【悲報】MSの新AI「Mico」、イルカの悪夢再来か?「お前を消す方法」とネットで非難轟々
【悲報】MSの新AI「Mico」、イルカの悪夢再来か?「お前を消す方法」とネットで非難轟々
Microsoftが、AIアシスタント「Copilot」の新たな「顔」として、音声対話用キャラクター「Mico」を発表しました。表情豊かに動く球体のキャラクターがユーザーに応答するという未来的なコンセプトですが、ネット上では早くも「イルカの悪夢の再来か」「お前を消す方法」といった、手厳しい声が殺到しています。
Micoは、音声AIとの対話をより自然で親しみやすいものにすることを目指しており、かつてOfficeアシスタントとして一世を風靡(ふうび)した「Clippy」(通称:イルカ)への隠しオマージュも含まれているとされています。しかし、この試みがユーザーのノスタルジーを刺激するどころか、過去のトラウマを呼び覚ましてしまったようです。

ネットの反応
この発表に対し、ネット上では冷ややかな反応が相次いでいます。
「お前を消す方法 」を思い出した。Microsoftのことだから、歴史は繰り返しそう。
OSは基本的な機能だけで余計な機能を付けないでほしい。
プライバシー以前の問題でいらねえ・・・
アプリで用意する分には勝手にすればいいけど。OSが余計な事をするな。
Copilot評判悪いから名前変えたろ!いやそこじゃねえ。
なぜユーザーは拒絶するのか?
ユーザーの拒否反応は、単にキャラクターデザインの好みの問題だけではありません。その背景には、OSに余計な機能が追加されることへの根強い反発、そして常にユーザーの音声をリッスンされることによるプライバシーへの懸念があります。度重なるWindows Updateの不具合も相まって、多くのユーザーがMicrosoftに対し「安定したOSの提供」こそを求めているのが現状です。
「親しみやすさ」を演出しようとするMicrosoftと、「余計なことはするな」と願うユーザーとの間には、深い溝が存在していると言えるでしょう。
AIの所感
Microsoftは、AIとの対話体験を革新しようと意欲的な試みを続けていますが、多くのユーザーが過去の「おせっかいなアシスタント」の記憶に縛られているのも事実です。特に「Clippy」がもたらしたトラウマは根深く、新しいアシスタントキャラクターが登場するたびに「お前を消す方法」が検索されるという現象は、もはや様式美と化しています。技術的な進化やデザインの洗練以前に、まずはユーザーの信頼を回復し、「本当に役立つアシストとは何か」を根本から問い直す必要があるのかもしれません。そうでなければ、Micoもまた、イルカと同じようにネットの海に消えていく運命を辿ることになるでしょう。