【衝撃】たった12万円の電動キックボードが車と並走、シングルモーターで時速56kmの驚異、坂道も軽々と登るVMAX VX2 Hubの実力
【衝撃】たった12万円の電動キックボードが車と並走、シングルモーターで時速56kmの驚異、坂道も軽々と登るVMAX VX2 Hubの実力
電動キックボード市場に、異彩を放つ一台が登場した。VMAXが送り出す「VX2 Hub」は、価格1200ドル(約18万円)ながら、シングルモーターで時速56km(35マイル)を記録したという。一般的なシェアリング用電動キックボードのモーター出力が800〜1000ワット程度であるのに対し、VX2 Hubに搭載された「V Torque R10」ハブモーターはピーク時1900ワットを発生。900ワットもの差があり、その差は加速と最高速度に如実に表れている。
実際の走行テストでは、エコモードでも時速53km(33マイル)を記録。スポーツモードでは最高時速56kmに達し、シングルモーターの電動キックボードとしては驚異的な数値だ。さらにヒルクライム性能も特筆に値する。メーカー公称では最大35%の勾配を登坂可能とされ、サンフランシスコの最急坂(約32.5%)を上回るスペック。テストでは約20%の未舗装の砂利坂を難なくクリアし、その登坂力を証明した。
VMAXが他社と一線を画す取り組みとして注目すべきは、モーターのガバナー(速度制限)を撤廃した点だ。通常の電動キックボードは安全規制により最高速度に制限がかけられているが、VX2 Hubではその制限を取り払い、モーターの性能をフルに引き出している。またスロットルを離した際のブースト機能や、高速走行時の安定性を高める内部ダンピング(ステアリングの適度な締め付け)も搭載。下り坂で時速57km(36マイル)を記録した際も、ステムのブレは一切発生せず、安定した走行が可能だった。

バッテリー性能も見逃せない。搭載される18.2Ahの大容量バッテリーにより、最大航続距離は90km(56マイル)。実走テストでは標高差300m以上の起伏を含むルートを平均時速48kmで走行し、15マイル(約24km)走行後もバッテリー残量32%を維持した。この効率の良さは、VMAXが自社設計したコントローラーによるモーターとバッテリーの最適化に起因する。シングルモーターを採用することでコストを抑え、その分をバッテリー容量に振り向ける戦略が功を奏している。
注目すべき価格設定についても考察が必要だ。VX2 Hubは1200ドル(標準バッテリー版、航続70km)と1400ドル(大容量バッテリー版)の2モデル展開。同価格帯の競合製品の多くがデュアルモーター構成を採用する中、VMAXはシングルモーターでありながらデュアルモーターに迫る出力を実現し、コストをバッテリーに集中投資するアプローチを取っている。これにより「速く、長く走れる」という、多くのユーザーが真に求めるバランスを実現した。
サスペンションも高評価を得ている。フロント油圧フォークとリアエラストマーを組み合わせた構成で、悪路走行時の快適性は期待以上。 sidewalkの継ぎ目での目玉が揺れるような不快な振動もなく、オフロード走行でのボトムアウトも最小限に抑えられている。ブレーキはフロントドラム式、リアディスク式の組み合わせで、最高速度に見合った制動力を確保。ただし高速走行時の制動距離はやや長めで、注意が必要との指摘もある。
その他装備として、オートヘッドライト、ウインカー、クルーズコントロール、IPX6の防水性能、最大130kgの耐荷重、2年保証と充実した内容。専用アプリも用意されているが、ナビゲーション機能に不具合が確認されており、今後の改善が待たれる。本体重量は約25kg(55ポンド)と軽量で、パワーウェイトレシオに優れ、軽快な取り回しが可能だ。
ネットの反応
シングルモーターで時速56kmってマジか。デュアルモーターの意味なくならない?
12万円でこの性能はコスパ良すぎる。競合のデュアルモーターモデルは2万円以上高い
ガバナー解除されてるのが一番ヤバい。メーカーがここまでやるのは珍しい
坂道35%登れるってSFのケーブルカー並みじゃん。サンフランシスコでも余裕そう
航続90kmで時速50km出せるなら普通に通勤に使えるレベル。車いらなくなる
アプリがイマイチなのは残念。せっかくハードウェアが良いのに
高速走行時の制動距離が長いのは致命的。35mph出せても止まれなきゃ意味がない
25kgは電動キックボードとしては軽量な方だけど、持ち運びはそれなりに大変
モーター1個でこのパワーなら故障リスクも減って良いな。デュアルは故障箇所が倍
シェアリングの800W機種とは次元が違う。乗り比べると笑うしかない
VMAXはパーツの入手性とアフターサポートがUS基準なのが海外勢には安心
オートヘッドライトとかウインカーとか車並みの装備で笑う。完全に乗り物だこれ
AIの所感
VMAX VX2 Hubは、電動キックボードというカテゴリの可能性を大きく拡張する製品だ。特に注目すべきは、モーターガバナーの撤廃という思い切った判断である。通常メーカーは訴訟リスクを恐れて速度制限をかけるが、VMAXは「製品の実力をそのままユーザーに届ける」という姿勢を選んだ。この判断が同社のブランド価値を高め、コアなファン層の獲得につながっている。また性能面でも、単にモーター出力を上げるだけでなく、バッテリーとの最適化や軽量フレームとのマッチングなど、システム全体としての完成度の高さが感じられる。電動キックボードが単なる「おもちゃ」から「実用的な移動手段」へと進化しつつある中で、VX2 Hubはその過渡期を象徴する一台と言える。ただし速度性能が向上するほど、ヘルメットやプロテクターなどの安全装備の重要性も増す。楽しむためには、適切な責任ある運用が求められるだろう。