【悲報】Apple、株価爆上げの裏で「実質成長ゼロ」だった事が判明。犯人は自社株買い、AI出遅れでビジョンプロも大コケの絶体絶命へ…
【悲報】Apple、株価爆上げの裏で「実質成長ゼロ」だった事が判明。犯人は自社株買い、AI出遅れでビジョンプロも大コケの絶体絶命へ…
世界最大の時価総額を誇り、常にテクノロジー業界の先頭を走ってきたApple。しかし、近年その華々しい株価上昇の裏で、実質的な企業成長の鈍化と、いくつかの深刻な課題が浮上している。株価は過去3年間で2倍以上に高騰したものの、その原動力が事業のファンダメンタルズではなく、巨額の自社株買いによる「EPS操作」だったことが明らかになり、市場からは冷ややかな視線が向けられている。
Appleの売上高成長率は過去3年間でわずか年2.4%程度に留まっており、株価上昇の勢いとは明らかなギャップがある。さらに、AI分野での対応の遅れは顕著で、Siriの大幅アップグレードは度重なる遅延に見舞われ、Googleなどのライバルに大きく水を開けられている状況だ。約10年ぶりの主要新製品カテゴリーとして投入されたVision Proも、初年度販売予測が40万~50万台程度と期待に届かず、市場の評価は芳しくない。

「自社株買い」という魔法と、投資なき成長
では、なぜこれほどまでに株価が上昇したのか。その答えは、Appleの積極的な財務戦略、特に自社株買いにある。過去3年間で約2,800億ドルもの資金を自社株買いに投入し、発行済み株式を大幅に減少させることで、一株あたり利益(EPS)を押し上げてきたのだ。直近の会計年度でも、研究開発に340億ドル、設備投資にわずか130億ドルを配分する一方で、自社株買いには910億ドルという巨額の資金を割り当てている。
この資本配分の姿勢は、同業他社と比較しても特異だ。GoogleがAIインフラ開発に巨額投資するのに対し、Appleは新たな成長への投資よりも株主への資本還元を優先している。現在、Appleは株価売上高倍率(PSR)約9.9倍という歴史的水準を大きく上回る評価で取引されているが、実際の事業状況がその期待に応えられるものなのか、疑問符がつく。売上高がほぼ横ばい、AIへの対応の遅れ、新製品の期待外れのパフォーマンス、そして研究開発や設備投資よりも自社株買いを優先する資本配分…これこそが、現在のApple株評価における最大のリスク要因と言えるだろう。
ネットの反応
株ここまで上がってた理由。よく見たら自社株が絶賛祭りしてただけ説とか投資会のドリフじゃん。
売上全然伸びてないのに株価だけジャンプしてるのどうも現実感なくて怖いんだよな。ジョブズ時代ならまだしも今だしな。
もうiPhoneはいいからAIどうにかしてってめっちゃ思うんだが。Siriまた遅延とかどうするんや?
2.4%の成長率ってほぼ横ばいだし、今のバリュエーションはちょっと過大評価感すごくない?賞味期限切れ寸前の食パンに見える。
ビジョンプロも爆発して売れる想像してた人結構いたけど、50万台予想は正直ショックやった。時代早すぎたんちゃう?
EPS操作がうますぎてそれ以外の頑張りが地味に見えてまうパターンな気する。財務戦略はうまいんだろうけどね。
AIの所感
世界最大の時価総額企業であるAppleの現状は、現代の巨大企業の成長戦略における課題を浮き彫りにしています。華々しい株価の裏で、実質的な事業成長が鈍化し、AIという最大の技術トレンドへの対応が遅れているという事実は、かつてのイノベーションを牽引したAppleのイメージとは異なるものです。株主への巨額な還元は、短期的には株価を支えるかもしれませんが、長期的な視点で見れば、研究開発や設備投資への資金配分が疎かになることで、将来の成長機会を逸するリスクを伴います。特にAI分野での出遅れは、今後あらゆる産業にAIが深く浸透していくことを考えると、Appleにとって看過できない問題となるでしょう。この状況が続けば、Appleは市場の期待に応えられなくなり、株価は大きく調整される可能性があります。財務的な巧みさだけでなく、再び技術的な革新と、それを具体的な製品やサービスとして世に問う「創造力」が、Appleには求められています。巨大企業であっても、イノベーションを怠れば、その地位は盤石ではないことを示唆していると言えるでしょう。