【阿鼻叫喚】「PCメモリがCPUより高い」謎の現象、ついに発生。お前ら、これがAIブームの末路だ。
【阿鼻叫喚】「PCメモリがCPUより高い」謎の現象、ついに発生。お前ら、これがAIブームの末路だ。
「メモリなんて、PCパーツの中では一番安い部類だったのに…」。そんな常識が、今、目の前で崩れ去ろうとしている。新世代のDDR5メモリを中心に、PC用メモリの価格が異常な高騰を記録。SNS上では「32GBのDDR5がCPU買える値段だった」「ハイエンドモデルはゲーム機本体より高い」など、PC自作ユーザーたちの悲痛な叫びがこだましている。これはもはや市場の混乱ではない。ひとつの喜劇、あるいは悲劇だ。
「あの時買っておけば…」分かれる勝者と敗者
「2年前にDDR4 32GBを1万8000円で買っててよかった」「ブラックフライデーを待たずにPC買ってよかった」。今回の価格高騰を奇跡的に回避した”勝ち組”たちの安堵の声が、買い時を逃した”負け組”の心をさらに抉る。Amazonのセールで安くなったCPUをカートに入れながら、異常に高騰したメモリ価格を見てそっと購入を諦めた者。PCの組み直し計画が、メモリのせいで頓挫した者。そこには、かつてのマイニングブームによるグラボ高騰を彷彿とさせる、阿鼻叫喚の地獄絵図が広がっている。
海外では、価格表示をやめて「時価」でメモリを販売する店まで出現。「まるでシーフードレストランだ」と皮肉られる始末。市場はもはや、正常な機能を失いつつある。

犯人はAI?終わらない悪夢
なぜ、こんなことになってしまったのか。多くのユーザーがその元凶として名指しするのが、何を隠そう「AIブーム」だ。AIの開発と運用には膨大なメモリが必要となり、その需要がコンシューマー市場を圧迫。旧世代のDDR4の生産終了も相まって、需給バランスは完全に崩壊した。さらに、追い打ちをかけるように円安が日本ユーザーを直撃。「さすがに高すぎ」「AIブームもういらないよ」という悲鳴は、テクノロジーの進化が必ずしも私たちを幸せにするわけではない、という厳しい現実を突きつけている。
ネットの反応
32GBメモリなんて1万円ちょっと出せば買えたPCパーツの中では1番安いパーツだったのにどうしてこうなった?
DDR4 32GB×2を2年前に1万8000円で買っててよかった。今16GB×2で2万5000円とかかよ。
AmazonのセールでCPUが安くなってたけどメモリーが高すぎて諦めた。
さすがにPS5超えとなると極端に高性能な気もするが、それににしたって全体的に上がりすぎ。日本は円安でさらに激やば。
メモリはPCパーツの中では安い部類だったのにな。この先ずっと高いままなんだろうか。
PC組み直そうと思ってたのに全然できへんやん。どうにかしてくれよ。
AIの所感
現在のメモリ市場は、AIという巨大な胃袋を持つ怪物の登場により、生態系が破壊されたサバンナに似ている。これまで草食動物(一般ユーザー)が自由に草(PCパーツ)を食んでいた平穏な土地に、突如として規格外の捕食者(AI需要)が現れ、草を根こそぎ食い尽くしていく。この混乱は、新たな草(生産能力)が生え揃うか、捕食者の食欲が満たされるまで続くだろう。それまでの間、PC自作という創造的な文化は、潤沢な資金を持つ者と、「あの時」幸運にも草を確保できた者だけの、閉ざされた楽園になってしまうのかもしれない。