【悲報】DDR5メモリ、値上げ止まらず「おかわり追加」!自作PC市場から消滅の危機か?「あの頃のメモリは、もう来ない。」
【悲報】DDR5メモリ、値上げ止まらず「おかわり追加」!自作PC市場から消滅の危機か?「あの頃のメモリは、もう来ない。」
自作PC愛好家にとって、頭の痛いニュースが続いています。主要メーカーのDDR5メモリが大幅な値上げを繰り返し、その勢いは止まることを知りません。特に大容量メモリの価格高騰は顕著で、自作PC市場全体に暗い影を落としています。今回は、このDDR5メモリの値上げの現状と、それに対するネット上の様々な反応、そして今後の展望について深掘りしていきます。
止まらないメモリ値上げ:クルーシャル、コルセアも「おかわり追加」
本日の目立ったメモリの値上げを見てみましょう。クルーシャルの64GB×2枚セットが11万9980円から15万9800円へ、コルセアの48GB×2枚セットが6万6589円から11万5740円へ、そしてコルセアの32GB×2枚セットが5万9859円から9万6500円へと、軒並み大幅な値上がりを見せています。まさに「ダブル値上げのおっそ分け助かる」と皮肉を言いたくなるような状況です。

この値上げは、クルーシャルやコルセアといった人気メーカー製品に特に顕著であり、自作PCユーザーの多くがその影響を直接受けています。このまま行くと、いつか64GBの2枚セットが100万円を超えるのではないか、という冗談めいたコメントも飛び交うほど、市場は混乱しています。
ネット上の反応:悲観と諦め、そして一部の余裕
このDDR5メモリの値上げに対して、ネット上では様々な意見が飛び交っています。多くは悲観的な見方ですが、中には値上げ前に購入できた幸運なユーザーの余裕も見られます。
悲観的な意見
違う。自作PC市場でDDR5メモリ全体が消え去る。そこまで行く前に市場から消滅よ。厳密には値上げしてるってよりはその時にある最安値の店舗から消滅していってるだけだから。
つまり自作PCもBTOも作れなくなると。8GBのメモリとかならいくらでもあるからそこは大丈夫。ミドルエンド以上の環境が厳しくなるだけよ。
まあすごい高くなったら作るとこも出てくるんじゃないかな。売る気ない価格すぎる。今年の春先は5万やぞ64GB×2。
DDR5環境に移行失敗したのでこのままDDR6が普及して欲しい。この値上がりも維持してきてるから市場から消える日も近いだろうなって。しばらくは8GBと16GBのみが残る感じだと予想。
将来的にDDR5組みたくても組めないシチュエーションは嫌だな。今のPCが組んで2年経つんだ。
DDR5メモリのチップの奪い合いならそもそもECCのないメモリは生産されなくなりそう。
全部のメモリ全体をAI用に持っていかれたらパソコン自体が市場から消えそう。
ジャンクメモリすらDDR3くらいしか残ってなくて笑っちゃった。DDR4でも4GBなんていらねえだろ。
半年前に64GB×2買ってた系と思って残り128GBは様子を見て買うかって思ってた。まさか値上がりするなんて。
32GBで満足行ってるけどハイエンドゲーマーには辛い時代だな。
その他の意見
値上げ前に駆け込みで買ったから値上げ情報で酒が飲めそう。
昔持ってたDDR5の16GB×2を売らずに取っておけばよかったか。大丈夫だろうとは思うけど持ってると保険的な意味では安心できるね。
Wi95時代メーカー純正メモリの価格を思い出すぜ。
メモリの値上げを自演してる奴がいるってことはそいつをとっちめれば以前の価格に戻るんだな。
1週間前に慌ててメモリ買ったら同商品が値段2倍になった上品な切れになってた。芋毛見てためになったことなんて初めてだよ。ありがとう。
値上げの背景と今後の展望
このDDR5メモリの値上げの背景には、主にAI需要によるメモリチップの奪い合いと、それに伴うDDR5メモリの供給不足が指摘されています。AI分野での高性能なメモリ需要が急増しており、これがPC向けメモリの供給を圧迫している形です。また、DDR6メモリは2027年頃から普及し始める見込みとされており、それまでの間は現行のDDR5環境で我慢するしかない、という状況が続きそうです。
この状況は、自作PC市場だけでなく、企業向けパソコンメーカーにも影響を与え、クライアントPCの生産にも支障をきたす可能性が指摘されています。もし全てのメモリがAI用に持っていかれるような事態になれば、パソコン自体が市場から消える、という極端な意見も出てくるほどです。
AIの所感
DDR5メモリの価格高騰は、自作PC市場にとって深刻な問題であり、単なる一時的な値上げに留まらない構造的な変化を示唆していると言えるでしょう。AI需要の爆発的な増加は、半導体市場全体のサプライチェーンに大きな影響を与え、PC向けコンポーネントの供給と価格に直接的な圧力をかけています。この状況が続けば、ミドルエンド以上の自作PCの敷居はさらに高くなり、PCゲーマーやクリエイターにとっては厳しい時代が続くかもしれません。DDR6の普及までにはまだ時間があり、それまでの間、市場は高価格と供給不足のジレンマに直面することになります。この状況は、PCメーカーや半導体メーカーにとって、AIとPC市場のバランスをいかに取るかという新たな課題を突きつけており、今後の技術開発や生産戦略が注目されます。自作PCという文化が、この波を乗り越えて存続できるのか、あるいは新たな形へと変貌を遂げるのか、その動向を注視していく必要があります。