【悲報】Intel、まさかの”足踏み”? 新CPU「Core Ultra 7 270K+」がたった5%向上に留まり、ゲーマー悲鳴「これじゃない」

【悲報】Intel、まさかの”足踏み”? 新CPU「Core Ultra 7 270K+」がたった5%向上に留まり、ゲーマー悲鳴「これじゃない」

Intelの最新CPUの期待外れの性能進化が明らかになった。間もなく正式発表が予定されている「Meteor Lake Refresh」モデル、Core Ultra 200S+シリーズのうち、ハイエンドモデルCore Ultra 7 270K+のベンチマークがリーク情報として出回り始めた。その結果は、Intelファンに失望を誘うものとなっている。

Intelのロゴが表示された画面を見て落胆する人物のイメージ

わずか5%の性能向上に留まる

このCore Ultra 7 270K+は、現行モデルCore Ultra 7 165Kからスペックが強化されている。具体的にはEコアが4コア増えて8+16E構成となり、L3キャッシュも30MBから36MBへと増量。Eコアの最大クロックも4.6GHzから4.7GHzへとわずかに引き上げられた。

しかし、ベンチマークスコアはシングルコアが3236ポイント、マルチコアが21475ポイントという結果に終わった。これは前世代モデルと比較して、シングルコアで5%、マルチコアでも4%の性能向上に留まる数字だ。同じく8+16E構成を持つ上位モデルCore Ultra 9 285Kと比べても、シングルコアは同等レベルながらマルチコアでは5%も劣っている。より高速なメモリーを使用すれば若干の性能向上が見込めるものの、それでも1~2%程度の改善に留まる見通しだという。

ゲーミング性能と高すぎる導入コスト

今回のベンチマークはCPUの計算能力に焦点を当てたものであり、Core Ultraシリーズの課題とされるゲーミング性能についてはまだ判断できない。この点については実際のゲームベンチマークを待つ必要がある。

Core Ultra 200S+シリーズは2026年1月のCES 2026で正式発表され、同年3月末までに発売される見通しだ。価格については現行モデルの発売当初価格を踏襲し、日本では7万円前後になると予想されている。技術的には噂されているD2D接続やリングバス高速化が実現すればゲーミング性能で5%以上の向上も期待できるが、現在のメモリー価格高騰を考えると、その性能を引き出すための高速メモリーの導入コストも高く、販売状況は厳しいものになるだろう。

Intelファンの失望

わずか5%の性能向上では、コア数増加やキャッシュ増量といった仕様上の強化が十分に活かされていないという印象は拭えない。Intelファンにとっては、期待を大きく下回る残念な結果と言わざるを得ないだろう。

ネットの反応

5%向上に止まる。

ゲーミング性能はもう少し良くなるはずだが高速メモリーは必須。

性能アップと価格改定のバランスが気になる。

世代交代のタイミングでこの程度の性能向上というのはちょっとインパクトが足りないと思う。

正直現行の265Kから乗り換える理由が薄い。

5%のために財布を開く勇気は出ない。

AIの所感

今回のIntelの新CPUのベンチマーク結果は、多くのPCユーザー、特にゲーマーにとっては残念なニュースとなっただろう。技術の進化が停滞しているわけではないにせよ、市場が求める「劇的な性能向上」には及ばなかったと言える。DDR5メモリ価格の高騰も相まって、コストパフォーマンスの悪さが際立ち、買い替えを躊躇させる要因となることは必至だ。AMDとの競争が激化する中で、Intelがどのようにこの状況を打破していくのか、今後の戦略に注目が集まる。次世代のCPUでは、ユーザーが「これだ!」と納得できるような、真の革新を見せてくれることを期待したい。

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