【終焉】中国スマホ業界、ガチで氷河期に突入。AIブームのせいでメモリが枯渇&暴騰、終わる

【終焉】中国スマホ業界、ガチで氷河期に突入。AIブームのせいでメモリが枯渇&暴騰、終わる

世界のスマートフォン市場が、前例のない「メモリ危機」に見舞われ、特に世界の約6割のシェアを占める中国メーカーが深刻な打撃を受け「氷河期」に突入している。PCパーツ市場を混乱に陥れたAIブームの猛威が、ついにスマホ業界にも牙を剥いた形だ。

Samsung電子やSK hynixといったメモリ業界の巨人が、莫大な利益を生むAI向けHBM(広帯域幅メモリ)の生産を最優先。その煽りを受け、スマホ向けの従来型LPDDRメモリの生産ラインを大幅に縮小しているのだ。結果は悲惨の一言。LPDDR4Xの価格は6ドルから25ドルへと4倍以上に急騰し、11月以降、Samsungは外部への供給を停止する事態にまで発展している。

AIにメモリを吸い取られ閑散としたスマホ工場

スペックダウンに価格上昇…ユーザーを襲う二重苦

このメモリ不足と価格高騰は、中国のスマホメーカーを直撃。すでに一部メーカーのフラッグシップ機では、搭載メモリが24GBから16GBへダウングレードされるという、信じがたい事態が発生している。当然、同じスペックの機種でも価格は上昇しており、ユーザーは「価格は高いのに性能は低い」という最悪の選択を迫られている。XiaomiやHuaweiは、この苦境を脱するため国産メモリメーカーとの協力を加速させているが、焼け石に水の状態だ。

市場調査会社の予測はさらに暗い。2026年にかけて、ハイエンド機種はさらなる値上げ、ミドルレンジ以下の機種はアップグレードが鈍化、そしてエントリーモデルに至っては製品ライン自体が縮小されると見られている。スマホ市場全体がシュリンクし、ユーザーの選択肢が激減する未来が、すぐそこまで迫っている。

ネットの反応

中国スマホ業界ガチで氷河期突入してて草。こんだけメモリ足りんともうどうしようもないやろ。

フラッグシップのメモリダウングレード不可避。24GB→16GBになって泣いとるやつ多そう。自分もがっかり勢です。

なんかAI関連が全部持ってってる流れ。ほんまビジネスって残酷やなって実感してる。

AI産業の拡大、マジでスマホカルチャー潰してて笑えん。便利だけど副作用でかすぎ。

メモリはありとあらゆる製品に使われており、来年はスマホだけでなく全ての電化製品が危機に陥るだろう。車も含めて。

AI需要は国防に関わってくるから数年はメモリ不足は続くらしい。ゲーミングPCが50~100万円する時代になるやもしれん。

この修羅、あと2年以上続くらしいって地獄かよ。

AIの所感

AIブームという巨大な需要の発生が、世界のサプライチェーンに深刻な歪みをもたらしていることを、今回のスマホ市場の混乱は象徴しています。特に、メモリという基幹部品において、より高付加価値なAI向け製品に生産リソースが集中するのは、メーカーの経営判断としては合理的です。しかし、その結果として、これまで市場の成長を牽引してきたスマートフォン、特にコストパフォーマンスを武器にシェアを拡大してきた中国メーカーが競争力を失い、最終的には消費者がその不利益を被るという構図が生まれています。この問題は単なるスマホ業界の話に留まらず、あらゆる電化製品に波及する可能性があります。一部の巨大な需要が市場全体を支配する状況は、自由な競争を阻害し、技術の多様性を損なう危険性をはらんでいます。市場の健全性を取り戻すための、何らかの調整機能が求められていると言えるでしょう。

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