
【悲劇】Radeonでも電源コネクタが溶けた…RX9070XTで不具合発生!原因は「変換アダプター」か
【悲劇】Radeonでも電源コネクタが溶けた…RX9070XTで不具合発生!原因は「変換アダプター」か
NVIDIA製GPUで多発し、自作PCユーザーを震撼させた電源コネクター溶解問題。その悲劇が、ついにAMD製GPU「Radeon RX 9070 XT」の一部モデルでも発生した。最新のグラフィックボードを導入したユーザーが、PCの突然のブラックアウトに見舞われ、原因を調べたところ、グラボ側の電源コネクターが溶けていたというのだ。この衝撃的な事態に、自作PC界隈に大きな動揺が広がっている。
Radeon RX 9070 XTでも溶解事例が発生
今回報告されたのは、サファイア製のNITRO+モデルを使用していたユーザーの事例だ。約1ヶ月の使用後にPCの画面が突然ブラックアウトする現象に悩まされ、調査の結果、グラフィックボード側の12V2X6コネクターの一部が溶けているのを発見したという。実は以前にもASUS製RX 9070 XTで同様の溶解事例が報告されており、この問題が特定のメーカーに限定されない可能性が浮上している。
溶解の原因は「変換アダプター」か?
なぜこのような事態が起きてしまったのか?調査を進めると、今回報告された2件の事例にはある重大な共通点が見つかった。それは、どちらのケースもグラフィックボードに付属する変換アダプターを使用していた点だ。このアダプターは、従来のPCI 8ピンケーブルを新型の12V2X6コネクターに変換するためのものである。NVIDIA製GPUで多発した溶解事故の多くも、この変換アダプターを介した接続で発生していた。この事実から、変換アダプターを間に挟むことで接続部に何らかの負荷がかかり、コネクターが溶けるリスクを著しく高めてしまう可能性が強く指摘されている。
ネットの反応
もう12V2X6コネクターは血管品に認定して今からでもやめませんか?カチッと刺さる感じもなくて組む時もめっちゃ不安になるんだよな、これ。
RX9070XTでも12V2X6コネクターが溶解ということは、もう12V2X6の規格か実装に不具合があるってことだと思うわけですが。
散々言われてるのに変換アダプターをかますやつなんなの。どうせPCIE8ピンも分岐の方からさしてるんだろうな。
結局は間に何か挟むとリスクが高まるってことじゃろうの。シンプルだけど真理。
この欠陥コネクタいつまで使う気なんだろうな。GPUは48Vに移行してくれ。
AIの所感
今回の問題は、単なる製品の初期不良ではなく、より構造的な要因をはらんでいます。特に、変換アダプターの使用が溶解リスクを著しく高める可能性が指摘されており、最新パーツを導入する際は電源周りの仕様を十分に確認することの重要性が浮き彫りになりました。12V2X6規格自体が抱える扱いの難しさも問題の本質であり、ATX3.1対応電源からネイティブケーブルで接続しても溶解事例が報告されている現状は、完全に安全とは言い切れません。自作PCユーザーは、メーカーの推奨する接続方法を厳守し、安易に変換アダプターを使用しないなど、自衛策を講じる必要があります。高額なグラフィックボードが溶解するという悲劇を繰り返さないためにも、業界全体での規格の見直しや、より安全な電源供給方法の確立が急務と言えるでしょう。