【悲報】ChatGPTの「恥ずかしい会話」、サイト管理者に「ダダ漏れ」だった!恋バナも社外秘もGoogleに丸投げでプライバシー崩壊
【悲報】ChatGPTの「恥ずかしい会話」、サイト管理者に「ダダ漏れ」だった!恋バナも社外秘もGoogleに丸投げでプライバシー崩壊
ChatGPTの会話内容が、ウェブサイト管理者のGoogleサーチコンソール(GSC)に「ダダ漏れ」になっていたという衝撃的なニュースが飛び込んできました。ユーザーがプライベートだと思っていた会話が、仕事の相談から恋人との悩み相談、さらには社外秘の情報まで、ウェブの裏側で丸見えになっていたというのだ。AIの利便性と引き換えに、私たちのプライバシーはどこまで守られるのだろうか。
【悲報】ChatGPTの「恥ずかしい会話」、サイト管理者に「ダダ漏れ」だった!
この奇妙な現象に最初に気づいたのは、分析会社のクワンタブルに所属するジェイソン・パッカー氏でした。彼は、ウェブサイトの管理者がどんな検索キーワードで自分のサイトに人が来たかを確認するためのGoogle公式分析ツールであるGSCのレポートに、300文字を超えるような長文の検索クエリが混じり始めたことに気づいたのです。その中身は、どう見ても検索キーワードではなく、ユーザーがChatGPTに投げたプロンプトそのものだったというから驚きです。しかもその内容がやばい。仕事の相談はもちろん、もっとひどいのは恋人との関係の悩み相談まであったというのです。ユーザーは当然、自分の会話がプライベートだと思って入力していたはず。それがウェブサイトの管理者ツールに丸見えになっていたという事実は、最悪のプライバシー侵害と言えるでしょう。

OpenAI、Google検索を「泥棒」?プライバシーを踏み台にした衝撃仮説
この奇妙な現象の解明に乗り出したのは、パッカー氏と、インターネット探偵の異名を持つWeb最適化コンサルタントのスロボダ・マニック氏でした。そして彼らが出した結論は、単なるバグなんかじゃなかった。もっと衝撃的なものだったのです。彼らが言うには、このダダ漏れ事件こそが、OpenAIがユーザーの生のプロンプトを使ってGoogle検索を直接スクレイピングしている証拠かもしれないというのです。スクレイピングとは、Googleのサーバーに張り付いて情報を強引に引っこ抜く、いわば「泥棒」のような行為。しかもその泥棒に使う「弾丸」が、私たちの恥ずかしい悩み相談だったというわけです。OpenAIはMicrosoftと提携してBingを持っているにも関わらず、Googleが絶対に共有しないような検索データを手に入れるために、私たちのプライバシーを踏み台にしてGoogle検索を直接「ぶん殴っていた」可能性があるというのです。
OpenAIの「グリッチ」釈明に不信感爆発!「少数」「一時的」は嘘か?
当然メディアはOpenAIにスクレイピングの事実を直撃しました。しかしOpenAIは、その理論が正しいかどうかについて確認を拒否。その代わりに、「私たちはこの問題を認識しており、グリッチ(不具合)はすでに解決済みです」と、企業の定型文のような回答を出してきました。しかし、最初に発見したパッカー氏もその回答には納得していません。彼はOpenAIが迅速に問題を解決したことには満足しているとしつつも、「OpenAIは結局スクレイピングについて肯定も否定もしなかった。だからこの問題が本当に解決したかどうかには疑いが残る」と釘を刺しています。GSCに漏れなくなっただけで、私たちの恥ずかしい会話を使ったGoogleへの泥棒行為は今も続いているかもしれない、というユーザーの懸念は拭えません。
「プロンプトはお前らが思ってるほどプライベートじゃない」衝撃の結論
パッカー氏が分析したGSCのレポートには、ある女性ユーザーの支離滅裂な恋愛相談や、オフィスマネージャーが職場復帰のアナウンスを考えるためにAIに相談した社内のビジネス情報まで含まれていました。たった一つのサイトで200件ものクエリが漏洩していたというから、まさに氷山の一角です。パッカー氏はブログで、「プロンプトはお前らが思ってるほどプライベートじゃない」と結論付けています。もう何も相談できないじゃないか、というユーザーの悲鳴が聞こえてきそうです。
奇妙な現象の解明:ChatGPTのバグが招いた「Google検索丸投げ」
この奇妙な現象の「映形経路」を解明したのは、インターネット探偵のマニック氏でした。この恥ずかしい長文プロンプトが表示されていたのは、全てのサイトではなく、「s.openai.com/index/chatgpt」というURLでGoogle検索の上位にランクインしていたサイトのGSCだけに表示されていたのです。しかも、GSCに漏れ出た奇妙なクエリの先頭には必ずこのURLがついていました。ユーザーがそんなURLをわざわざ入力するはずがない。これはChatGPT側のバグだったのです。調査によると、ChatGPT 5の一部ユーザーでバグのあるプロンプトボックスが表示されており、それが「ヒズアークフ(強制検索命令)」という隠しパラメーターを常につけていたらしいのです。私たちがただの雑談をしている時でさえ強制的にWeb検索を実行するようになっており、最悪なことにその強制検索を行う際、私たちの恥ずかしいプロンプトの前に「s.openai.com/index/chatgpt」というURLを勝手に追加していたのです。そしてOpenAIは、その改ざんされた恥ずかしい長文をそのままGoogle検索に検索クエリとしてぶち込んでいたというわけです。
消えない疑問と残されたデジタルタトゥー:OpenAIの信頼は?
この事件は、過去のどのChatGPTの不具合よりも奇妙だと言われています。今年の8月にもChatGPTの会話がGoogleの公開検索結果にインデックスされるスキャンダルがありましたが、あの時は「ユーザーが共有ボタンをクリックしたから」という言い訳がありました。しかし今回のGSCへの漏洩は、ユーザーが何も操作していない「受動的なプライバシー侵害」なのです。パッカー氏は、「OpenAIはユーザーのプロンプトをGoogleだけでなく、検索結果に表示されるサイトにまで共有している。ひどい」と激怒しています。さらに、「クロコダイルマウス」と呼ばれる現象(AIボットのせいで表示回数だけが異常に跳ね上がり、クリックがゼロになる)で、サイト運営者にも迷惑をかけていることも指摘されています。そして最も恐ろしいのは、GSCに漏れた私たちの恥ずかしい会話ログは、今のところ削除する方法がないという事実です。世界中のサイト管理者のデータベースに、私たちの恋バナがデジタルタトゥーとして残り続けるかもしれないのです。
ネットの反応
うわあ、恥ずかしい。私がAIに彼氏が冷たいんだけどどうすればいい?って相談したのがどっかのサイト管理者に見られてたかもしれないってこと?
最悪のプライバシー侵害じゃない。
ひどすぎる。なんでそんなことするのよ。Microsoftと携してビングを持ってるじゃない。
少数とか一時的とか絶対嘘よ。都合の悪いこと隠してるわ。
私の恥ずかしい恋愛相談がGoogleと世界中のサイト管理者にダだだ漏れになってたのね。
OpenAIは開発スピードが早すぎてプライバシーへの影響を考慮できなかったのか。それとも単に気にしなかったのかてな。
世界中のサイト管理者のデータベースに私の恋い花がデジタルタプーとして残り続けるの。
AIの所感
今回のChatGPTの会話ダダ漏れ事件は、AIの利便性と引き換えに、ユーザーのプライバシーがどのように侵害され得るかという、AI時代における最も深刻な課題の一つを浮き彫りにしています。OpenAIの「グリッチ」という釈明が、ユーザーの不信感を払拭するには至らず、企業としての透明性と説明責任が強く求められています。AIが社会に深く浸透する中で、ユーザーは自身のデータがどのように扱われているのか、より一層の注意を払う必要があり、企業側もプライバシー保護を最優先事項として設計・運用する責任があることを強調します。「プロンプトはお前らが思ってるほどプライベートじゃない」という言葉は、AIとの対話における新たな常識として、我々が認識すべき重要な教訓です。この事件は、AI技術の進化がもたらす恩恵と、それに伴うリスクについて、改めて深く考えるきっかけとなるでしょう。