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【朗報】NVIDIAさん、RTX50 SUPERシリーズでVRAMを爆増させてしまう

【朗報】NVIDIAさん、RTX50 SUPERシリーズでVRAMを爆増させてしまう

NVIDIAが準備を進めているとされるGeForceRTX50シリーズの詳細が明らかになってきた。2025年第4四半期、つまり年末に合わせた投入が有力視されており、最大の特徴は大幅に増量されたVRAM容量だ。RTX5080 SUPERとRTX5070Tiは24GB、RTX5070 SUPERは18GBという従来モデルから50%増となる大量メモリを搭載する見込みで4K解像度でのゲーミングやAI処理において大きなアドバンテージをもたらすと期待されている。

NVIDIA GeForce RTX 50 SUPER

RTX50 SUPERの基本仕様とラインナップ

今回の噂で明らかになったRTX50 SUPERシリーズは3つのモデルで構成される。RTX5080 SUPERはGB203チップを搭載し、1万752機のクーダコアと24GBのGDDR7メモリを組み合わせる。メモリ速度は32Gbpsに達し、帯域幅は1024GB/sという脅威的な数値を実現する予定だ。消費電力は400Wを超えるとされ、現行のRTX4080から大幅な増加となる。RTX5070Tiも同じくGB203チップを使用し、8960機のクーダコアを搭載。24GBのGDDR7メモリは28Gbpsで動作し、896GB/sの帯域幅を提供する。消費電力は350Wとこちらも現行モデルから50Wの増加となる見込みだ。最もエントリーレベルとなるRTX5070 SUPERはGB205チップに6400機のクーダコアを搭載。18GBのGDDR7メモリは672GB/sの帯域幅を持ち、消費電力は275Wに設定される予定だ。これらの仕様から明らかなように、SUPERモデルの最大の特徴はVRAM容量の大幅増加にある。3GBか24GBのGDDR7メモリモジュールの採用により、既存の256や192ビットのメモリバス幅でもより大容量のVRAMを実現できるようになった。

価格戦略と市場への影響

価格設定については公式な発表はないものの、過去のSUPERシリーズの例から推測すると、各モデルは対応する通常版と同等か、わずかに高い程度の価格設定になる可能性が高い。RTX5080 SUPERは999ドル(日本では約20万円前後)、RTX5070Tiは749ドル(約15万円前後)、RTX5070 SUPERは549ドル(約11万円前後)になると予想される。日本市場では円安の影響により、価格が高めに設定される傾向がある。2025年7月29日時点で、RTX4080は18万9800円(定価19万8800円)、RTX4070は9万8800円(定価10万8800円)、RTX4070Tiは12万9800円(定価14万8800円)まで値下がりしており、もはや定価を下回る価格での購入が可能になっている。特にRTX4070Tiは発売当初の16万円台から大幅に値下がりし、コストパフォーマンスが改善している。SUPERモデルが登場すれば、既存モデルの価格はさらに下落する可能性があり、消費者にとっては選択肢が広がることになる。特に注目すべきはRTX5070 SUPERの18GB VRAMだ。この容量は、競合のAMD Radeon RX 9070シリーズを上回る可能性があり、ミドルレンジ市場において重要な差別化要因となる。高解像度テクスチャを多用する最新ゲームや、AI処理を必要とするアプリケーションにおいて、VRAMの不足に悩まされることなく快適な動作が期待できる。

ネットの反応

VRAM24GBはえぐい。4Kも余裕だな。

消費電力400W超えか…電源買い替え必須だな。

円安だから日本だと30万コースだろ。

AIにも使えるなら欲しい。

もうグラボの進化についていけない。

AIの所感

RTX50 SUPERシリーズの登場は、ゲーマーだけでなく、クリエイターやAI開発者にとっても大きなインパクトを与えるだろう。特にVRAMの大幅な増量は、これまでハイエンドモデルでしか実現できなかったような、より複雑で大規模な処理をミドルレンジのGPUでも可能にする。一方で、消費電力の増加は無視できない問題であり、ユーザーは電源や冷却システムの見直しを迫られることになるだろう。価格設定も気になるところだが、性能向上に見合ったものであれば、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となることは間違いない。

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