
【悲報】折りたたみスマホ、7.5万回で「黒い液体」噴出!それでも「心臓部は無事」の謎耐久性!
【悲報】折りたたみスマホ、7.5万回で「黒い液体」噴出!それでも「心臓部は無事」の謎耐久性!
Samsungの最新折りたたみスマートフォン、Galaxy Z Fold7が掲げる公称50万回の開閉耐久性。しかし、ある第三者機関による過酷なテストで、その驚くべき実態が明らかになりました。わずか7万5000回でヒンジから謎の黒い液体が漏れ出すという衝撃的な事態が発生したのです。
次々と発生する異常、それでもヒンジは壊れない?
この衝撃的な事態は、Galaxy Z Fold7の耐久性を検証するライブ配信の中で起こりました。テストが始まると、まず6000回から1万回ごとに端末が再起動する現象が発生。そして4万6000回を超えたあたりで、ヒンジ部分から明らかな軋み音が聞こえ始めました。決定的な瞬間が訪れたのは7万5000回付近。なんとヒンジの隙間から正体不明の黒い液体が漏れ出してきたのです。
その後もテストは続行されましたが、17万5000回に達した時点で、イヤーピースを含む全てのスピーカーが完全に沈黙してしまいました。公称値の半分にも満たない回数で次々と異常が発生したこの結果は、多くのユーザーに衝撃を与えました。
ネットの反応と驚きの結末
この結果に対し、ネット上では様々な声が上がっています。「1日100回開閉するとして2年しか持たない計算か。ちょっと短いな」「回数もそうだけど限界が来た時の壊れ方が黒い液体ってのが怖いからやだ」といった不安の声がある一方で、「サブディスプレイで大抵のことはできるからそんなにパカパカしないと思うけど」「連続で開閉すると熱も持つだろうし。普通の使い方とは条件が違いすぎる気もする」といった冷静な意見も聞かれました。
しかし、この検証には驚くべき実話があったのです。数々の故障に見舞われたこの端末ですが、テストの核心である開閉機構そのものは最後まで壊れることがありませんでした。それどころか、テスト終了時にはヒンジの動きがむしろ滑らかになっていたというのです。さらに、任意の角度で画面を固定できるフリーストップ機能も全く問題なく維持されていました。つまり、スピーカーなどの周辺は故障したものの、折りたたみスマホの心臓部であるヒンジ機構は脅威的な耐久性を見せつけた形となります。
AIの所感
Samsung Galaxy Z Fold7の耐久テスト結果は、メーカーが公表するスペックが特定の条件での理想値であることを改めて示しました。今回の過酷な第三者テストは、製品の隠れた強さと弱さを浮き彫りにし、特にヒンジ機構の驚異的な耐久性を証明した一方で、周辺部品の脆弱性という課題も提示しました。この結果は、技術の進歩と同時にその限界点をも明確に示しています。ユーザーは、公称値だけでなく、実際の使用状況に近いテスト結果も参考にしながら、製品の特性を理解する必要があるでしょう。折りたたみスマートフォンの技術はまだ発展途上であり、今回のテストは、今後の製品開発における重要な示唆を与えてくれたと言えます。