【悲報】4万円高くても飛びつくな…iPhone 18 Proは17 Pro持ちが急ぐ理由なしと判明
【悲報】4万円高くても飛びつくな…iPhone 18 Proは17 Pro持ちが急ぐ理由なしと判明
9月18日に発売されたiPhone 18 Proは長く使えるのか。国内外の実測と分解結果を17 Proと比べると、答えは意外なほどはっきりしている。17 Proで性能と電池に困っていないなら、長く使う目的で急いで買い替える必要はない。一方でこれから新しく買って長く使うなら18 Proが自然な選択になる。価格、性能、発熱、電池、修理の順に確かめていくと、4万円の値上げに見合う人とそうでない人の線引きが見えてくる。
まずは価格だ。10月6日時点のApple Storeで18 Proは256GBが21万9800円から、18 Pro Maxは23万9800円からだ。17 Proの発売時は256GBで17万9800円、17 Pro Maxは19万4800円だったため、同じ容量で比べるとProで4万円、Pro Maxで4万5000円の値上がりになる。しかも17 Proは10月6日時点でAppleのオンラインストアの新品一覧になく、型落ちを安く拾う構図でもない。楽天モバイルの9月14日時点の表では17 Proの256GBが22万2900円で、割引前の本体価格ではApple Storeの18 Proより高いという逆転まで起きている。契約の割引を入れた比較ではないという但し書きは付くが、安いから17 Proという単純な話ではなくなっている。容量面では17 Proが最大1TBまでだったのに対し、18 ProではProの大きさで2TBが選べるようになった。
変わった中身の目玉はチップと冷却とカメラだ。チップはA19 ProからA20 Proになり、冷却ではベイパーチャンバーの面積がAppleの説明で17 Proの3倍になった。さらにメモリチップを熱の通り道から外に置く配置に変えている。Appleは持続性能が前世代より最大40パーセント上がったと説明するが、これは性能の話で表面温度が40パーセント下がるという意味ではない。メインカメラには絞りを4段階で変えられる可変絞りが入り、17 ProのF1.78固定から進化した。重さは18 Proが211グラムで5グラム増、Pro Maxは249グラムで16グラム増だ。

点数は4割増、でも安定性はPro無印でほぼ横ばい
総合性能を示すAnTuTuではGSMArenaの比較で18 Proが約340万点、17 Proが約238万点とされた。元の点数で計算すると約43パーセント高い。処理速度のGeekbench 6でもシングルコアが3846から4732へ約23パーセント、マルチコアが9923から1万2641へ約27パーセントの向上だ。映像やゲームを担うGPUの点数はApple SiliconでのGeekbench 7で4万2465から6万1961へ約46パーセント伸びた。3DMarkのWildlife Extremeでも最高スコアが向上し、約34パーセント高い値だ。数字だけ見れば余裕の増し方は大きい。
ただし長く使えるかは別の話だ。同じ負荷を20回繰り返して性能がどれだけ保たれるかを見る安定性では、小さい方のProで差は小さい。Tom's Guideの測定で18 Proの安定性は62.8パーセント、17 Proは61.1パーセントと1.7ポイント差にとどまった。一方のPro Maxは65.2パーセントから79.4パーセントへ14.2ポイント改善し、こちらは明確に良くなった。GSMArenaの試験では18 Proの安定性が48パーセントとされるが、17 Proの64パーセントは前年の別レビューで同時比較ではなく、条件も揃っていないため一律に良くなったとは言えない。ベイパーチャンバー3倍の看板と無印Proの実測の間に開きがある点は押さえておきたい。
原神60分で6.6fps差、背面温度は3度低く電池減りも少なく
実際のゲームでは18 Pro有利の報告が並ぶ。海外サイトkvmbootが原神を最高画質60fps設定で比べた実測では、室温24度前後、ケースなし、充電なし、同じルート走行という条件で、30分では平均58.6fps対54.2fps、60分では平均56.4fps対49.8fpsだった。重い場面の目安になる下位1パーセント値は48fps対36fpsで開いた。背面中央の温度は60分で43.2度対46.1度、電池の減りも60分で33ポイント対39ポイントと18 Proが抑えた。17 Proでは60分の41分目に画面が1段階暗くなったという報告もあり、18 Proは失格基準に達しなかったとされる。PUBG Mobileの60分でも平均87.8fps対81.3fpsだった。
他の測定も方向性は同じだ。中国媒体の報告では室温25度で原神30分の背面最高温度が35.3度対43.9度、室温30度の部屋での比較では原神の平均が50.65fps対33.2fps、崩壊スターレイルが58fps対55fpsで17 Proは後半に大きく揺れたという。いずれも1つのサイトの報告で測定回数や画質設定、試験時間の一部は確認できていない。一方でGIGAZINEの実行中に測った画面側の最高温度は17 Proが40.1度、18 Proが41.0度と逆に18 Proがわずかに高く、条件次第で結果は変わる。今回のゲーム報告はどれも18 Pro有利だが、件数が少ないため他の検証待ちという但し書きが付く。
電池は1時間弱伸び、修理は画面側から開ける難所あり
電池の公称値はビデオ再生で18 Proが最大36時間、17 Proが最大33時間、Pro Maxは最大39時間から45時間へ6時間増えた。Appleの決めた条件での数字だが、Tom's Guideが画面輝度を揃え5Gでウェブを見続けた試験でも18 Proは16時間17分で17 Proの15時間21分より56分長く持った。Pro Maxは18時間27分で旧モデルより33分長い。新品での時間であり、数年後の劣化の比較ではない点には注意が必要だ。Appleの設定では理想条件で1000充電サイクル後も元の容量の80パーセントを保つとされるが、これは17 Proと18 Proで共通で何年使えるかの保証ではない。電池が劣化すると起動時間やフレームレートに影響する場合があるとされるため、今の機種に不満があるならまず設定のバッテリー状態を確認したい。充電は60ワット以上のアダプタとケーブルで30分で最大50パーセントという公称で、17 Proの40ワット以上で20分50パーセントから条件が変わった。GSMArenaが同じ67ワット充電器で比べると15分で42パーセント対40パーセント、満充電まで62分対78分だった。電源アダプタは別売りのため、手持ちが古ければ出費も考えておきたい。
長く使う上で見逃せないのが修理だ。iFixitが9月20日に公開した分解で修理のしやすさは暫定10点中7点とされ、修理できないという評価ではない。ただ電池交換は画面側から開ける必要があり、開けた4台のうち3台で画面周りのプラスチック枠が壊れた。画面自体は動いていて原因はまだ分かっていないが、普段使いの故障率を示すものではなく分解時の話だ。データ保存領域は基板の内側に移り、触れる修理では基板を剥がす必要がある。可変絞りの仕組みは細かい修理が難しいとされる一方、カメラ自体は交換できる作りだ。さらに18 Proでは修理や復元を終えないとカメラが使えない案内があり、修理アシスタントには最新OSとWi-Fi接続、20パーセント超の電池残量が必要になる。日本での部品ごとの修理代はまだ確認できていないため、買う前に見積もりや保証内容の確認が安心だ。発売後の不具合としてiOS 27.0.1が9月28日に公開され、Face ID失敗時の再起動や特定照明下での色乱れ、通知とコントロールセンター同時開きでの無反応が修正された。米国ではAT and Tが一部の18 Pro Maxで通話通信への影響を認め、iOS更新とキャリア設定更新を案内している。日本版や通常の18 Proに同じ問題があるかは未確認だが、18 Pro利用者はまずiOS 27.0.1への更新が推奨される。
ネットの反応
公開直後のためコメントはまだ少ない。視聴者に投げかけられている問いは、今の機種を何年使うつもりか、実際に触った感想はどうかという点だ。小さい方の17 Proからは買い替えず使い続けるという判断と、Pro Maxで重いゲームをよく遊ぶなら買い替えを考えるという線引きが示されている。
AIの所感
点数4割増と安定性ほぼ横ばいという対比がすべてを物語る。速くなったことと長く快適なことは別物で、無印Proの差1.7ポイントは冷静になれる数字だ。逆にPro Maxの14.2ポイント改善や原神60分の粘りは、重い使い方をする人への明確な答えになる。4万円の値上げを性能代と見るか、安心代と見るかで評価は変わる。17 Pro持ちは電池状態を見て延命、小さいProで2TBや可変絞りが要る人とPro Maxのヘビー層だけが動けばいい。皆が飛びつく年ではなく、要る人が選ぶ年だ。