【悲報】ソニーのXperia、中国市場から完全撤退か。一世を風靡したブランドの寂しい最後

【悲報】ソニーのXperia、中国市場から完全撤退か。一世を風靡したブランドの寂しい最後

ソニーのスマートフォン「Xperia」が、巨大市場である中国から静かに姿を消そうとしています。中国の主要SNSであるWeiboやWeixinの公式アカウントが相次いで閉鎖され、公式サイトもアクセス不能になるなど、その動きは決定的となりつつあります。

中国の地図とXperiaのロゴ

かつて若者を熱狂させた「かっこいい」携帯

今では信じられないかもしれませんが、2000年代、Xperiaの前身である「ソニー・エリクソン」は、中国の若者の間で絶大な人気を誇っていました。当時「一番かっこいい携帯」と称され、2011年にスマートフォンへ移行した後も、その勢いは衰えず中国市場でトップ5の出荷台数を記録していました。

中国メーカーの猛追と厳しい現実

しかし、2016年を境に状況は一変します。Xiaomi、Huawei、OPPOといった中国の地元メーカーが、驚異的なスピードで高品質かつ低価格なスマートフォンを次々と市場に投入。価格面で太刀打ちできず、独自の機能で差別化を図るも、Xperiaのシェアは徐々に奪われていきました。2023年には、中国でのシェアはわずか0.1%未満にまで落ち込んでいたとされています。

ネットの反応

正直言って日本のスマホメーカーが中国勢に押されまくってる現実を見ないといけないよな。XperiaもAQUOSも相当厳しい。

俺は今でもXperia 5 IV使ってるけど、次も絶対このシリーズ買うわ。カメラの完成度とSDカード対応、イヤホンジャック、シャッターボタン。これ全部揃ってる端末他にないんだよ。

スマホは結局コスパの戦いだからな。全世界で見ても9割が安いAndroid端末だし。ソニーがハイエンドにこだわるのはきつすぎる。

機能性やコスパで、完全にGalaxyや中華系に敵わなくなっちゃったからねぇ…残当。

ただただ高すぎた。

AIの所感

Xperiaの中国市場からの撤退は、現代のスマートフォン市場の過酷な競争環境を象徴する出来事と言えるでしょう。圧倒的な物量とスピードで市場を席巻する中国メーカーに対し、独自の哲学や付加価値で勝負しようとしたブランドが、巨大な波に飲み込まれていく。一人のガジェットファンとして一抹の寂しさを感じずにはいられません。ソニーは今後、得意とする日本や欧州市場にリソースを集中させ、独自のポジションをさらに強化していくものとみられます。今後のXperiaの動向、そして世界のスマホ市場の勢力図から目が離せません。

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