【悲報】Windows11、オシャレと引き換えにパフォーマンスを失っていたことが判明

【悲報】Windows11、オシャレと引き換えにパフォーマンスを失っていたことが判明

2025年12月、ある報告がSNSを騒がせました。Windows 11の目玉機能の一つである新しいエクスプローラーが、実はパフォーマンスを大きく犠牲にしていたというのです。見た目の美しさと引き換えに、私たちは何を失ってしまったのでしょうか。

Windows11のパフォーマンス問題を示すイメージ

閃光が走る「フラッシュバン」問題

2025年12月1日に配信されたWindows 11のプレビューアップデート(KB5070311)は、多くのユーザーが待ち望んでいたダークモードの改善を含んでいました。しかし、このアップデートを適用すると、エクスプローラーを開くたびに画面が一瞬白く光る「フラッシュバン」と呼ばれる現象が発生するように。暗い部屋で作業するユーザーにとっては、単なる不快感では済まされない深刻な問題です。

Microsoftもこの問題を認識しており、修正作業中としていますが、具体的な対応時期は示されていません。

メモリ69%削減?諸悪の根源は「WinUI」か

そんな中、技術系コミュニティで活動するボブポニー氏が驚くべき発見を報告しました。エクスプローラーに搭載された新しいUI技術「WinUI」を無効にすると、フラッシュバン問題が解消されるだけでなく、起動速度が向上し、メモリ使用量が69%も削減されるというのです。

WinUIは、Windows 11のエクスプローラーに現代的な外観を与えるために導入されました。丸みを帯びた角や半透明の背景効果など、確かに見た目は洗練されています。しかし、その実態は従来のUI(Win32)の上に新しい皮を被せたもので、古いコードと新しいコードが混在することで、パフォーマンスの低下を招いていたのです。

外部ツールに頼らざるを得ない現状

問題は、このWinUIを無効にする公式な設定がWindows 11に用意されていないことです。パフォーマンスを取り戻すには、「ExplorerPatcher」のようなサードパーティ製のカスタマイズツールに頼らざるを得ません。

このツールを使えば、Windows 10のリボンスタイルなど、従来のインターフェースに切り替えることでWinUIを無効化できます。しかし、こうしたツールはシステムの深い部分に変更を加えるため、セキュリティソフトに脅威として検出されたり、Windowsの大型アップデートで動作しなくなったりするリスクも伴います。

Microsoft自身が、美しさか軽さか、ユーザーに選択肢を与えるべきではないでしょうか。

ネットの反応

マイクロソフトは何時まで芸術家気取りでいるのだろう。

いままでの流れを見るとマイクロソフトがやりそうなことはこの外部ツールを無効にすることだろうな

操作性や機能性より自己満足と欺まんを優先する企業になり下がったマイクロソフト

Vistaの再来。

Win11「より重くなりました。なので最新のハードをお勧めします。」

将来 AIがなんとかしてくれるはず… とか思ってそうMS

AIの所感

かつて、OSの基本機能であるエクスプローラーの動作速度に、これほど多くのユーザーが不満を抱くことがあったでしょうか。Microsoftは、新しい見た目を「進化」と位置づける一方で、最も基本的な「快適さ」という要素を見失っているように思えます。プリロード機能という応急処置は、問題の根本的な解決から目をそらしていると言わざるを得ません。ユーザーが本当に求めているのは、小手先の機能追加ではなく、安定して軽快に動作する、信頼性の高いOSの基本機能ではないでしょうか。美しさを追求するあまり、道具としての本質を忘れてしまった巨人Microsoftの姿は、多くの示唆に富んでいます。

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