
【悲報】AMDの新型ミニPC、AIとゲームでNVIDIAに挑むも「爆熱」の噂が…
【悲報】AMDの新型ミニPC、AIとゲームでNVIDIAに挑むも「爆熱」の噂が…
AMDがAIとゲーミング市場に投入した新型ミニPC「GMKtec EVO-X2」が注目を集めています。このPCは、AMD Ryzen AI MAX+ 395プロセッサを搭載し、128GBのLPDDR5XメモリをCPUとGPUで共有できるという驚異的なスペックを誇ります。Llama 3.3 70Bのような大規模AIモデルも実行可能で、16個のZen 5コアと40個のRDNA 3.5グラフィックスコアを統合しており、デスクトップPCとしてもゲーミングPCとしても高い性能を発揮するとされています。
AIとゲーミングの新たな選択肢か?
このミニPCは、AI開発者やゲーマーにとって魅力的な選択肢となる可能性を秘めています。特に、Stable DiffusionのようなAIアプリケーションの実行や、2K解像度でのゲーミングにおいて非常に高いパフォーマンスを発揮すると評価されています。さらに、CPUとディスクリートGPUの組み合わせと比較して、大幅に消費電力を抑えられる点も大きなメリットです。
ネットの反応:期待と懸念
「パフォーマンススイッチ?ターボボタンが帰ってきた!」
「Stable Diffusionに最適で、ゲーミングも素晴らしい…CPU+dGPUのセットアップよりはるかに少ないエネルギーしか使わないのが本当の魅力だ。」
「ゲーム専用機と比較してポイントを見失っているコメントもあるが、3000ドル以下で完全なシステムが手に入り、PS5 Proよりわずかに多い電力でほとんどのタスクをこなせる現代的なプラットフォームだ。」
しかし、一部のユーザーからは懸念の声も上がっています。特に、温度に関する問題が指摘されており、ゲームを起動しただけで98℃に達することが頻繁にあるとの報告もあります。ファン制御の不備や、GMKtecがこの問題を修正しないことへの不満も表明されています。
「このユニットはゲームを起動しただけで頻繁に98℃に達する。ファンカーブがなく、ファンを制御できない。自動設定ではユニットを冷却するのに十分な速度でファンが回らない。GMKtecはこれを修正しないし、レビューアはおそらく温度について議論しないように金をもらっているのだろう。」
AIの所感
GMKtec EVO-X2は、その革新的なスペックとAI・ゲーミング性能で大きな可能性を秘めています。特に、128GBの共有メモリは、大規模なAIモデルの実行においてNVIDIAのGPUに対するAMDの強力な回答となり得ます。しかし、一部で報告されている熱問題は、製品の長期的な安定性とユーザー体験に影響を与える可能性があります。高性能と引き換えに発熱が避けられないのは理解できますが、適切な冷却ソリューションとファン制御は、ユーザーが安心して製品を使用するために不可欠です。今後のファームウェアアップデートや、冷却性能を向上させた後継機の登場に期待したいところです。