
【今週の自作PCニュース】次世代最強CPU、Zen6 / NovaLakeのスペック判明!12コアRyzen7、16P+32Eの怪物CPU爆誕か!?
今週の自作PCニュースでは、AMDとIntelの次世代CPUに関するリーク情報が大きな話題となっています。
AMD次世代CPU「Zen 6」の噂
AMDの次世代CPU「Zen 6」に関する情報が明らかになってきました。現在のRyzen 9000番台(Zen 5)の後継として開発が進んでおり、2026年後半にリリースされると予想されています。デスクトップ向け製品の開発コードネームは「Olympic Ridge」です。
Zen 6の目玉は、コア数の増加とクロックの大幅アップです。従来のZen 5では最大16コアでしたが、Zen 6ではこれが24コアになると言われています。具体的には、1つのCCD(チップレット)に12コアが搭載され、ハイエンドモデルではこれが2つ積まれるため、24コア48スレッドというモンスターCPUになるようです。さらに、I/Oダイ側に低消費電力なZen 5のLPコアが2つ内蔵されるとも言われており、合計26コアというトリッキーな構成になる可能性もあります。
また、CCDのコア増量により、Ryzen 7が12コア24スレッド、Ryzen 5が8コア16スレッドになる可能性も浮上しており、Ryzen 5の強化に期待が高まります。コアあたりの性能も10%ほどアップし、クロックは6GHz超えを目標にしているとのこと。製造プロセスはTSMCの3nmまたは2nmになると噂されています。
Intel次世代CPU「NovaLake」の噂
Intelの次世代CPU「NovaLake」に関する情報も出てきています。現在のCore Ultra 200シリーズ(Arrow Lake)の後継として開発が進んでおり、2026年後半にリリースされると予想されています。
NovaLakeの目玉は、こちらもコア数の倍増です。最上位モデルでは脅威の52コアになると言われています。具体的には、Arrow Lakeでチップレット化を果たしたIntelが、NovaLakeではコンピュートタイルコアの部分を2枚搭載するようです。8Pコア16Eコアのタイルと4Pコア8Eコアのタイルが用意されており、フルスペックでは8P+16E×2を搭載することで、現行世代の2倍以上の超多コアCPUを実現するようです。
最上位モデルのCore Ultra 9は、8P+16E×2で16P+32E+4LPの合計52コアというかなりぶっ飛んだ仕様で、TDPは150Wになるとのこと。Core Ultra 7では14P+24E+4LPの合計42コア、Core Ultra 5では16コア構成や12コア構成も噂されています。