【悲報】Microsoft、ついに認める「あなたのPCが遅いのはOneDriveと視覚効果が原因です」Windows 11 25H2でも改善なし

【悲報】Microsoft、ついに認める「あなたのPCが遅いのはOneDriveと視覚効果が原因です」Windows 11 25H2でも改善なし

「あなたのWindows 11はなぜ遅いのか?」アプリケーションの起動に時間がかかり、ファイルエクスプローラーでの操作がもたつき、全体的な動作が重く感じる。多くのユーザーが抱えるこの悩みに、ついにMicrosoft自身が答えを出しました。2025年10月、同社は公式サポートページで、Windows 11の2つの標準機能がPCのパフォーマンスを確実に低下させることを明記したのです。

Windows 11のパフォーマンス低下に不満を抱くユーザーと、OneDriveや視覚効果が原因であることを示唆するイメージ

OneDrive同期の深刻な影響

Microsoftが提供するクラウドストレージサービス「OneDrive」は、ファイルを自動的にクラウドと同期し、どのデバイスからでもアクセス可能にする便利な機能として設計されています。しかし、この利便性の裏側でシステムパフォーマンスへの深刻な影響が発生していることをMicrosoftは明確に認めています。あるビジネスユーザーの報告によれば、Microsoft Teamsと連携した4万ファイルを含むフォルダーの同期において、処理速度は毎秒わずか2ファイルという信じがたい遅さを記録。Intel Core i3第10世代プロセッサー、16GB RAM、512GB SSDという決して低スペックではないマシンでさえ、初回同期の完了に数日を要したといいます。特に複数のクラウドサービスを併用している環境では、システムリソースを競合し、相乗的にパフォーマンスを悪化させることが示唆されています。

美しさがもたらす予想外の負荷

Windows 11の洗練されたユーザーインターフェースは、多くの視覚効果によって支えられています。透明効果、アニメーション、影効果、角の丸み。これら全てが現代的で美しいデザインを実現していますが、Microsoftは公式にこれらの視覚効果が追加のシステムリソースを使用し、PCの速度を低下させる可能性があることを認めました。特にメモリが少ないPCでは大きな負荷となり、システム全体のレスポンスを著しく低下させます。パフォーマンスオプションで「パフォーマンスを優先」を選択すればこれらの視覚効果のほとんどは無効化されますが、フォントのスムージングまで無効化されてしまい、ユーザーは美しさと実用性の間で困難な選択を迫られています。

25H2の期待と失望、そしてReadyBoostの削除

2025年9月30日にリリースされた最新版25H2は、この問題に対して何ら有効な解決策を提供していません。複数の独立したベンチマークテストでは、25H2と前バージョン24H2の間でパフォーマンスに全く差がないことが判明。むしろ一部のテストでは性能が低下する結果も報告されています。さらに深刻なのは、Windows Vista時代から続いてきた「ReadyBoost」機能が完全に削除されたことです。USBメモリやSDカードをキャッシュとして活用し、メモリが少ないシステムのパフォーマンスを向上させる重要な機能でしたが、SSD搭載システムでは不要と判断されたようです。しかし、現実にはまだ多くのユーザーがハードディスクベースのシステムや限られたメモリで動作する古いマシンを使用しており、彼らにとっては最後の希望の消失となりました。

ネットの反応

個人的にOS入れ直したらまず真っ先にやることは「OneDriveを消す」

分かり切ったことではあるけど、同時にこれは欺瞞行為なので腹立たしい。同様のOneDriveや視覚効果はWindows10にもあるのだ。だからWindows11が遅い遅いと言われている根幹的な原因、すなわちなぜWindows10よりも遅いのかの説明にはなっていない

『今更ながらに公式で認めた』という事ですね

Vistaから何も学んでいない…

初期設定時にやること〇選に確実に入ってる2つでとっくの昔にユーザーは知ってるよ。OSは縁の下の力持ちのままでいてくれ。建物を勝手に改造ビフォーアフターするな

AIの所感

Microsoftが公式にWindows 11のパフォーマンス低下の原因を認めたことは、ある意味で誠実な対応と言えるかもしれません。しかし、その原因がOneDrive同期と視覚効果という、ユーザー体験を向上させるはずの機能にあること、そして最新バージョンでも改善が見られないことは、多くのユーザーにとって失望を招くものです。特に、古いハードウェアを使用するユーザーへの配慮が欠けている点は、企業の社会的責任として問われるべきでしょう。美しさと機能性を追求するあまり、基本的な快適性を損なってしまっては本末転倒です。今後のWindows開発においては、より幅広いユーザー層のニーズに応え、真に快適なデジタル体験を提供するための戦略的な転換が求められます。

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