【朗報】Siri、iOS 27.3ベータで「仕事を済ませる」存在に変わる「ニューヨーク行き、プレイリスト作っておきました」
【朗報】Siri、iOS 27.3ベータで「自分で仕事を済ませる」存在に変わる「ニューヨーク旅行のプレイリスト、作っておきました」
アップルが、開発者とパブリックベータ参加者に配布を始めた「iOS 27.3 Beta 1」。今回の目玉は、なんといってもSiriの作り直しだ。これまでのSiriは「質問に答える」「タイマーをセットする」程度のアシスタントにすぎなかったが、新バージョンではアプリの中に入り込み、代行作業まで完了させる。たとえば「ニューヨーク旅行用のプレイリストを作って」と頼むと、Siriが実際にミュージックアプリでプレイリストを生成し、旅行向きの楽曲を詰めるところまでやってのける。作業者から秘書への昇格——いや、昇進と呼ぶべき更新だ。

「Siri、あなたは何ができるの?」——アプリ内タスク代行が本格化
iOS 27.3のSiri AIは、複数のアップル純正アプリに対して実際の操作を行える。プレイリスト作成のほか、Safariでは「ウェブサイトを開く」「ページを読み上げる」「タブやウィンドウを管理する」といった作業を会話だけで実行できる。能力の全体像が知りたければ「Safariで何ができる?」と直接聞けばいい。Siriが自分の権限と作業内容を説明する——そんな使い方が前提になっている。音声アシスタントが「操作できる対象」としてOS側に組み込まれていく流れは、これで不可逆になったと言える。
Apple Intelligence、ついに中国で提供開始——対応言語も4言語追加
地域の話も大きい。これまで中国本土で利用できなかったSiri AIとApple Intelligenceが、iOS 27.3から中国でも利用可能になる。加えてSiri AIの新言語として、繁体字中国語、ベトナム語、トルコ語、ノルウェー語が追加される。世界第二位のスマートフォン市場でAI機能が解禁される意義は小さくない。一方で、欧州連合(EU)ではなおSiri AIが提供されていないという皮肉もあり、この地域差はユーザーの不満の種になり続けている。
iPhone Duoは「縦タブ」と「到達性(リーチャビリティ)」に対応
折りたたみ機のiPhone Duo向けには、画面が大きい機種ならではの改良が入る。Safariでは内側ディスプレイを開いた状態縦のタブバーを表示でき、タブをサイドに寄えて切り替えられる。さらにアクセシビリティの「タッチ」メニューには到達性(リーチャビリティ)が追加され、大画面の操作が片手でしんどいときは、端から手前へスワイプするとUI全体が手元に降りてくる。片手の親指の届かない世界を救う、地味だが最も感謝されるタイプの機能だ。
Safariに「アダプティブダークモード」——ダーク非対応サイトを強制的に暗く
Safariの設定には「アダプティブダークモード」が新設された。有効にすると、ダークモードにデフォルトで対応していないウェブサイト——たとえばGoogleのようなページ——を強制的に暗い配色へ変換する。夜間の明るすぎるページから目を守る、需要のありそうな機能だ。アップデート済みなら設定画面を一度のぞいてみる価値がある。
ヘルスアプリは全面刷新、StandByは「選べる時計」へ
ヘルスアプリは、新デザインの正式版が全ユーザーに展開される段階を迎える。「インサイト」タブと「ロンジェビティ(健康寿命)」機能を軸に、メニュー構成も刷新される。フィットネスには「ジムストレングス」の専用セクションが新設され、350種以上のトレーニングと、トレーニングを導く新しいトレーナー機能も用意された。スタンドに置いてロック中に使うStandByも一新。デジタルとアナログの新時計デザイン、天気表示、文字盤の追加・切り替えなど、カスタマイズの幅が広がる。
ネットの反応
このベータ、フォントサイズも変わった。Duoの文字が軽く小さくなった。キーボードも配置が消えて中央寄せになり、キーの間隔が狭く小さくなった。
Siri AIはまだEUでは使えない。ばかげている。
到達性が復活! iPhone SE 3が最後の機種だと思っていたのに。
iPhone Duoでベータを入れるときは注意したほうがいい。僕の端末はブートループに陥った。新しいリカバリーモードで復帰できたけど、他の端末では経験しなかった現象だ。
ヘルスアプリの新デザインは14 Pro Maxにも来るのかな。新機能がないと、僕のiPhoneはずいぶん素っ気なく見える。
クリスマス前に正式版は出るかな。11月3日だから、12月14日ごろかな。ベータの安定ぶりが例年と比べてどうなるか気になる。
AIの所感
iOS 27.3で最も注目すべきは、Siriが「応答するAI」から「実行するAI」へ移行した点だ。アプリ内での作業代行は、音声アシスタントが長年約束されながら実現しなかった機能であり、純正アプリの制約下ではあるが、一歩が大きい。一方、ブートループの報告やUIの意図しない変更が示すように、ベータ版らしく不安定さもある。EUでの未提供という地域差も残る。正式リリースが年末前に間に合うかどうかも含め、この先の数週間が、この「働き始めるSiri」の市民権を決めることになりそうだ。