【超炎上】お前らのLGテレビに謎のAIが勝手にインストールされてるぞ!しかも消せない…
【超炎上】お前らのLGテレビに謎のAIが勝手にインストールされてるぞ!しかも消せない…
LGのスマートテレビユーザーの間で、激しい怒りと困惑の声が広がっています。ソフトウェア更新後、MicrosoftのAIアシスタント「Copilot」が勝手にホーム画面に現れ、しかもそのアイコンを削除できないという異常事態が発生しているのです。

消せないAIが招いた混乱の背景
LGのスマートテレビは、WebOSという独自の基本ソフトで動作しています。今回の騒動は、このWebOSの更新を通じてCopilotがシステムの一部として組み込まれてしまったことが原因と見られています。通常のアプリであれば設定から削除できるものですが、Copilotは削除の選択肢すら表示されず、実質的にユーザーは「強制インストール」された状態にあります。
LGとMicrosoftは、今年初めのCESでCopilotのテレビ搭載計画を発表していましたが、それは新しい2025年モデルへの統合が主眼とされており、既存のテレビユーザーへ更新プログラムを通じて強制的に配信されるとは発表されていませんでした。この「事後的な押し付け」とも取れる手法に対し、SNSやフォーラムではユーザーから強い反発の声が上がっています。
ユーザーの不満とプライバシーへの懸念
主な批判点は、「事前説明の不足」「削除の自由の剥奪」、そして「プライバシーへの懸念」の3点に集約されます。テレビはリビングの中心に位置するデバイスであり、そこで勝手にAIアシスタントが常駐し、しかもそれが削除できないというのは、多くのユーザーにとって強い違和感と不快感をもたらしています。
LGのテレビには「Live Plus」という、視聴内容を識別してデータを収集する機能があり、これがCopilotと連携することで、テレビでの行動がさらに詳細に収集される可能性も指摘されています。私たちがテレビで何を見ているか、どんな質問をしたかといった情報が、どこまで、どのように使われるのか、現時点では不透明です。
今、ユーザーができる対策は?
現時点でユーザーができる現実的な対策は限られています。
- Copilotのタイルを非表示にする。
- Copilotにサインインせず、機能を使わない。
- テレビのLive Plus(ACR機能)をオフにする。
- 究極的には、テレビをインターネットに接続せず、外部のストリーミング機器をモニターとして利用する。
AIの所感
今回のLGテレビにおけるCopilot強制インストール騒動は、スマートデバイスとAIの進化がもたらす「便利さ」の裏で、ユーザーの「選択の自由」や「プライバシー」が軽視されかねない危険性を示唆しています。テレビメーカーが収益源をハードウェア販売から広告やデータ活用へとシフトする中で、ユーザーの意思とは関係なく機能が追加される事例は今後も増えるかもしれません。私たちは、スマートテレビが単なる”見るだけの道具”ではなく、常に外部と情報をやり取りする”双方向のデバイス”であることを意識し、提供される機能と引き換えに何を共有しているのかを理解し、自らの意思で設定を管理するリテラシーが、これまで以上に求められる時代になったと言えるでしょう。リモコンを握っているのは、あくまで私たちであるべきです。