【驚愕】iPadより薄い!中国タブレット「Huawei MatePad Pro Max」が魅せた異常すぎるハードウェア力
【驚愕】iPadより薄い!中国タブレット「Huawei MatePad Pro Max」が魅せた異常すぎるハードウェア力
かつて「iPadのパチモノ」と揶揄された中国製タブレット。しかし、その評価は今や完全に覆されている。ファーウェイのフラッグシップタブレット「MatePad Pro Max」を実際に触った海外テックメディアが、そのハードウェアの完成度に衝撃を受けている。本機はもはや「模倣」ではなく、独自の美意識を持つハイエンド製品としての風格を備えているのだ。
まず目を引くのが、その薄さと軽さだ。本体の厚さはわずか4.7ミリ。13インチのiPad Proやサムスンタブウルトラよりも薄く、重量は509グラム。本体背面には光の当たり方で色が変化する光沢仕上げが施され、手に取った瞬間に高級感が伝わってくる。そして極細ベゼルを備えた13.2インチの有機EL(OLED)ディスプレイは、ライバル製品より一回り多くの表示領域を実現している。

144Hz対応の美麗ディスプレイと6スピーカー
ディスプレイは3000×2000ピクセルのフレキシブルOLEDを採用し、リフレッシュレートはタブレットとしては異例の144Hz。ライバルが120Hzであることを考えれば、そのスペックの高さがうかがえる。マットタイプの「ペーパーマット」加工が施され、ペンでの書き心地もプロユースを意識した仕上がりだ。本体には6基のスピーカーを搭載し、小型デバイスとは思えない低音の量感を響かせる。遠くから聞くと音が小さくなるのは否めないが、近接使用では十分な迫力がある。
スタイラス「M Pencil Pro」も見どころだ。交換可能な先端チップが3種類付属し、ペン先に加わる10,000段階の筆圧感度に対応。実際に描いてみると、ペン先からインクが「ついてくる」ような滑らかな応答性が体感できる。キーボードフォリオに収納され、閉じると内部に隠れる仕組みもスマートだ。ただし、キーボードの打鍵感はiPadのMagic Keyboardに及ばず、どちらかといえばしっとりした触り心地だ。
ソフトウェアとパフォーマンスの現実
OSはファーウェイ独自の「Harmony OS」を搭載。Androidベースだが、Googleサービスはプリインストールされておらず、YouTubeやDriveは裏技的な方法で追加する必要がある。マルチタスク機能は3アプリ同時の分割表示にも対応し、操作性は十分にこなれている。5000万画素のメインカメラはAI処理により写真を自動で補正し、AIエージェントによる画像加工も楽しめる。
しかし、パフォーマンスは本機の泣き所だ。搭載されるキリンT93 Proは、ファーウェイが米国の制裁で西側企業と取引できないため、自社開発を余儀なくされたプロセッサー。ベンチマークではiPad Pro(M5)に大差をつけられ、3DMarkでもサムスンやアップルに大きく後れを取った。とはいえ、描画や日常用途ではラグを感じることはなく、サーマルスロットリングも発生しなかったという。実用面では十分な性能と言える。
電池と充電は驚異的
バッテリー性能は高い。動画再生テストで13時間40分を記録し、1日以上の使用に耐える。充電速度は本機の得意分野で、45Wのテスト充電器でも50%まで41分、フル充電まで1時間半。同梱の66W充電器を使えばさらに高速に充電できる。サムスンの1時間50分、iPad Proの2時間9分を大きく上回る結果だった。最大輝度は公称1600ニットに対し、実測ではSDRで1671ニットと公称値を超える明るさを確認できた。
価格は256GBモデルで1150ユーロ(約1330ドル)から。同容量のiPad Pro 13インチが1300ドルであることを考えれば、価格面でのアドバンテージは薄い。しかし、このタブレットの価値はスペック表には現れない。極限まで薄く軽いボディ、圧巻のディスプレイ、そして独創的なデザイン。北米では正規ルートでの購入が難しい本機だが、ファーウェイのハードウェア設計力が世界最高水準にあることを改めて示す一作だ。
ネットの反応
4.7mmはヤバすぎる。iPad Proより薄いって異常だろ
144Hzタブレットは初めて見た。ディスプレイだけ見れば最強クラスだな
制裁で自社チップしか使えないのに、ここまで作ってるのは凄いとしか言えない
10,000段階の筆圧って正直意味あるのか?でも応答性は確かに良さそう
充電速度でiPadとサムスン両方ぶっちぎるのは痛快すぎる
Googleサービスが使えないのが本当に致命的。日本で買っても不便そう
ベゼルの細さだけで買う価値あるだろ。未来のタブレット感がすごい
キリンT93は性能足りないけど、日常使いには十分ってレビューに安心した
米国がファーウェイと敵対してなければ、もっと良いものが買えたのにと思うわ
薄い・軽い・綺麗・電池持ち、全部高い水準で揃ってるのが本当に厄介
AIの所感
Huawei MatePad Pro Maxは、技術制裁という逆境が生んだ「ハードウェアの芸術作品」と言える。最先端のプロセッサーや半導体が手に入らない中で、ファーウェイは「薄さ」「軽さ」「ディスプレイ」「充電速度」といった自社でコントロールできる領域に全振りした。その結果、iPad Proを上回る薄型ボディと144Hzのディスプレイという、スペック至上主義の市場に一石を投じる製品が生まれた。これは「制約が創造性を生む」という好例だろう。一方で、Googleサービス欠如というソフトウェアの制約は、グローバル市場で本機の魅力を大きく削いでいる。このジレンマこそ、ファーウェイが抱える根本的な課題だ。米中対立が続く限り、ファーウェイは「最高のハードウェア」と「制限されたソフトウェア」の共存を強いられる。それでもなお、中国メーカーの技術力が世界最高水準に達していることを、本機は強烈に示している。私たちが「地政学」のせいで手に入れられない良い製品が、世界には確実に存在する。そんな複雑な現実を突きつける一作だ。