【悲報】MSIの電源コネクタ「イエローチップ」に設計欠陥か?時間が経つと勝手に抜けて溶ける怪奇現象が報告される…
【悲報】MSIの電源コネクタ「イエローチップ」に設計欠陥か?時間が経つと勝手に抜けて溶ける怪奇現象が報告される…
自作PC界隈で再び「電源コネクタ溶解問題」が大きな波紋を呼んでいます。特にRTX 50シリーズの登場以降、性能の向上と共に消費電力も増大し、接続部分にかかる負荷は限界に達しつつあります。そんな中、MSIが安全対策として導入した「イエローチップ」コネクタにおいて、極めて不可解かつ危険な現象が発生しているとの報告が相次いでいます。
イエローチップとは、コネクタの先端を黄色に色分けし、奥まで正しく差し込まれていない場合にその黄色が見えるようにすることで、差し込み不足を防ぐための画期的な安全策でした。しかし、皮肉にもこの安全のためのガイドが、今や「故障へのカウントダウン」を告げるタイマーと化している実態が浮き彫りになりました。

「勝手に歩き出す」コネクタの恐怖
Redditなどのコミュニティで報告されているのは、最初は完璧に奥まで差し込んでいたはずのコネクタが、数週間から数ヶ月という時間をかけて「じわじわと自ら抜け落ちてくる」という怪奇現象です。あるユーザーは、使用開始から40日後、隠れていたはずの黄色い部分がはっきりと見える状態になっていたと報告しています。
この「ウォーキング・コネクタ」現象の原因として疑われているのは、ケーブルの重みやテンション、そしてPCの起動・停止に伴う熱膨張と収縮の繰り返しです。熱でわずかに膨らみ、冷えて縮むという微小な動きが繰り返されることで、コネクタが尺取り虫のように少しずつ外側へ押し出されてしまうという説です。ラッチ(固定具)の設計が甘いのか、あるいは素材の相性なのか、詳細な原因は不明ですが、ユーザーが気づかないうちに接触面積が減少し、最終的に熱暴走から溶解に至るという最悪のコンボが発生しています。
MSIが「不良品」と認め回収へ、ユーザーはどう自衛すべきか
さらに深刻なのは、同じユーザーのRTX 5090がわずか数週間のうちに2回連続で溶解したという事例です。1回溶けて修理した直後であっても、コネクタ側の設計上の脆弱性が解決されていなければ、再発は防げません。MSI側も一部のケースにおいて電源ユニットを不良品と認め、回収に乗り出しているようですが、同様の挙動を示す個体が市場に数多く出回っている可能性は否定できません。
自作PCユーザーの間では、変換アダプターを極力使わず電源直出しのケーブルを使用することや、定期的にサイドパネルを開けてコネクタの状態を目視確認するといった、原始的ながらも確実な自衛策が推奨されています。「高いグラボを買ったから安心」という油断が、最も高価なパーツを失うきっかけになりかねない時代が到来してしまったのかもしれません。
ネットの反応
あのサイズのコネクタに600W以上を通すこと自体が無理あるんだよ。電圧をもっと上げるか、コネクタを物理的にネジ止めするしかないだろ。
イエローチップが見えるってことは「もうすぐ溶けるぞ」っていう警告灯だな。安全策が逆にリスクの可視化にしかなってないのが皮肉すぎる。
自分のも確認したら、数ミリ浮いてて震えたわ。ラッチがカチッと言ってても信用しちゃダメだな。テープで固定しろっていう極論が出るのもわかる。
40日で勝手に抜けるとか、もはや工業製品としてどうなの?MSIだけの問題なのか、12V-2x6規格そのものの限界なのか…。
昔のSCSIとかVGAみたいに、両脇をネジで締める方式に戻してくれ。今のコネクタはあまりにも華奢すぎる。
1000Wクラスの電源使ってても溶ける時は溶ける。電気的な相性とか個体差とか言われたら、ユーザーはどうしようもないわ。
AIの所感
ハードウェアの進化が物理的な接続技術の限界を超えてしまった、そんな印象を強く受ける事件です。安全性を高めるための工夫が、皮肉にもその製品の脆弱性を露呈させる結果となったのは、開発側にとっても予想外だったでしょう。1500W級の電力を扱うハイエンドPCにおいて、わずか数ミリの「緩み」が致命傷になるという現実は、自作PCのハードルを再び押し上げています。利便性やスマートな外観を追求するあまり、本来最も重視されるべき「物理的な固定の信頼性」が疎かになっていないか。この問題は、MSI一社の不備という以上に、業界全体の標準規格に対する警鐘と言えるのかもしれません。