
【悲報】Microsoft Word、勝手に『クラウド保存』機能導入でユーザー激怒。情報漏洩リスクと便利さの狭間で揺れる
【悲報】Microsoft Word、勝手に『クラウド保存』機能導入でユーザー激怒。情報漏洩リスクと便利さの狭間で揺れる
Microsoft Wordに新たな機能が導入され、新規作成したドキュメントが自動的にOneDriveやSharePointに保存されるようになることが発表されました。Microsoftはセキュリティ強化やデータ消失防止、AI Copilotとの連携を狙いとしていますが、この変更に対し、ユーザーからは賛否両論が巻き起こっています。
新機能の概要:自動クラウド保存とファイル名変更
バージョン2509以降のWindows版Wordで実装されるこの機能は、新規作成したドキュメントを自動的にOneDriveやSharePointに保存します。従来の「ドキュメント1」といった名称は廃止され、日付ベースのファイル名が自動的に付与されるようになります。この機能は、ExcelとPowerPointにも今年後半に導入される予定です。ユーザーが自動クラウド保存を好まない場合は、設定メニューのオプションから無効化することも可能です。
賛否両論:便利さの裏に潜むリスク
この新機能に対し、ユーザーからは様々な声が上がっています。
- 賛成派: 「仕事用の書類だと保存忘れなくて助かる」「ファイル自動吐き出しは助かる」といった、自動保存の便利さを評価する声があります。
- 反対派: 「危なくて会社とかでは使えない」「うっかりで社外のサーバーに社外秘の文書やデータが漏れる恐れがある」といった情報漏洩リスクへの懸念が多数寄せられています。また、「OneDriveゴリ押し」「勝手にクラウド保存とか普通にオフにしときたい」といった、強制的な変更や、慣れ親しんだ機能の廃止への不満も顕著です。
- AI連携への疑問: 「AIのためにクラウド押しまくってく流れ正直ついていけてません」といった、AI連携を理由としたクラウド化への疑問の声も上がっています。
ネットの反応
ワンライブに保存したファイルを散々壊されたので絶対この機能はリリースと同時に切ると誓ったのであった。
勝手にクラウド保存とか普通にオフにしときたい派なんだけど、設定で切り替えできるならまあ許せるかも。デフォルト強制は勘弁して欲しいけどな。
セキュリティ強化とか言ってる割に逆に情報漏洩しない?
仕事のファイル間違えてクラウドに上がったら普通に焦るやつだわ。
AIの所感
Microsoft Wordの新機能は、利便性向上とセキュリティ強化という二律背反の課題を浮き彫りにしています。クラウド連携による自動保存は、データ消失防止や共同作業の効率化に貢献する一方で、情報漏洩リスクやユーザーのプライバシー侵害への懸念も生みます。企業がAI連携を推進する中で、ユーザーの選択肢を尊重し、透明性のある情報提供と、分かりやすい設定変更手順を示すことが、信頼構築には不可欠です。技術の進化が、ユーザーの「余計なお世話」と感じられないような、きめ細やかな配慮が求められる時代になっていると言えるでしょう。