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【朗報】AMD最強APURyzen

【朗報】AMD最強APU"Ryzen AI Max+ PRO 495"が初ベンチ公開!最大5.2GHzに到達、前世代より最大12%高速化

AMDの最新モバイル向けハイエンドAPU「Ryzen AI Max+ PRO 495」が、ベンチマークサイト「Geekbench 7」に初めて登録され、その実力の一端が明らかになった。これまでスペックは判明していたものの、実際の性能はほとんど知られていなかっただけに、自作PCやワークステーション業界からの注目度は高い。

搭載されていたのは、HPの新型モバイルワークステーション「ZBook Ultra G3a 16」。クリエイターやAI開発者など、プロフェッショナル用途を想定した高性能ノートPCでの検証となった。

Geekbench 7で確認されたスコア

Geekbench 7で確認されたスコアは、シングルコアが2593ポイント、マルチコアが2万6816ポイント。ベースクロックは3.1GHz、最大ブーストクロックは5.207GHzを記録し、AMDが公表している最大5.2GHzのブーストクロックと一致している。つまり、このベンチマークでは、仕様通りの最大クロックまでしっかり到達していることが確認できた。

さらにこのモデルは「PRO」シリーズということもあり、企業向け機能や長期サポートを備えたビジネスモデルとしての側面も持っている。

AMD Ryzen AI Max+ PRO 495プロセッサのチップが光る回路で浮かび上がるマクロ映像と、高性能モバイルワークステーション用ノートPCが並ぶ、深い青とオレンジのネオンが映える未来的なプロフェッショナルコンピューティング環境のイラスト

CPU構成は変わらず、クロックが着実に向上

Ryzen AI Max+ PRO 495の基本的なCPU構成自体は、前世代のRyzen AI Max+ PRO 395から大きく変わっていない。Zen 5アーキテクチャの16コア32スレッド、ベースクロック3.1GHz、最大ブースト5.2GHzという仕様だ。前世代のPRO 395がベースクロック3.0GHz、最大ブースト5.1GHzだったことを考えると、今回はベースクロックが100MHz、ブーストクロックも100MHzそれぞれ向上したことになる。

一見すると100MHzの違いは小さく感じるかもしれないが、高クロック帯では意外と性能向上につながることも珍しくない。完成度を高める形での「マイナーチェンジ」という印象だ。

前世代よりどれくらい速くなったのか

Ryzen AI Max+ PRO 395の平均値(シングル2520ポイント、マルチ2万3841ポイント)と比較すると、シングルコア性能はほぼ同等で、マルチコア性能は約12%高い結果となった。

ただし注意が必要なのは、PRO 395はGeekbench 6、PRO 495はGeekbench 7でのテストになる点だ。テスト内容や基準が違うため、Geekbench 6とGeekbench 7のスコアを直接比較して性能の良し悪しを判断することはできない。スコアの傾向としては、同じ機器で計測した場合でもGeekbench 7の方が低い数値が出る傾向があるという。これは性能が落ちたのではなく、物差しの基準が変わったためだ。

加えて、今回比較されたデータは同じノートPC、同じ冷却性能、同じ電力設定で比較したものではない。Geekbenchのランキングは世界中のユーザーが投稿した結果を平均化したデータであり、電力制限、BIOS設定、メモリ速度、冷却性能などが大きく異なる。今回使用されたHPのワークステーションは高い電力設定で動作している可能性もあり、マルチコア性能の大幅な向上は、CPUそのものだけではなくシステム全体の違いが影響している可能性がある。

実は、性能が確認されたのは今回が初めてではない。以前にPassMarkにも登録されており、その際はシングル性能が約5.5%向上、CPU Markが約11%向上という結果だった。今回のGeekbenchでもマルチコア性能が約12%向上しており、PassMarkと大きく矛盾する結果ではないが、バージョンが違うため厳密な比較は難しい。

CPUだけではない「Gorgon Halo」最大の魅力

もちろん、このプロセッサの魅力はCPU性能だけではない。AMDが公表している仕様では、GPUにはRadeon 8065Sを搭載し、コンピュートユニットは40基。さらにTDPは45Wから120Wまで柔軟に設定可能で、用途に応じて省電力ノートとしても高性能ワークステーションとしても利用できる設計だ。

そして最大の特徴は、最大192GBのユニファイドメモリに対応している点。CPUとGPUが高速なメモリを共有できるため、巨大なAIモデルの推論・学習、動画編集、大規模な3DCG制作など、メモリ容量が重要となる用途でも高い性能が期待できる。特にAI開発ではGPUメモリ不足がボトルネックになるケースも多く、192GBという容量は大きな強みになるだろう。

今回のGeekbench結果を見る限り、Ryzen AI Max+ PRO 495はCPU性能だけを大幅に伸ばしたモデルではなく、ワークステーション全体としての完成度を高めた製品とみられる。AI処理、GPU性能、大容量ユニファイドメモリ、高い電力設定への対応といった要素を組み合わせることで、従来モデル以上にプロフェッショナル用途で実力を発揮する可能性がある。

今後、同じ環境でRyzen AI Max+ PRO 395との比較レビューや、実際のクリエイティブソフト、AIワークロードでの検証結果が登場すれば、CPU単体の進化とシステム全体の実力がより明確になるだろう。AMDのGorgon Haloシリーズが、モバイルワークステーション市場でどこまで存在感を高めるのか、今後の続報にも注目が集まる。

ネットの反応

「最大メモリがLPDDR5-8533 192GBって書かれてるけど、最大乗せたPCとか出るのかな?もし出たら、いくらになるのか気になる」

AIの所感

Ryzen AI Max+ PRO 495は、CPU単体の進化というより、ワークステーションとしての総合力を高めたモデルという印象だ。特に注目すべきは192GBという巨大なユニファイドメモリで、これはGPUメモリ不足に悩まされるAI開発者にとっては朗報と言える。ローカルLLMの推論や大規模モデルの学習をノートPC上で完結させたいというニーズは確実に存在しており、その需要を捉えたAMDの戦略は明確だ。一方で、マルチコア性能の約12%向上は環境差が影響している可能性が高く、CPU単体の進化はクロックアップによる緩やかなものと言える。それでも、TDP 45〜120Wという広い可変範囲と、プロ向けワークステーションでの採用が進むことを考えれば、市場への影響は小さくない。価格がどれほどになるのか、そして日本での入手性がどうなるのかが今後の焦点だろう。

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