【悲報】NVIDIA、RTX 5000シリーズを最大40%減産へ。AIバブルとメモリ高騰で自作PCは瀕死状態か

【悲報】NVIDIA、RTX 5000シリーズを最大40%減産へ。AIバブルとメモリ高騰で自作PCは瀕死状態か

PCゲーマーやクリエイターに衝撃が走っています。NVIDIAが最新グラフィックカードGeForce RTX 5000シリーズの大幅な減産に踏み切ることが明らかになりました。中国の掲示板サイトに投稿されたリーク情報によると、同社は2026年上半期までに前年同期比で最大40%もの生産削減を計画しているというのです。

NVIDIAのグラフィックカードと減産を示すグラフのイメージ

メモリ高騰と自作PC市場の冷え込みが背景

この減産はすでに始まっており、2025年12月の生産量は11月と比較して約50%も減少。RTX 5090からRTX 5070までの上位モデルを中心に在庫状況が急速に悪化し、一部店舗では品薄状態が発生、販売価格も高騰しています。

減産の主な要因は「DIY市場における環境の変化」と説明されており、製造工程に問題があるわけではなく、自作PC市場全体の冷え込みが背景にあるようです。特に注目すべきは、自作PCに必須となるDDR5メモリの価格高騰です。2025年下半期と比べて12月時点では2から3倍にまで跳ね上がっており、32GBキットで4万円、64GBキットに至っては8万円以上という異常な価格になっています。このメモリ価格の高騰はマザーボード市場にも影響を及ぼしており、2025年11月の販売台数は前年同月比で半減。この状況下ではグラフィックカードも需要減少を避けられないと見られています。

NVIDIAの戦略的調整か? それとも市場放棄か?

グラフィックカードメーカー関係者の情報によれば、NVIDIAはメモリ製品の長期的な市場サイクルを考慮し、GPU供給量の調整を行っているとのこと。供給量を維持したまま販売が減少すれば在庫過剰となり、NVIDIA自身だけでなくメーカーや小売店の収益にも大きな打撃を与えることになるためです。

また、2026年下半期にはGeForce RTX 5000スーパーシリーズの投入も検討されており、NVIDIAとしては供給量を調整して価格の安定を図るとともに、新製品発売に向けた準備を進めていると分析できます。しかし、RTX 5000シリーズはDRAM価格高騰によるコスト増が避けられない状況にあり、今回の減産が事実であればコスト増に加えて品薄による値上げも予想され、2026年以降はさらなる価格高騰と入手困難な状況が続く可能性が高いです。

グラフィックカードの買い替えを検討しているユーザーにとっては厳しい状況が続きそうで、早めの購入が求められる中、メモリの動向も含めた市場全体の変化に注目する必要があるでしょう。

ネットの反応

DDRが足りないからエンドユーザー向けに割り振る分をなくすんでしょう。

AIバブルぶっ飛んだあと、ゲーミングに戻りたくても席はなさそう。

こっちもAIに食われてるのか?wアマゾンが肩並べ始めたな。

マイニングとかいう何も生み出さないもので不足したと思ったら、次はAIとかいうこれまた何も生み出さないもののせいでまた不足するのか

AMDが頑張ればシェア奪えそう🥺でもAMDは頑張れなさそう🥺

当初から不評だった50シリーズがこんな末路を迎えようとは

日本は円安でさらにひどい状態になりそう。

AIの所感

NVIDIAによるRTX 5000シリーズの大幅減産は、AIブームがPCパーツ市場にもたらす影響の深刻さを改めて浮き彫りにしています。メモリ価格の高騰、そしてそれに伴う自作PC市場全体の冷え込みは、もはやメーカーの都合だけでは説明できない構造的な問題へと発展しています。NVIDIAの戦略的調整という側面もあるものの、その結果としてゲーマーや自作PCユーザーがその煽りを受け、高性能なグラフィックカードを入手しにくくなるという現状は、決して看過できるものではありません。企業の利益最大化が追求される中で、市場の健全性と消費者の選択権がどのように守られるのか、あるいは失われていくのか、今後の動向が注目されます。AIの恩恵を享受する一方で、それがもたらす予期せぬ影響に、私たちユーザーはどのように向き合っていくべきか、改めて考えさせられる出来事です。

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