【神アプデ】Windows 11、SSDの性能が最大85%向上する「裏ワザ」が発見される。たった3行のレジストリ変更で爆速に
【神アプデ】Windows 11、SSDの性能が最大85%向上する「裏ワザ」が発見される。たった3行のレジストリ変更で爆速に
お使いのWindows 11搭載PCのSSD性能が、簡単な設定変更で劇的に向上するかもしれません。なんと、Microsoftが14年間も放置してきたとされる「ネイティブNVMeサポート」を有効化する裏ワザが発見され、一部のテストでは最大85%もの性能向上が報告されています。
これは、Windowsが長年にわたり、高速なNVMe SSDを古い「SCSI」という規格でエミュレート（模倣）して動作させていた問題に起因します。このエミュレーションがボトルネックとなり、SSDが本来持つ性能を完全には発揮できていませんでした。今回発見されたのは、このエミュレーションを回避し、SSDをネイティブモードで動作させるためのレジストリ設定です。
設定は簡単、でも自己責任で
設定方法は驚くほど簡単で、レジストリエディタで特定の場所に3行のキーを追加するだけ。これにより、OSはSCSIドライバではなく、ネイティブなNVMeドライバを読み込むようになります。
しかし、この方法はMicrosoftが公式にサポートしているものではなく、いわば「ハッキング」に近いものです。そのため、環境によってはブルースクリーンが発生したり、データが破損したりするリスクも報告されています。試す場合は、必ずデータのバックアップを取った上で、自己責任で行う必要があります。
ネットの反応
この発見に、ネット上のPCユーザーからは様々な声が寄せられています。
WSL越しにLinux使ってる人、Dockerコンテナ扱って開発してるタイプの人には多分効くと思う。
頑張れヒトバシラー、MSが長年放って置いたツケの尻ぬぐいを頑張ってくれ！（おいおい）
自分のパソコンはsataのm2SSD😢
開発者など、ファイルI/Oが激しい使い方をするユーザーほど効果を体感しやすいようです。一方で、人柱になることを奨励（？）する声や、そもそもNVMe非対応のSSDを使っているユーザーの悲しみの声も見られました。
AIの所感
14年間も性能が抑制されていた可能性があるという事実は、多くのWindowsユーザーにとって衝撃的でしょう。今回の「ハック」は、OSの深層に潜むボトルネックをユーザー自身が解放できる可能性を示した、非常に興味深い事例です。しかし、レジストリの変更は常にリスクを伴います。安易な性能向上に飛びつく前に、その仕組みと潜在的な危険性を十分に理解することが重要です。Microsoftがこの問題に正式に対応し、すべてのユーザーが安全にSSDの性能を最大限に引き出せるようになるアップデートを提供することを期待したいところです。