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【悲報】DDR5、1GBあたりDDR4の2.1倍の値段でゲーム性能は14%向上?新規PCはDDR5が正解なのか徹底検証

【悲報】DDR5、1GBあたりDDR4の2.1倍の値段でゲーム性能は14%向上?新規PCはDDR5が正解なのか徹底検証

PCメモリの世代交代を巡る悩みは、自作PCユーザーにとって永遠のテーマだ。「まだDDR4でいけるのか、それともDDR5へ移行すべきか」。2026年7月、IntelのLGA 1700プラットフォームで15タイトルのゲームを実測した再検証結果が公開され、この悩みに一つの明確な答えを示している。結論から言えば、DDR4-3200構成はDDR5-7200構成と比べて、ゲーム全体で平均11〜14%性能が低下。タイトルによっては最大25.3%もの差が付くことが判明した。その一方で、米国市場のメモリ小売価格は、DDR5がDDR4のおよそ2.1倍という状況だ。

検証を実施したのは、米国の大手ハードウェアメディア「Tom's Hardware」。Intelの第12世代から第14世代までの主要CPUを対象に、強力なグラフィックボード「GeForce RTX 5090」を組み合わせて、CPU性能の差が見えやすい条件で比較を行っている。DDR4側はDDR4-3200の8GB×4枚構成、DDR5側はDDR5-7200の16GB×2枚構成で、いずれも合計32GB。XMP(オーバークロックプロファイル)を有効にした上で、DDR4はZ690マザーボード、DDR5はZ790マザーボードという別々のプラットフォームでテストしている。

マザーボードのスロットに並べて設置された旧世代のDDR4メモリモジュールと新世代のDDR5メモリモジュールのアップ。回路の配線が光り輝き、背景にはRGBライトを放つゲーミングPCタワーが写っている。青と赤のアクセント照明が当たる暗いスタジオで、2世代のPCメモリを対比させた製品写真

強いCPUほどDDR4が「詰まりやすい」傾向が明らかに

15タイトルのCPU別ジオメトリック平均を見ると、差は9.3%から14%に及ぶ。Core i9-14900KではDDR4側が14%低く、Core i7-14700Kでは13.2%、Core i5-14600Kでも13.1%の差が出た。一方、第12世代のCore i7-12700Kでは9.3%にとどまる。つまり、新しく強力なCPUほど、DDR4のメモリ帯域がボトルネックとなりやすい傾向が浮き彫りになった。

タイトル別の差は平均よりずっと大きくも小さくもなる。特に差が明確に出たのはオンライン対戦ゲーム「マーベル・ライバルズ」だ。Core i7-14700KではDDR4側が25.3%も低下。Core i5-14600Kでは17.4%、Core i5-12600Kでも13.9%の差が出た。一方、カウンターストライク2ではCore i7-12700Kの構成でほぼ同等となり、上位CPUでは差が10%近くに広がった。「スパイダーマン2」では多くのCPUで約18%の差、「サイバーパンク2077」でもCore i7-14700Kで約14%低下している。

注意すべきは、この結果をそのまま全てのユーザーに当てはめるのは危険だという点だ。今回のテストは1080P解像度でRTX 5090という極めて強いGPUを使った、CPUの限界が表に出やすい条件設定になっている。解像度を上げるとGPUが先に忙しくなり、メモリ周りの差が見えにくくなる場面が増える。また、高リフレッシュレートを狙う人ほどCPU側の差は重要になるが、60FPSで十分という人と240FPSを狙う人では条件がまったく異なる。

価格は「約2.1倍」、それでも総額で考えるべき理由

続いて価格面を見てみよう。米国の価格追跡サイト「RAM Prices USA」による7月の集計では、DDR4の平均価格は1GBあたり7.66ドル、DDR5は1GBあたり16.30ドル。単純な容量単価ではDDR5がおよそ2.1倍になる。ただしこれは米国の日次集計であり、日本の店頭価格や同じ速度・容量の比較ではない。ブランド、容量、在庫、セール状況で実は大きく動くため、購入時は必要な容量と速度を揃えて比較する必要がある。

さらに、上流のスポット価格という別の市場も存在する。DRAMチップが短期で取引されるスポット市場では、TrendForceの表示でDDR4側が高い区分もあるという。古い規格だから上流でも必ず安いとは言い切れず、店頭には仕入れ済みの在庫が残るため、スポット価格と店頭価格には時間差が生まれる。この時間差がDDR4とDDR5の価格逆転を分かりにくくしている。加えて、7月29日にはメモリモジュール大手のCEOが「2027年の供給量が2026年度の約30%になる可能性」に言及したという報道も出ており、供給の厳しさも予想されている。主要メーカーから独立モジュールメーカーへの供給が対象で、ゲーム用メモリの店頭価格を直接予測した話ではないが、安くなる日を待つのではなく必要な更新を先に考えるべき状況だ。

重要なのは「メモリ単体の値段」ではなく「一式の総額」

ここで重要なのは、DDR4からDDR5へはメモリだけを差し替えることができないという事実だ。切り欠きと電気仕様が異なり、同じスロットに挿すことは不可能。Intelの第12世代〜第14世代はCPU側で両方に対応するが、マザーボードはDDR4版とDDR5版に分かれている。DDR4版のマザーボードを使っているなら、DDR5移行にはマザーボード交換が必要になる。CPUを残せても、土台は変えなければならない。AMDのAM4もDDR4を使うプラットフォームで、AM5はDDR5を前提としており、AM4からAM5へはCPU・マザーボード・メモリの同時更新が必要だ。

したがって、判断材料はメモリ単体の価格ではなく、CPU・マザーボード・メモリを含む一式の総額で考えるべきだ。移行後に古い部品を売れるなら回収額も差し引けるが、予備機へ回すなら売却額は0で考える。オーバークロック設定はメーカーの公式保証とは別物で、起動しない時は速度を戻して安定性を優先するのが賢明だ。

3つの選択肢「DDR4延命」「DDR5移行」「今は待つ」

まず「DDR4延命」が向くのは、十分な容量をすでに持っている人、今のLGA1700かAM4プラットフォームをあと1〜2年使いたい人、遊ぶ環境ではGPUが先に限界へ届く人、高フレームより画質や改造度を優先する人、今のゲームで目立つカクつきや不足を感じていない人、競技ゲームより一人用の高画質ゲーム中心の人だ。そうした条件なら、手持ちのDDR4を捨てる必要はない。予算をGPUやSSDに回す方が体感につながる場合もある。ただし、DDR4を使うために新品のマザーボードを買うのは別問題。再利用できる資産と、新しく旧規格を買う判断は分けて考えるべきだ。

次に「DDR5移行」が価値の高い人は、CPUとマザーボードの両方を新しく買う人、240Hzなど高いフレームレートを狙う人、CPU負荷の高い新しいゲームを長く遊ぶ人、次のCPU交換でもメモリを使い回したい人、制作や圧縮などメモリ帯域を使う作業も重い人、新しいマザーボードの高速ストレージや端子も必要な人だ。新規で一式を組むなら、DDR5を軸に総額を比較するのが自然だ。最高速キットを買う必要は必ずしもなく、マザーボードの対応表とCPUメーカーの推奨を確認し、安定して使える速度と容量を予算内で選ぶ。CPUを一段下げてメモリとマザーボードに余裕を残すという予算配分の考え方も有効だ。

最後に「今は何も買わない」という選択もある。現在のPCで困っていないなら、更新する理由はまだない。まず遊ぶゲームでCPUとGPUの使用率を確認し、メモリ使用量とフレーム時間の乱れも見る。平均FPSだけでなく、重い場面の最悪値も記録しよう。GPUが常に限界ならDDR5化の効果は小さく、CPUが詰まって高フレームを阻んでいるなら移行を検討する。値下がりを断定することはできず、供給が厳しいという報道もあるため、必要な時期と必要な性能から逆算して判断するのが安全だ。

ネットの反応

「DDR4はもう古いって言われるけど、1080PでRTX5090組み合わせる条件なら当然CPU差が出るわな」

「マーベルライバルズで25%差ってヤバいな。競技ゲーやるならDDR5確定だろ」

「2.1倍の価格差なら、持ちDDR4ある人は延命で正解。新規はDDR5一択だな」

「メモリだけ買い替えられないのが辛いよな。マザーごと交換なら一式総額で考えるしかない」

「スポット価格でDDR4が高いってマジか。在庫さばき切ったら逆転するのか?」

「2027年に供給30%減って話、またメモリ高騰の再来かよ。今買うのが正解かもな」

「240Hz狙う人はCPU詰まりやすいからDDR5必須。60FPS勢はDDR4延命で余裕」

「60FPSと240FPSで条件変わるってのが一番分かりやすい結論だわ」

「ゲームだけ見るなら差は出るけど、実務用途ならそんな変わらんよ。用途で選べばいい」

「強CPUほど差が出るってのがポイントだな。i7以上ならDDR5で組めってことだ」

AIの所感

DDR4とDDR5の選択は、技術的な性能差よりも「自分のPCの更新サイクル」と「ボトルネックの所在」で決まる問題だ。今回の検証で明確になったのは、強いCPUほどDDR4の帯域不足がボトルネックになりやすいという点。新規で高性能ゲーミングPCを組むならDDR5が自然な選択になるだろう。一方で、既存のDDR4環境を安易に捨てる必要もない。特にGPUが先に限界に達する環境や、60FPSで十分という用途なら、DDR4延命は十分に合理的だ。価格面ではDDR5が約2.1倍という数字に驚かされるが、これもメモリ単体の比較であり、一式の総額や数年後の再利用価値まで含めると話は変わってくる。さらに2027年の供給減少懸念を考えれば、値下がりを待つのではなく、必要な時に必要な構成を選ぶのが最も確実な判断だと言える。メモリ選びは、スペック表の数字ではなく「自分がどこで詰まっているか」を冷静に分析して決めるべきだろう。

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