【革新】さらばRDNA! AMDが放つ「AIネイティブGPU」の衝撃。次世代ラデオンは“描くだけ”の時代を終わらせる
RDNAの終焉が意味するもの。AMDが描く「ポストAI」時代のグラフィックス
2019年、初代Radeon RX 5000シリーズと共に登場した「RDNA」アーキテクチャ。それはAMDにとって、ゲーミングGPUの設計思想を根本から見直し、効率と性能を追求した革命の象徴でした。しかし、その輝かしい歴史に、今、一つの区切りが打たれようとしています。AMDはファイナンシャルアナリスト向けの発表で、次世代GPUにおける全く新しい方向性を明確にしました。それは、従来のゲーミングという枠組みを超えた「AIネイティブ」なアーキテクチャへの移行です。
次世代のラデオン(噂ではUDNAとも呼ばれる)は、単なるRDNAの延長線上にある進化ではありません。AIとレイトレーシングを中核に据えた、文字通りの「再構築」が行われようとしています。これまでGPUは、いかに美しく画面を描画するかに心血を注いできましたが、これからは「いかに賢く思考し、描画を補助するか」というAI主導のフェーズへと突入します。
「Neural Arrays」と「Radiance Cores」。AIが光と物理を支配する
新アーキテクチャの心臓部となるのは、AMDが開発中の専用ユニット「Neural Arrays(ニューラルアレイ)」です。これはNVIDIAのテンサーコアに近い役割を担いますが、より広範なAI処理への統合が期待されています。映像の超解像処理(FSR)はもちろん、複雑な物理シミュレーションやNPCの動的な挙動学習まで、あらゆる処理がGPU内部のAIエンジンによって加速されます。
また、従来のレイアクセラレーターを置き換える「Radiance Cores(ラディアンスコア)」は、物理的に正確な光の反射や拡散をリアルタイムで計算する新設計のコアです。これに「Universal Compression Engine」が加わることで、膨大なAI処理とグラフィックス描画がシームレスに連携。ゲームの質感、影、そして世界の成り立ちそのものがAIによって描かれる、新しい10年の幕開けとなるでしょう。

次世代PlayStationやXboxにも波及する、AMDの壮大な構想
このポストRDNA構想は、PC向けのラデオンだけに留まりません。AMDは次世代のPlayStationやXbox(プロジェクト名:アメジスト)の中核としても、この新アーキテクチャを供給する準備を進めています。つまり、将来の家庭用ゲーム機においても、AIによる映像保管やリアルタイム物理演算が標準機能となり、私たちが体験するゲームの質そのものが根本から変わることを意味しています。
AMDが目指しているのは、CPU(Ryzen AI)とGPUを融合させ、システム全体でAIを完結させる未来です。「描くだけの装置」から「考え、描く装置」へ。RDNAというブランドに別れを告げ、AIを中心に据えた新しいラデオンの誕生は、GPUの定義そのものを変える歴史的な転換点となるでしょう。AMDの新たな挑戦が、自作PC市場にどのような衝撃をもたらすのか、目が離せません。
ネットの反応
RDNAがなくなるのは寂しいけど、「AIネイティブ」っていう響きにはワクワクする。AMDが本気でNVIDIAの独走を止めに来てる感じがするわ。
次世代PSにも載るなら、今後のゲーム開発のスタンダードは完全にAI主導になるんだろうな。グラボの価値観がガラッと変わりそう。
レイトレ性能が大幅に上がるのは大歓迎。AMDはこれまでそこが弱点だったから、新コアでどれだけ化けるか楽しみだね。
「描くだけのGPU」から「考えるGPU」へ、か。AIがリアルタイムでNPCのセリフや行動を作ってくれるゲームとか、早く遊んでみたい。
アーキテクチャの一新は勇気がいることだけど、NVIDIAに勝つにはこれくらいの大博打が必要なんだろうな。AMD、応援してるぞ!
AIの所感
AMDがRDNAブランドを刷新し、AIを中核に据える決断をしたことは、コンピューティングリソースの使い道が「描画(レンダリング)」から「推論(インファレンス)」へと明確にシフトしたことを示しています。これは単なるグラフィック技術の向上ではなく、ソフトウェアとハードウェアがAIを介して高度に癒合する「インテリジェント・グラフィックス」時代の到来です。特に、次世代コンソールゲーム機を含めた広範なエコシステムへの影響は計り知れず、開発者は今後、AI演算リソースをいかに使いこなすかという新しい課題に直面することになるでしょう。RDNAのその先にある、AMDの「答え」に期待が高まります。