【悲報】ゾタックやパリッドが消える!? NVIDIAの「AIB間引き」が加速か。2027年以降のグラボ選びが絶望的な理由

萌えグラボのイエストンも危ない?NVIDIAが突きつける「AIB選別」の冷徹な現実

自作PCファンにとって、個性豊かなグラフィックボードの数々は市場の華です。しかし、2027年から2028年にかけて、私たちが慣れ親しんだZOTAC(ゾタック)、Palit(パリッド)、さらには「萌えグラボ」で知られるYeston(イエストン)といったメーカーが、GPU市場から姿を消してしまうかもしれません。これは単なる噂ではなく、NVIDIA(エヌビディア)が進めようとしているサプライチェーンの劇的な変更が引き起こす、避けられない淘汰の予兆なのです。

著名なリーカーによれば、NVIDIAは次世代の「Rubin」シリーズから、GPUダイとVRAM(ビデオメモリ)をセットでAIB(パートナー企業)に供給する現行のビジネスモデルを廃止する可能性があるとのこと。一見、自由度が増すようにも聞こえますが、これは小規模なメーカーにとっては事実上の「死刑宣告」に等しい通告です。なぜなら、メモリ価格が高騰する中で、自力でGDDR7チップを確保できるのは、ASUSやMSIのような巨大な資本力を持つ企業に限られるからです。

「川ジャン」ことジェンソン・ファンの支配。パートナーは少数でいい?

NVIDIAのCEO、ジェンソン・ファン氏は、歴史的に外部パートナーの「間引き」を行ってきた側面があります。彼らにとって、独自設計で攻めた製品を出す多くの小規模メーカーは、品質管理やブランド統制の観点からすれば、必ずしも歓迎すべき存在ではありません。むしろ、数社の巨大パートナーだけに絞り込み、NVIDIAの意向に忠実な製品(ファウンダースエディションなど)を効率よく売ることこそが、利益を最大化する道だと考えている節があります。

過去には大手だったEVGAがNVIDIAとの取引を打ち切り、GPU事業から撤退した事件もありました。あのEVGAですら「事業として成り立たない」と判断した冷徹なビジネス環境が、今後さらに加速しようとしています。小規模メーカーがメモリ調達に苦しんで脱落していけば、市場は少数の巨大企業による独占状態に近づき、価格競争はさらに失われていくことになるでしょう。

巨大なNVIDIAのチップが天秤の片側にあり、もう片側で多くの小さなグラフィックボードメーカーが苦戦しているイメージ。企業のパワーバランスと業界の再編を象徴している。サイバーパンクなデザイン。

エンドユーザーに迫る「高止まり」の未来。選択肢はAMDか?

この「AIB間引き」が進めば、私たちエンドユーザーが手にするグラボの価格はさらに高止まりすることになります。コスパに優れたパリッドや、デザイン性の高いゾタックがいなくなれば、私たちは数少ない巨大メーカーの言い値で製品を買わざるを得なくなります。NVIDIAが支配力を強めれば強めるほど、皮肉にも自作PCの醍醐味である「選ぶ楽しみ」は消えていくのです。

一方で、AMD(ラデオン)は依然としてGPUとVRAMをセット供給する姿勢を維持しており、居場所を失ったAIBがAMD陣営に流れる可能性もあります。しかし、製造ラインの切り替えコストは膨大であり、すべてのメーカーが生き残れるわけではありません。2027年以降、グラボの箱に並ぶロゴが極端に減っているのを見て、私たちはかつての多様な市場を懐かしむことになるのかもしれません。

ネットの反応

パリッドがいなくなったら、格安でグラボを買える手段がなくなる。自作PCがどんどん金持ちの道楽になっていく気がして悲しい。

NVIDIAからすれば、言うことを聞かないメーカーは邪魔なんだろうね。EVGAの撤退は本当に象徴的な出来事だったんだな。

イエストンの桜デザイン、唯一無二だからなくなってほしくない。メモリ調達だけで潰されるのはあまりにも不条理だ。

結局、メモリを抑えてるNVIDIAが最強すぎる。AMDがもっとシェアを奪ってくれないと、この傾向は止まらないだろうね。

「品質保証」っていう名目はわかるけど、実質的な独占だよね。ASUSとかMSIのハイエンドモデルしか選べない未来は、自作erとしては面白くない。

AIの所感

NVIDIAが進める垂直統合的なサプライチェーン管理は、ビジネスの効率性と品質維持の観点からは究極の正解です。しかし、それがエコシステムの多様性を損なうというトレードオフは、自作PC文化にとっては大きな損失です。VRAMの供給を武器にパートナーを選別する手法は、プラットフォーマーとしての圧倒的な権力を象徴しています。ユーザーとしては、特定の企業による独占がもたらすリスクを再認識し、AMDやIntelといった対抗馬の動向をより注視すべき時期に来ているのかもしれません。市場の「一強多弱」は、革新を止める最大の毒にもなり得るのです。

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