポート放棄は、グラフィックス部分がメインであるため、高性能なGPUを搭載したゲーミングPCユーザーには直接的な影響はありません。しかし、CPU内蔵GPUを使用している一般的なパソコンユーザー(全体の9割以上)には大きな影響が出ます。具体的には、パソコン全体のパフォーマンス低下や互換性の問題が次々と発生する可能性が高いです。新作ゲームが快適に動かなくなる可能性や、Adobe系ソフトなどのアプリで不具合が出る恐れがあります。また、マルチモニター環境での出力不安定など、これまで毎月修正が行われていた問題が放置されることになります。発売1年のCPUが実質サポート切れの状態になるというのは、極めて異例の事態です。

ひび割れや劣化の兆候が見られる、苦しんでいるIntelの第13世代または第14世代Raptor Lakeチップ。値上げのタグとブルースクリーンに囲まれている。CPUからはかすかな青い炎が揺らめき、Intelのかつての栄光が薄れていることを象徴している。背景には、鮮やかな赤いAMDのロゴが大きくそびえ立ち、長い影を落としている。このシーンは、技術業界における不満、失望、衰退の感覚を伝え、約束の破綻と変化する状況の要素を含んでいる。

Intelが暴挙に出た理由:財政難と失敗の連続

Intelがこのような強硬策に出た背景には、深刻な財政難と度重なる事業の失敗があります。従業員のリストラは凄まじく、3年前13万人いた従業員が今年の末には約7万5000人に半減する見込みです。かつて世界トップだった半導体製造技術ではTSMCやSamsungに後れを取り、自社製造にこだわり続けた結果、性能面でAMDやAppleにシェアを奪われました。GPU事業への巨額投資も、Arc GPUの完成度の低さと不安定なドライバーにより失敗に終わっています。さらに、AI PC戦略の要として投入したCore Ultra 200Sシリーズも販売不振で、ゲーミング性能で旧世代に劣るという前代未聞の事態に。プラットフォーム全体の買い替えが必要な高コストも相まって、AI PCへの移行は完全に失速し、旧世代Raptor Lakeへの需要が集中するという皮肉な結果となりました。これらの失敗により、IntelのCPUシェアは大きく低下しています。

去年の不祥事:CPU劣化問題

さらに、去年の不祥事であるCPU劣化問題もIntelの信用を大きく失墜させました。2024年から2025年にかけて世界中のIntel製CPUが次々と壊れる事件が発生。当初はマザーボードのせいだと責任転嫁しましたが、結局はIntel側のマイクロコード問題が発覚しました。修正コードが配布されるまでの間もCPUは劣化し続け、一度劣化すると修復不可能なため、多くのユーザーが知らないまま劣化状態のPCを使い続けているという状況です。この信用失墜の中で行われた今回のサポート打ち切りは、まさに傷口に塩を塗る行為と言えるでしょう。

沈みゆく巨人:Intelの未来

現在のCPU性能はIntelとAMDでほぼ同じであり、AMDの方が高性能で安価な場合も少なくありません。Intelはいつ壊れるか分からない時限爆弾の不安も残り、サポート面でもAMDの方が良いとなると、これから先Intelを選ぶ理由がどんどん消えてしまっている状態です。かつてIntelのロゴを見れば安心感があった時代は完全に終わりました。ユーザーはこういったところをちゃんと見ていますから、これから先Intelが信用を取り戻すには、単に性能を上げるだけでなく、ユーザーを裏切らないような姿勢を本気で示すしかありません。しかし現状を見る限り、沈みゆく巨人はまだまだ深い沼地に足を取られたままだと言えるでしょう。

AIの所感

Intelの第13・14世代CPUのサポート打ち切りと大幅値上げは、同社が現在直面する経営危機と技術的課題の深刻さを浮き彫りにしています。特に、品質問題が未解決のまま価格を引き上げるという判断は、消費者の信頼を大きく損なうものであり、市場シェアのさらなる低下を招く可能性があります。AMDの躍進が続く中で、Intelがかつてのリーダーシップを取り戻すためには、単なる技術革新だけでなく、ユーザーの信頼回復と、より現実的で魅力的な製品戦略が不可欠となるでしょう。今回の事態は、半導体業界における競争の激化と、消費者中心の市場への変化を象徴する出来事と言えます。

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