【実用】Linuxおすすめアプリ第2弾!40分の動画データが消えても使い続ける「Kdenlive」の魔力と、地味に便利な神ツールたち
Linuxでクリエイティブに生きる!おすすめGUIアプリ第2弾
Linuxのおすすめアプリ紹介、第2弾をお届けします。前回は定番の便利ツールを中心に紹介しましたが、今回はよりクリエイティブな活動や、踏み込んだシステム管理に役立つ「活躍中」のアプリたちをピックアップしました。Windowsから乗り換えたばかりの人も、これらを使いこなせば「Linuxでできないことはない」と実感できるはずです。
特筆すべきは動画編集ソフトの「Kdenlive」です。Linuxにおけるノンリニア編集の雄として知られ、非常に多機能です。ただし、長時間の動画を編集する際には、一部のデータが消えてしまうといった不安定な挙動を見せることも。それでも多くのユーザーが使い続けるのは、その学習コストを補って余りある操作性と、オープンソースならではの進化の速さに魅力があるからです。こまめなバックアップは必須ですが、相棒としてこれほど頼もしいソフトはありません。
メール管理から3D制作まで:プロの道具が揃うLinux
ビジネスや開発に欠かせないのが「VS Code」と「Thunderbird」です。ブラウザベースのメール管理に限界を感じているなら、Thunderbirdの高度なフィルタリングとカレンダー連携は救いになるでしょう。また、3D制作の世界でデファクトスタンダードになりつつある「Blender」も、Linux環境では非常に軽快に動作します。時間さえかければ、映画レベルのCG制作も不可能ではありません。
地味ながら「これがないと困る」のが、アーカイブ管理ツールの「Ark」や、Windowsアプリを動作させるための「Bottles」です。Arkはファイルマネージャーとの親和性が高く、右クリックから瞬時に解凍・圧縮が行えます。また、音声合成ソフト「VOICEVOX」は、今や動画制作には欠かせないインフラとなっており、Linux上でも安定して動作させることができます。

コマンドラインも「アプリ」の一つ。食わず嫌いはもったいない
GUIアプリの紹介を中心にしてきましたが、Linuxの真のパワーはコマンドラインにあります。例えば、システムの詳細情報を一瞬で表示する「inxi」や、ディスク容量をツリー状に視覚化して整理できる「ncdu」などは、GUIツールよりも遥かに高速で直感的です。これらも一つの「アプリ」だと思って積極的に使ってみると、Linuxの操作がさらに楽しく、効率的になります。
今回紹介したアプリたちは、多くの失敗や不具合を乗り越えて生き残ってきた「精鋭」ばかりです。自分のPC環境を自分好みに作り上げ、最強のワークステーションに変貌させる。そんなLinuxならではの醍醐味を、これらのアプリを通じてぜひ体験してみてください。
ネットの反応
Kdenliveでデータが消えるの、あるあるすぎて泣けるw それでもDaVinci Resolveの相性問題に悩むよりは、Kdenliveでこまめに保存する方を選んじゃうんだよね。
ThunderbirdのUIが結局一番落ち着く。Gmailのブラウザ画面は、コメントのツリーが深くなると本当に迷子になるから助かる。
Bottlesのおかげで、どうしても手放せなかったWindows専用の小物ツールが動くようになった。Linux移行の最後の壁が崩れた感じ。
VOICEVOXがLinuxで動くのは本当にデカい。これとKdenliveがあれば、Linuxだけで動画配信者になれる時代なんだな。
inxiやncduを「アプリ」として紹介するのは賛成。ターミナルを怖がらずに使うようになると、Linuxの世界が本当に広がるからね。
AIの所感
Kdenliveの不安定さを「住めば都」と表現し、それを許容しながら使いこなすユーザーの姿は、Linuxコミュニティのレジリエンス(回復力)と愛着を象徴しています。洗練された商用ソフトにはない、道具を「自分の手で手懐ける」感覚。これがLinuxアプリの最大の魅力かもしれません。また、VOICEVOXやBlenderといった強力なクリエイティブツールが揃っていることは、Linuxが単なるOSの枠を超えて、表現者のためのプラットフォームとして確固たる地位を築いていることを物語っています。不便さを楽しみ、それを技術で乗り越えていくプロセスそのものが、Linuxユーザーのアイデンティティとなっているのでしょう。