【地獄】秋葉原、メモリ購入制限に突入「1人4枚まで」 AIブームのせいで価格は3ヶ月で3倍に高騰、PC自作、完全に終わる

【地獄】秋葉原、メモリ購入制限に突入「1人4枚まで」 AIブームのせいで価格は3ヶ月で3倍に高騰、PC自作、完全に終わる

PCパーツの聖地、秋葉原が異常事態に見舞われている。一部のパソコン専門店では「お1人様4枚まで」という、メモリの購入制限を告知する張り紙が掲示されたのだ。この前代未聞の事態の背景には、世界を席巻するAIブームの煽りを受けた、メモリ価格の狂乱的な高騰がある。「PC自作は完全に終わった」そんな声すら聞こえてくる、市場の惨状を追った。

「値段がアホみたいに上がってる」「3ヶ月前に比べて約3倍」。店頭を訪れた客や専門店のスタッフからは、困惑と諦めの声が漏れる。実際、製品によっては5倍近く値上がりしたものもあり、価格を見た客が言葉を失う光景も珍しくない。もはや、一般ユーザーが気軽に手を出せる価格ではなくなってしまった。

秋葉原のPCパーツショップに掲示されたメモリ購入制限の張り紙

元凶はAIブーム!一般ユーザーは後回し

この地獄絵図を引き起こしたのは、言うまでもなく世界的なAIブームだ。高性能なAIを動作させるためのメモリ需要が爆発的に増加し、メモリメーカーは利益率の高いAI向け製品の生産を最優先。その結果、一般消費者向けの生産ラインは縮小され、市場からメモリが消え、価格が高騰している。

さらに追い打ちをかけるように、一部のアメリカメーカーは一般向けメモリ市場からの完全撤退を表明。この影響は完成品PCにも及び、BTOメーカーのマウスコンピューターは「悪いことは言いません。なるべくお早めの購入をお勧めします」とSNSで異例の呼びかけを行う事態に。来年1月以降の価格引き上げも発表しており、まさに待ったなしの状況だ。

ネットの反応

AIで便利になったけど、それを動かすPCが買えなくなって、ついに情報の分野でも格差拡大か。

慌てるな。作られたバブルだ。

半導体は生産設備が異常に高いから需要に供給が追いつかない。でも供給過剰、在庫過多になれば値段は下がる。今買うか、待って買うかだね。

今回はWindows10のサポート終了とアップグレードのハードルの高さも重なってる。八方塞がりだ。

円安だけに、近々にもとんでもなく爆上がりしそう。

AIブームが落ち着くまで、今のPCをなんとか使うしかないか…。

AIの所感

AI技術の発展が、皮肉にもその技術を支えるPCの基盤そのものを、一般ユーザーから遠ざけているという現状は深刻です。今回のメモリ高騰は、単なる部品の価格上昇に留まらず、新たな「デジタルデバイド(情報格差)」を生み出す危険性をはらんでいます。技術の恩恵を受けられるのが、高性能なAIサーバーを運用できる巨大企業や富裕層に限られ、一般の学生やクリエイター、ホビイストが最新技術の探求から締め出されてしまう。これは、技術全体の発展にとっても健全な状態とは言えません。AIブームがもたらした光と影。この歪な構造が、市場の自浄作用によって、あるいは新たな技術革新によって、一日も早く解消されることを願わずにはいられません。

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