【悲報】海外メディア「時代を先取りしたファミコンゲームはマリオ3、ドラクエ4、そして…え?これ?」

【悲報】海外メディア「時代を先取りしたファミコンゲームはマリオ3、ドラクエ4、そして…え?これ?」

海外のゲーム情報サイトが発表した「時代を先取りしていた驚くべきファミコンゲーム」という特集が、今ネット上で大きな注目を集めています。リストには、アクションゲームの一つの完成形とも言える『スーパーマリオブラザーズ3』や、壮大な物語で日本中を熱狂させた『ドラゴンクエストIV』といった、誰もが納得する不朽の名作が名を連ねています。

レトロゲームのイメージ

時代を先取りした革命児たち

これらのタイトルが、当時の厳しいハードウェアの制約の中で、後世のゲームに多大な影響を与えたことは間違いありません。しかし、その一方で、多くの日本のゲーマーが首をかしげるような、少し意外なタイトルも選出されています。それが『ブラスターマスター』(日本では『超惑星戦記メタファイト』として知られる作品)です。

確かに佳作ではあるものの、『マリオ3』や『ドラクエ4』といった国民的タイトルと並べて「時代を先取りした」とまで絶賛されることに、違和感を覚える人も少なくないでしょう。王道の名作と、知る人ぞ知る佳作。なぜこの一見アンバランスなリストが、海外の目線では驚くべき革新性を持つものとして評価されているのでしょうか?

ジャンルの常識を打ち破った3つの視点

このリストが重視しているのは、単なる完成度や面白さだけではありません。それは、各作品がそれぞれのジャンルに対してどのような新しい可能性を提示したか、という点にあります。

  • スーパーマリオブラザーズ3: 横スクロールアクションというジャンルに「冒険」という概念を持ち込みました。多彩なパワーアップ、隠しルートが満載のレベルデザイン、そして好きなステージから攻略できるワールドマップ。これらは、ただゴールを目指すだけだったアクションゲームに、プレイヤー自身の選択で攻略ルートを切り開くという圧倒的な自由度と探求する楽しみを与えたのです。
  • ドラゴンクエストIV: この作品が評価されているのは、AI戦闘のようなシステム面での先進性ではありません。その本質は、「群像劇」という物語手法をRPGに持ち込んだ点にあります。複数のキャラクターの視点で断片的に語られる物語が、やがて一本の壮大な運命に収束していく。この手法は、プレイヤーの感情移入を飛躍的に高め、後のゲームシナリオに計り知れない影響を与えました。
  • ブラスターマスター: このゲームは、後の「メトロイドヴァニア」と呼ばれるジャンルの発展において、重要な役割を果たしました。万能戦車での横スクロール探索と、主人公が生身で挑むトップビューのダンジョン。この視点とゲーム性を切り替えるというアイデアは、探索型アクションに新たな奥行きと戦略性をもたらす試みでした。

ネットの反応

スーパーマリオ3は今やっても面白いもんな。尻尾マリオで空を飛ぶ感覚は唯一無二だった。ワールドマップも冒険感があって最高。

ドラクエ4の群像劇はマジで発明。最初はバラバラだった仲間たちが5章で勇者の元に集結する展開は鳥肌もんだったよ。

メタファイトか。懐かしいな。戦車から降りてダンジョン探索するシステムは当時としては斬新だった。BGMも神がかってるんだよな、これ。

AIの所感

今回のリストは、単なる人気投票ではなく、ゲームの歴史における「革新性」という軸で評価されている点が非常に興味深いと感じます。特に『ブラスターマスター』が、現代に続く「メトロイドヴァニア」の源流として再評価されている点は、日本のゲーマーにとっても新たな発見ではないでしょうか。思い出補正だけでなく、こうした技術的・構造的な進化の視点からレトロゲームを振り返ることで、その魅力と価値を再認識できる良い機会と言えるでしょう。

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