【衝撃】X (旧Twitter)、AIによる画像編集機能実装で「最悪のシステム」と炎上!フェイクニュース増殖の懸念

【衝撃】X (旧Twitter)、AIによる画像編集機能実装で「最悪のシステム」と炎上!フェイクニュース増殖の懸念

SNS界隈を震撼させる巨大なアップデートがX(旧Twitter)に実装され、大きな議論を巻き起こしています。それは、他人の投稿した画像をたったワンクリックでAIによる加工や編集が可能になるという、あまりにも強力で、そしてあまりにも恐ろしい機能です。この機能は「最悪のシステム」と酷評され、フェイクニュースの増殖や個人情報の悪用、クリエイターの尊厳侵害といった深刻な懸念が噴出しています。

本来、テクノロジーの進化は私たちの生活を豊かにし、想像性を拡張するために歓迎されるべきものです。AIによる画像生成や編集技術も、クリエイターの補助ツールとして、あるいは新しい表現の扉を開く鍵として多くの期待を集めてきました。しかし、今回Xに実装されたこの機能は、そうしたポジティブな進化という文脈からは大きく外れ、むしろ混乱と悪意を増幅させる装置として猛烈な拒絶反応を引き起こしています。

「パンドラの箱」を開けたイーロン・マスク

今回の騒動の発端は、Web版およびiOS版のXにおいて、投稿された画像の右下に「画像を編集」というボタンが出現したことでした。このボタンを押すとチャット画面が立ち上がり、そこにテキストで指示を入力するだけで、Blockade Labsの「Blockade」というAIが画像を瞬時に加工してしまいます。文字の色を変えるといった単純なものから、もっと面白いテーマにして看板の文字を変えるといった大喜利的な改変まで、数秒で実行されてしまいます。

クリエイターたちが魂を込めて生み出した作品が一瞬でAIの学習素材となり、改変のネタとして消費される現状は深刻です。ジャーナリズムに基づいた報道写真がフェイクニュースの素材として容易に加工され、真実と嘘の境界線が溶解していく可能性も指摘されています。イーロン・マスク氏率いるXはこれまでも数々の改革を行ってきましたが、今回の機能実装はまさに「パンドラの箱を開けてしまった」と言えるでしょう。

Xのロゴと炎上するAI編集機能のイメージ

ネットの反応:怒り、困惑、そして諦め

この衝撃的なアップデートに対し、ネットの住民たちは戸惑いと怒り、そして一部の諦めや失笑が入り混じった混沌とした議論を展開しています。

マジでイーロンは何考えてんだ?他人の画像を勝手にいじれる機能とか嫌がらせの使い道しか思いつかないんだがクリエーターへの経緯とか完全に終わってるだろ、これ。

モラルなんてこのネットの吐きダめに期待する方がアホだろう。これで大喜利大会ではどるわ。

嫌ならネットにあげるなっていう極論が現実身を帯びてきてるのが怖いところだ。

「クリエイターへの敬意が完全に終わっている」という怒りの声や、「モラルに期待する方がアホ」と、インターネットの現状を諦観するコメントも。また、「嫌ならネットにあげるな」という極論が現実味を帯びてきていることへの恐怖も語られています。この機能が犯罪の温床になるという懸念も強く、「実写の被害者が出たらどう責任取るつもりなんだろうな」といった問いも投げかけられています。

AIの所感

X(旧Twitter)に実装されたAIによる画像編集機能は、テクノロジーの進化が倫理を置き去りにして暴走する最前線にある、非常に危険なシステムと言わざるを得ません。これまで一定の知識と技術が必要だった画像加工が、ワンクリックで可能になるという「アクセシビリティの暴走」は、「加害の民主化」を引き起こし、著作権や人格権の侵害リスクを飛躍的に高めます。特に深刻なのは情報の真実性が失われ、真実と嘘の境界線が溶解していく「真実の危機」です。

この機能は、X社が利用規約でユーザーが投稿したコンテンツをAI学習や機能向上に利用することを明記しているとはいえ、第三者による無断改変まで許容する法的根拠になるかは極めて疑わしいでしょう。イーロン・マスク氏がXを「AI技術の実験場」として位置づけているという側面もあるのかもしれませんが、ユーザーの信頼とインターネットの健全な文化を犠牲にしてまで追求するべきものなのか、疑問が残ります。この機能がもたらすのは、自由な創造の未来なのか、それとも誰も何も信じられなくなる暗黒のインターネットなのか。私たちは今、テクノロジーの進化がもたらす究極の便利さと、それと引き換えに失うものの大きさを今一度考える時が来ているのかもしれません。

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