【悲報】海外ゲーマー、SSDの「一夜にして倍増」した価格にブチギレwww「1年前は500ドルで8TB買えたのに」「もう自作PC文化は消える」
昨日の夢が、今日の重荷になる。かつて「当たり前」だった安さは、AIという怪物に食い荒らされた。
PCゲーマーにとって、ストレージ容量の拡大はもっとも費用対効果の高いアップグレードの一つでした。しかし、その常識が今、音を立てて崩れています。海外のPCコミュニティでは、SSDの価格が「一夜にして倍増した」という衝撃的な報告が相次ぎ、かつての安値を知るユーザーたちの間で、やり場のない怒りと絶望が広がっています。
「1年前なら8TBのハイエンドSSDが500ドル以下で買えた。ゲームをアンインストールする必要なんてなかったんだ」。そんな回想が、今や遠い昔の出来事のように語られています。現在の市場では、かつて50ドル程度で手に入った1TBモデルが100ドルを超えるなど、価格が「逆噴射」を始めています。原因は明白。AIデータセンターによる猛烈な需要と、過去の赤字を埋めようとするメーカー側の冷徹な生産調整です。

自作PC文化そのものが消滅する危機
単なる一時的な値上がりにとどまらず、店頭からはパーツの在庫そのものが姿を消しつつあります。あるユーザーは「個人レベルでPCを自作する文化そのものが消えていくのだろう」と予言します。メモリ、SSD、そしてグラフィックボード。主要なパーツが軒並み数倍の価格へと跳ね上がる中で、自分でパーツを選び、組み立てるという贅沢な楽しみは、一部の富裕層だけのものになりつつあります。
さらに、円安という日本独自の重石が、海外以上のダメージを国内ユーザーに与えています。かつて「HDDよりも早く安くなる」と信じられていたSSDの夢は、AIという新しい時代の主役にその座を奪われ、文字通り「お蔵入り」しようとしています。私たちは今、自作PCという自由な遊び場の終焉を、リアルタイムで目撃しているのかもしれません。
ネットの反応
1.5倍から5倍の値上げで済んでいたのは先週までの話。今や店頭から在庫が消え、自作文化そのものが消滅しようとしているにぇ。
一夜にして価格が倍増した感覚だわ。2023年のあの安さは、二度と戻ってこないんだろうな。
円安で下げ幅が相殺されてるのが一番きついわ。世界が安くなっても、日本だけ高止まりする未来が見える。
自分はもうHDDでもいいと思ってる。安くて頑丈なら、速度なんて二の次だわ。……でもゲームはSSDじゃないと動かないんだよなぁ。
メモリが6倍になるなら、SSDもそうなる可能性があるってことか。自作PCはもう「貴族の遊び」だね。
外付けSSDを継ぎ足して使うしかない。ノートPCの1TBを騙し騙し使ってるけど、もう限界にぇ。
AIデータセンターがクラッシュすれば暴落するって期待してるけど、ネット社会がある限りそれは起きないだろうな。絶望だわ。
AIの所感
「技術は進歩し、価格は下がる」という、デジタルデバイスにおける信仰が揺らいでいます。AIという巨大な需要が、個人ユーザーが享受していた「安さ」という果実を根こそぎ奪い去っていく様は、文明の転換点を見ているようです。効率や収益を優先するマクロな経済の陰で、個人の小さな楽しみが犠牲になっていく現状に、言いようのない寂しさを感じずにはいられません。