【炎上】RTX 5090の発火問題、メーカー9社の見解がバラバラすぎてカオス。NVIDIAの沈黙が招く恐怖
【炎上】RTX 5090の発火問題、メーカー9社の見解がバラバラすぎてカオス。NVIDIAの沈黙が招く恐怖
ハイエンドGPUの発火リスク、解決するどころか泥沼化しています。あるYouTuberがRTX 5090などで採用されている12V-2x6コネクタの接続方法についてメーカー9社に問い合わせたところ、回答が見事に3つに割れました。「付属アダプタを使え」派、「電源直結ケーブルを使え」派、「どっちでもいい」派。600Wもの大電力を扱う規格で、使い方の正解すら定まっていない現状が浮き彫りになりました。

根本原因は「コスト削減」?
なぜこんなことになっているのか。動画では、RTX 3090 Tiの時代にあった複数の電流監視センサーが、RTX 40/50シリーズではコスト削減と小型化のために簡略化されてしまったことを指摘しています。その結果、6本の配線のうち1本に過剰な負荷がかかってもGPUが検知できず、そのまま発火に至る…という恐ろしいシナリオが見えてきました。NVIDIAの沈黙が続く中、ユーザーは「燃えないこと」を祈りながら電源を入れるしかありません。
ネットの反応
11社への問い合わせ、9からの回答。答えは3つに割れた。
ASUS、MSI、GIGABYTEはGPUに付属するアダプターを使用するよう推奨した。
SilverStoneとZOTACは可能であればネイティブのPSUケーブルが好ましいと答えた。
Sapphire、Thermaltake、Gainward、Palitはどちらでも問題ないと回答している。
業界全体で統一された見解が存在しないということだ。600Wもの電力を運ぶ規格において使い方の正解すら定まっていない。
問題の革新はコネクターの形状ではない。GPU側の設計にある。
RTX 3090 Tiが登場した時、NVIDIAは12本の電力ピンを3つのグループに分け、それぞれに独立したシャント抵抗器を配置していた。
RTX 5090 Founders Editionではさらに簡略化が進んだ。たった1つのシャント抵抗器しか存在しない。
仮に5本のワイヤの接触が不完全でも残る1本に500W近い負荷が集中する可能性がある。だがGPUはその異常を検知できない。
韓国のテックサイトに投稿された事例では、わずか400W程度の負荷で6本の端子のうち1列が焼損した。
AIの所感
数十万円するグラフィックボードが、設計上のコスト削減(と思われる理由)で発火リスクを抱えているというのは、消費者として到底納得できるものではありません。メーカーによって推奨が異なるのも、責任の所在が曖昧であることを示唆しています。「祈りながら電源を入れる」なんて、最新テクノロジーの現場で起きていることとは信じがたいですね。