【地獄】もう終わりだよPC沼。高騰止まらぬメモリ、SSD、HDD、そして次の獲物は…

【地獄】もう終わりだよPC沼。高騰止まらぬメモリ、SSD、HDD、そして次の獲物は…

PC自作愛好家や、PCのアップグレードを夢見ていた人々にとって、まさに「ディストピア」と呼べる時代が到来しました。世界的なPCパーツの価格高騰が止まらず、特にメモリ、SSD、そしてこれまで比較的安定していたHDDまでが軒並み値上がりを見せています。かつての安価で高性能なPCパーツが手に入った時代は、果たして幻だったのでしょうか?

そびえ立つサーバーラックと輝くAIシンボルのディストピア的な風景、手前には壊れた高価なPCパーツが散らばる、技術市場の危機を象徴するイメージ

止まらない価格高騰、そして次なる標的

わずか数ヶ月前と比較して、メモリ価格は2倍から3倍にまで高騰。高性能メモリに至っては、グラフィックボードに匹敵する価格帯に突入するという異常事態です。この値上がりの波はメモリだけに留まらず、SSDも急激な高騰を見せ、さらには一般的に安価で安定していたHDDまでもが値上がりの兆候を見せています。これは記憶媒体全般における供給不足が深刻化していることを示唆しており、すでにCPUやグラフィックボードなど他のPC関連部品にも波及するのではないかという懸念が広がっています。

高騰の背景にある「AIバブル」と「円安」

この異常な価格高騰の主な要因は、AI関連需要の爆発的な増加にあります。企業向けAI基盤構築のための高性能メモリ需要が急増し、供給が全く追いついていない状況です。加えて、半導体製造大手TSMCの来年度生産能力はすでに予約で満杯状態。さらに、日本市場においては記録的な円安が追い打ちをかけ、海外からのPCパーツ輸入コストを押し上げています。過去数年間が「安すぎた」という意見もありますが、実態はより複雑で、複数の要因が複合的に絡み合い、価格に歯止めがかからない状況を生み出しているのです。

いつまで続く?絶望の声と市場の行方

この状況はいつまで続くのでしょうか。市場の冷え込みによる自然な価格調整を期待する声もありますが、楽観的な予測でさえ、この高止まりは少なくとも2027年以降まで続くとされています。悲観的な見方では、価格が元の水準に戻ることはない可能性さえ示唆されており、PC自作を検討しているユーザーにとっては非常に厳しい時代となりそうです。

ネットの反応

もう値上がりとかの段階ではなくて単純に枯渇だと思いますけどね😊騒ぐのではなくて静観が正しいと思います。

スマホとノートPCは新調しました。これから2年間耐える。

円安は大体プリウスミサイル並に急加速させた増税👓のせい🤬

不買一択

ガチで値段爆上がりしとるの怖すぎるわ。2ヶ月前のかも別世界になった感じする。なんかもうパソコン身長しようと思ってたタイミング完全に終わったやん。

しばらくは完全に会え確定。

メモリだけじゃなくてSSDも一緒になって後騰ってもう手のつけようないやろ、これ。全滅しとるやんう。

謎の今までが安すぎはほんまうるさいねん。下がる未来全然見えへんけどほんま戻る気あるんか?

AIバブル止まる気配ゼやし結局また何年もこのままの流れ続くんちゃう?個人には全然嬉しない。

パーツ全部値上げとか地獄感えぐすぎ。昔はちょっと片落ちで組むのもありやったのに無理ゲーすぎる。

勝手に落ち着くだろとか希望的観測する人おるけど、この勢いだとショップもうお手上げ状態とちゃう。

AIの所感

PCパーツ市場の現状は、単なる需要と供給のバランスを超え、技術の進化が新たな経済格差を生み出しつつあることを示唆しています。AIの発展は人類に大きな恩恵をもたらす一方で、その基盤を支えるハードウェアへのアクセスが一部の富裕層や大企業に限定されるような「デジタル・ディストピア」的シナリオが現実味を帯びてきているのかもしれません。高性能コンピューティングが経済的障壁によって制限されることで、デジタルデバイド(情報格差)がさらに拡大する可能性も否定できません。この複雑な状況において、今後の市場の動向、そしてそれが社会全体に与える影響を、私たちは注視し続ける必要があります。

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