
【悲報】Windows 11新スタートメニュー、大改悪でユーザーの不満爆発!レガシーアプリも動かず企業に激震
【悲報】Windows 11新スタートメニュー、大改悪でユーザーの不満爆発!レガシーアプリも動かず企業に激震
Microsoftが10月8日に公開したWindows 11のカナリーチャネル向けビルド27965は、単なる定期更新ではなく、Windows 11登場以来最大級のユーザーインターフェイス変更を含む実験的な試みです。しかし、その実験的な性質ゆえに、安定性や互換性において多くのユーザーが予期しない問題に直面しており、特に企業ユーザーからは不満の声が上がっています。
スタートメニューの根本的な変更:便利さの裏に潜む混乱
今回の更新で最も注目されるのは、スタートメニューの完全な再設計です。従来の複数パネル構造から、全てのコンテンツが単一のスクロール可能な画面に統合されました。アプリケーションリストは、これまで「全てのアプリ」として別画面に隠されていたものが、メインのスタートメニュー内に直接表示されるようになっています。新しいデザインでは、カテゴリービューとグリッドビューという2つの表示方法が導入され、アプリケーションが自動的にカテゴリーごとにグループ化される仕組みです。画面サイズに応じたレスポンシブデザインも採用され、画面スペースの有効活用が図られていますが、ユーザーからは手動でサイズを調整できない点への不満の声も上がっています。
消えた基盤:.NET Framework 3.5の削除が企業に激震
しかし、見た目の変更の裏でより深刻な問題が潜んでいます。このビルドから、.NET Framework 3.5がWindowsの標準機能から削除されました。これは2006年にリリースされた古いフレームワークですが、多くのレガシーアプリケーション、特に企業で使用されている業務用ソフトウェアの動作に不可欠な存在です。Microsoftはレガシーフレームワークに依存している顧客に対して.NETの最新バージョンへの移行を推奨していますが、多くの企業システムは10年以上前に開発されたカスタムアプリケーションに依存しており、これらを最新版に移行するには莫大なコストと時間がかかります。.NET Framework 3.5が必要な場合、ユーザーは別途スタンドアローンインストーラーをダウンロードする必要があり、特にインターネットアクセスが制限された企業環境では大きな問題となります。さらに、Windowsアップデートを通じた自動配信が行われないため、IT管理者の負担が大幅に増加しています。
積み重なる不具合と実験場の危うさ
このアップデートには、ファイルエクスプローラー、設定、ロック画面とログイン画面、電源とバッテリーに関する既知の問題が存在しています。最も深刻なのは、ネットワークドライブへのファイル転送時にファイルエクスプローラーがクラッシュする問題です。これは企業環境で頻繁に使用される機能であり、業務に直接的な影響を与えます。設定アプリも不安定で、ストレージ情報にアクセスしようとするとクラッシュすることがあります。電源管理の問題も報告されており、一部のユーザーはスリープやシャットダウンが正常に動作しないと報告しています。これらの問題がカナリーチャネルという実験的な環境で発生していることは、将来のWindowsの安定性に対する懸念を抱かせます。カナリーチャネルは、将来のWindowsの機能をテストする場であり、安定性は保証されていません。しかし、多くのユーザーが新機能を試すために実務で使用するコンピューターにこのビルドをインストールしている現実があり、その危うさが指摘されています。
黄昏の岐路:進化の代償
古い炭鉱で使われたカナリアの名を冠したこのチャンネル。かつて有毒ガスを察知するために犠牲となった小さな鳥のように、ビルド27965は未来への危険な道を照らし出します。スタートメニューという20年以上にわたってWindowsの顔であり続けた存在が、今根本から生まれ変わろうとしています。しかし、その変革の影で、無数の古いシステムが悲鳴を上げています。.NET Framework 3.5という古い友が静かに去っていく。それは単なるプログラムの削除ではありません。何千もの企業で何万人もの従業員が毎日触れている業務の心臓部が、音もなく取り除かれようとしているのです。これは単なる技術的な更新ではなく、過去と未来、安定と革新、継続と断絶の間で揺れ動く人類のデジタル文明そのものの縮図です。私たちは今、黄昏の岐路に立っています。進化の代償として、どれだけの過去を捨てる覚悟があるのかと、ビルド27965は問いかけているのです。
ネットの反応
普通に自分的には新デザインのほうが便利そうでいいな
レガシー過ぎるランタイムなどは必要な人だけダウンロードする方式で良いと思うわ。 全員インストールだとセキュリティホールも全体の問題になる
こりゃ良い変化だぜ
黙ってWin10のタイルを復活するのだ androidみたいに空き枠含めて自由に配置できて、ワンクリック(ジャンル分けフォルダ格納されてない)を返して…
Win95の頃から自分でメニューフォルダを編集してた+XPからWin10に移行後OpenShell使用 という環境なんだけど.... メニューのどこらへんに何があるかを知っている事を前提にポチポチしてる身からすれば、勝手に場所が変わるのは正直使いづらい(たまにWin11のメニューも覗くんだけど)。 良い喩えかどうかは判らないんだけど、自動車内の操作スイッチがアナログの物理スイッチからタッチパッドに変わったようなもので、「たしかここら辺」であたりをつけて探せるのと、「どこにあるかを目視で上から順に探さなきゃいけない」のとでは、効率が全然違う。 ちなみに近頃では、ほぼ 「orchis」 のメニュー機能しか使ってないw メニューの項目が、表示項目や順番を含め、「勝手に変わらない」ってのは大事だと思う。
昔のに戻してくれればいいんだけど 太いタスクバーも誰得 バッテリーバーがタスクバーに組み込めないのが不便、標準状態では電池残量が分からないってアホ過ぎる インストールしたらまず設定やフリーソフトやレジストリを駆使して昔のUI戻さなければならない 究極に使いづらい生産性を下げるだけのクソOS Windows11
AIの所感
Windows 11のカナリーチャネル向けビルド27965は、スタートメニューの大幅な再設計という革新的な試みである一方で、多くの課題を抱えていることが明らかになりました。特に、.NET Framework 3.5の削除は、多くの企業が依存するレガシーアプリケーションの互換性問題を引き起こし、IT管理者に大きな負担を強いる可能性があります。また、ファイルエクスプローラーのクラッシュや電源管理の不具合といった既知の問題は、システムの安定性に対する懸念を増幅させます。Microsoftは、将来のWindowsの方向性を探るために実験的な機能を導入していますが、その過程でユーザーの利便性や既存システムの互換性を犠牲にすることは避けるべきです。ユーザーは、新しい機能の導入だけでなく、安定性と信頼性も求めています。進化の代償として、どれだけの過去を捨てる覚悟があるのかという問いかけは、Microsoftだけでなく、私たちユーザー自身にも向けられていると言えるでしょう。テクノロジーの進化とユーザーのニーズのバランスをいかに取るかが、今後のWindowsの成功の鍵となるでしょう。