【悲報】顔につけたSteam Deck?Valve新型VRの実力が微妙すぎてザワつくワケ
【悲報】顔につけたSteam Deck?Valve新型VRの実力が微妙すぎてザワつくワケ
Valveの新型VRヘッドセット「Steam Frame」の実機レビューが海外で公開され、期待と困惑が入り混じる反応が広がっている。価格は1059ドルから。片目2160×2160のLCDディスプレイに最大144Hzのリフレッシュレート、110度の広い視野角、視線追跡によるフォービエイテッド・レンダリングとストリーミング対応。顔につける携帯版Steam Deckとも評される意欲作だが、実際に被ってみると「実験途中の野心作」という評価が付きまとう。果たして買いなのか、見送りなのか。論点ははっきりしてきた。
本体はMeta Quest 3よりも小さく軽く感じられ、重量バランスにも配慮されている。バッテリーを後部に配置し、前部のバイザーとの分散を図る設計だ。別売59ドルのエルゴノミックパックには頭頂ストラップやコントローラー用グリップが含まれ、フィットネス系の激しい動きでも安定する。一方でメガネとの相性は厳しく、装着はかなりタイトで窮屈との指摘がある。度付きインサートは約68ドルで用意されるが、対応する度数には限りがある。多くのVR機器に共通する課題とはいえ、眼鏡ユーザーにとっては最初のハードルになる。
目線だけ高精細、PC連携は光るも単体性能はQuest並み
視聴体験そのものは良好とされる。IPD調整に対応し、視線追跡はこのサイズの機種としては珍しい装備だ。見ている部分だけを高精細に描くフォービエイテッド・レンダリングにより、負荷を抑えながら体感の画質を保つ。PCとの接続では専用ドングルによる6GHz帯の直接接続が用意され、視線情報を活かして帯域を節約するフォービエイテッド・ストリーミングで安定性を高める。Wi-Fiでの接続も可能だが、本領は専用接続にあるという。
プロセッサはSnapdragon 8シリーズのGen3系で、多くの機種が採用するQualcomm XR系ではない。体感性能はMeta Questと同等クラスで、新境地を切り開くほどではないとされる。Steam Frame向けに認証されたVRゲームは現時点で100本程度で、11 Table TennisやWalkabout MinigolfなどQuestでも遊べる移植作が中心。多くが72Hz駆動を初期設定としており、最適化の余地を残す。深い階層の設定項目を掘れば改善の余地はあるが、万人向けの分かりやすさとは少し距離がある。

アリックスは動く、でも別物…コントローラーの本気度はホンモノ
最大の見せ場は「ハーフライフ:アリックス」がベータビルドで動作することだ。グラフィックはダウングレードされ、アニメーションのフレームレートも下がり、手の動きにもぎこちなさが残る。それでも吸い込まれるような没入感は健在で、顔の上で動くという事実自体が衝撃的との評価だ。コントローラーは前面からグリップまで静電タッチセンサーで覆われ、小指や薬指の動きまで認識する。背面に3種のトリガー、上部に2つ、側面にグリップ用、さらにデュアルスティック、方向キー、4ボタンを備え、SteamコントローラーやSteam Deckの配置にタッチパッドを除いてほぼ相当する。2DのSteamゲームもライブラリから直接導入でき、CupheadやBalatro、Hollow Knightといった軽量級は相性が良い。一方でSteam Deckより低い性能のため、動かないタイトルも多く、10年前のHTC Vive向け旧作やリック・アンド・モーティ系の作品では動作が重く酔いを誘う例もあった。遊べるものは何でも入れられるが、失敗も許容する玄人向けの自由さだ。
パススルーカメラが白黒な点は割り切りが必要だ。Questのカラーや高額機の精細さと比べると見劣りするが、150ドルのカメラモジュールを装着すれば高解像カラー化でき、スマホの文字読みや空間ビデオの記録、3Dスキャン的な活用も広がる。磁石式フェイスプレート、着脱式ストラップやバッテリー、交換可能な前面フィットなどモジュール性は高く、LinuxベースでデスクトップモードからFirefoxやWebXR、サイドロードまで試せる開放性もValveらしい。ただし追加出費と知識が前提になる。
ネットの反応
1049 for this? Just no!
Charging extra for a head strap is GD nuts
Pretty much consistent with other reviews - an upgrade but not the big upgrade over quest 3 that ppl thought it would be
1300 bucks, no thanks
I just can not wrap my head around paying 450+ MORE for a device that literally has half the battery life, practically same performance, much worse cameras, significantly less and older exclusives games, and is mostly meant for STREAMING games, not playing natively compared to Meta Quest 3.
It runs weaker than the steam deck????
thats all very nice... but can it run VTOL VR?
I am pretty hyped that it FINALLY went live, after more than half a year of waiting
AIの所感
Steam Frameが示したのは、VRの主戦場がスペック競争から使い方の発明へ移ったことだ。単体性能ではQuestと大差なく、白黒パススルーやバッテリーの短さは弱点として残る。それでも視線を活かしたストリーミングやモジュール化、Linuxの開放性は、Valveが描く橋渡しの一手として筋が通っている。Steam Deckが携帯PCの波を作ったように、この実験機が他社の本気を引き出す可能性は十分ある。1000ドル超えの今すぐ買う機器かと問われれば答えは渋くなるが、3年後のVRの景色を決める布石としては見逃せない。財布には厳しく、未来には優しい。そんな両義的な一台だ。