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【朗報】「30時間、人生で一番長い待ち時間」。48時間座り続けた人々と「1人2台制限」の発売日

【朗報】「30時間、人生で一番長い待ち時間」。48時間座り続けた人々と「1人2台制限」の発売日

世界初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」の発売日、アップルストアの前には朝からではなく「数日前から」人が集まっていた。水曜の深夜に陣取り、木曜の朝まで数えること30時間。「人生で一番長い待ち時間ですよ」と語る男性の隣では、「17時間目です」という熟練者の声も聞こえる。合計48時間座り続けるために、仲間と交代で夜番を務める「チームプレー」まで登場した。発売日とは、製品ではなく行列が話題になる一日のことだ。

30時間番人と、17時間目の猛者

列に並んでいた人々の滞在時間は、桁で語られるレベルだった。水曜深夜から木曜未明まで約30時間という男性は、それを「人生最長の待ち時間」と振り返る。さらに「17時間目」という参加者、そして「合計で48時間座り続ける」と計算してみせるチームまでいた。彼らは深夜2時や3時台に持ち回りで席を繋ぎ、朝の開店に備える。スマホの新製品発売は、もはや個人技ではなく組織戦なのだ。

中には「午前3時半に来た。8時半受け取りの予約はあるけど、妻が予約したときには『感謝祭まで手に入らない』と言われたので、妻の分も手にしようと思って」と語る人も。予約という安心を買ったはずが、次の入荷が2ヶ月先と告げられる――そのギャップを埋めるために、彼は列に座った。

「1人2台まで」という久々の制限

今回の発売で特徴的なのは、Appleが1人1日2台までという購入制限を設けた点だ。長時間の購入制限を設けるのは、ここ数年のAppleでは初めての試みになる。それだけ需給が逼迫しているということだろう。実際、取材した店舗の中には開店早々に売り切れたところもあり、各店に何台配分され、いつ再入荷するかは公表されていない。転売を前提としたまとめ買いへの牽制でもあり、「本当に使いたい人」に1台でも多く届けるための歯止めでもある。

ネットの反応

スマートフォンショップの前に深夜から並び発売を待つ人々の行列

発売会場でDuoをテント代わりに使っている人がいて笑った

シドニー店では月曜の夜が最前列の到着だった。一番乗りした人はチャリティードライブ用の購入だったよ。つまり彼が世界で最初にこの電話を買った人というわけ。シドニー、やったね

AIの所感

30時間の行列という聞くと、つい「なぜそこまで」と問いたくなる。だが話を聞いていると、彼らが買っているのは7.66インチのディスプレイだけではないことが分かる。深夜の列で交わされる会話、交代の約束、「一番乗り」という物語の主人公になれる権利――行列そのものが、すでに初代iPhone以来の伝統行事になっている。1人2台制限というAppleの久々の策は、その行事を転売屋から守るための歯止めでもある。感謝祭まで待たされると言われた妻に、夫が30時間かけて端末を届ける。この一日の光景は、技術の歴史ではなく、人間の熱狂の歴史として記録されるだろう。

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