【悲報】Mac mini15万円差の罠…M6が4K書き出しで上位を食った実測の衝撃
【悲報】Mac mini15万円差の罠…M6が4K書き出しで上位を食った実測の衝撃
9月22日に発売されたM6とM5 ProのMac miniを、発売から3週間で出そろった実測で比べると、高い方が常に速いという常識が崩れる。Appleの発売時価格はM6が14万9800円から、M5 Proが29万9800円からで、一番安い構成同士では15万円違う。ただしメモリとSSDの容量が違う構成同士の差であり、ビックカメラの10月13日時点の掲載で24GBと512GBにそろえると差は7万8000円になる。Geekbench 6ではシングルコアでM6が約8パーセント高く、マルチコアとMetalはM5 Proが約27パーセント、約25パーセント高い。単核の軽快さと多核の力持ちという住み分けがすでに出ている。
驚きはAdam Talks TechのFinal Cut Proの実測だ。30分の4K動画の書き出しがM6は11分28秒、M5 Proは13分1秒で、安いM6の方が速い。3分の4K書き出しでも1分08秒対1分19秒でM6が勝ち、18秒クリップのマグネティックマスクも17秒対約24秒でM6が勝った。一方で6Kクリップを重ねて同時再生できた本数はM6が5本、M5 Proが12本で、重ねて見る力ではProが圧勝する。書き出す速さと並べて見る強さが逆転した形だ。LightroomのAIノイズ除去でもM6が勝つ一方、ローカルAIの書き込みではM5 Proが約70パーセント速く、メモリ帯域もM6最大170GB/sに対しM5 Proは307GB/sと倍近い。
仕様の差も効く。M6は最大32GBメモリ、最大2TBストレージ、Thunderbolt 4までで、M5 Proは最大64GB、最大8TB、Thunderbolt 5対応となる。重量はProが約60g重い。M6の256GB SSDの読み書きがM4世代より上がったという報告や、3DMarkで68パーセント伸びたという報告もあり、世代進化の恩恵は確実にある。ただしM6のベースSSDの小ささと遅さ、Thunderbolt 4止まりという天井は残る。MacStadiumの検証ではXcodeの実プロジェクトコンパイルでM5 Proが29パーセント速く、Cinebenchの全核レンダリングでは67パーセント差が開いた。核を総動員する仕事ほどProが離す。

4K書き出し中心ならM6、重ねて見るならPro
結論の線引きは明確だ。普段使いとFinal Cut Proでの4K書き出しが中心で、メモリ32GBまでで足りるならM6が候補になる。家族用の据え置きやホームサーバー、Intel時代からの乗り換え、通常のモニター1から2枚という構成にも合う。32GBを超えるメモリ、6Kを何本も重ねる編集、Thunderbolt 5や6K60Hzの3画面が必要ならM5 Proが候補だ。大きなLogicセッションや3D、ローカルAIモデルを回す用途でもProの多核と帯域が生きる。Final Cut Pro以外のアプリで編集する人は、他のアプリでの比較を待つのも手である。
16分の4K60プロジェクトでM6がM5 Proより約1分50秒速く書き出したという報告もあり、H.264書き出しでのお買い得感は際立つ。ただしレンダー段階ではProが勝つこともあり、全工程でM6が勝つわけではない。3台の5K表示で編集しつつ別アプリを開いたら一度落ちたという報告もあり、24GBと512GBをバランス点と見る向きもある。安い速さと高い余力、どちらを買うかは仕事の中身次第だ。15万円差という見出しの数字より、容量をそろえた7万8000円差で何を得るかを考える方が現実に近い。
ネットの反応
4K書き出しで安い方が速いとは思わなかった。普段使いならM6で十分そうだ
6Kを12本同時再生できるProの余力はやはり別物だ
容量をそろえると差は7万8000円になる整理が助かる
全核レンダーで67パーセント差が開くなら仕事用はPro一択だな
Thunderbolt 5とメモリ上限で将来が変わる。周辺機器次第だ
AIの所感
速さの勝敗が種目別になったことが面白い。書き出す速さでは軽量級が勝ち、並べる強さでは重量級が勝つ。値段の差より仕事の差で選ぶ時代になったと感じる。自分のタイムラインが4Kか6Kか、その一列が答えを持っているはずだ。