【衝撃】$799の軽量電動キックボードが23%勾配を登り切った!シングルモーターで常識破りのパワー
【衝撃】$799の軽量電動キックボードが23%勾配を登り切った!シングルモーターで常識破りのパワー
通勤用電動キックボードの世界に、また一つ「軽量モデルの常識」を覆す結果が飛び出した。アリゾナ州フェニックス近郊の公道で、最高23%に達する勾配の過酷なヒルクライムテストが実施され、50ポンド(約22kg)未満の軽量シングルモーター電動キックボード「VMAX VX2 Lite」が、その坂を完全に登り切ることに成功したのだ。
テストが行われたのは、フェニックス都市圏で一般公道として最も急勾配とされる舗装路。坂は進むごとに徐々に急になり、最大23%の勾配に達する。日常の通勤で遭遇する現実的な坂をはるかに超える過酷な条件でのテストだ。価格は799ドル(約12万円)で、重量はわずか49.1ポンド。軽量・低価格のシングルモーター通勤スクーターが、この難関を攻略できるのかが試された。
スペックからは想像できない性能
このVX2 Liteは48Vのバッテリーを搭載し、定格500ワットのモーターを備える。25アンペアのコントローラーを通じて、ピーク時には1400ワットの出力を叩き出す。デュアルモーターではなくシングルモーターの構成だ。テスト時の気温は華氏116度(摂氏約47度)という極限状態。ライダーの体重は170ポンドに約15ポンドの装備を加え、総重量は185ポンド(約84kg)という重荷重条件での挑戦となった。
それでも、テストは驚くべき結果に終わった。スポーツモードとビーストモードを駆使しながら、最も急勾配なセクションでGPS速度は5マイル(約8km)まで落ち込み、モーターが必死に唸る場面もあったが、VX2 Liteは緩むことなく坂を登り続けた。テスト担当者は「799ドルの50ポンド未満の通勤スクーターから出る性能とは思えない」とその健闘を称賛している。

最大のライバルを上回る登坂力
このクラスの電動キックボードで最大のライバルと目されるのは「Ninebot F3」だが、VX2 Liteの登坂性能はこれを上回った。さらに、スペックと実測結果を見る限り、価格がおよそ半額で10ポンド軽量でありながら、元祖フラッグシップ「VX4」に匹敵するパフォーマンスを見せているという指摘もある。VX2 Liteは、フラッグシップのVX2 Hubの「ライト版」として位置づけられており、軽量さとパワーを両立させた設計が実証された形だ。
急勾配の下り坂もブレーキで安全に
登坂テストの後には、同じく最大20%に達する急勾配の下り坂でのブレーキテストも実施された。このスクーターのブレーキ構成は興味深く、フロントにドラムブレーキ、リアモーターに電子回生ブレーキを搭載する。左手のレバーでフロントのドラムブレーキと回生ブレーキが同時に作動し、右手のレバーでは純粋な回生ブレーキのみが働く仕組みだ。
回生ブレーキは停止までの時間が長いものの、バッテリーの充電と機械式ブレーキの摩耗低減に貢献する。テストでは急勾配を慎重に間欠ブレーキで下り、ドラムブレーキと回生ブレーキの組み合わせでしっかりと速度をコントロールすることに成功した。なお、長時間の急勾配下りではブレーキフェードのリスクがあるため、間欠ブレーキの使用が強く推奨されている。
高温環境での耐久性も証明
今回のテストは単なるヒルクライムテストではなく、華氏116度という高温環境での耐久性テストとしても機能した。電動スクーターの多くは高負荷や高温下で出力が低下するが、VX2 Liteは極度の暑さの中でも一定のパフォーマンスを維持した。テスト担当者は「この暑さでこの結果は印象的だ」とし、「今後もテストは続くが、799ドルという価格帯でここまでの実力を見せたのは立派だ」と総括している。
ネットの反応
VMAXのスクーターはお気に入りだ。VX6のレビューが待ちきれない
正直、スペックと結果を見ると元祖VX4とほぼ同等の性能だな。価格が半分で10ポンド軽いって考えるとすごい
華氏116度は狂った暑さだ!シングルモーターの小型スクーターにしては本当に印象的だった
116度!水分補給の戦略はどうしてるの?
時速5マイルで登るのを「登坂」と呼ぶかはともかく、116度の暑さで命をかけてテストしなくてもいいよ。このプラットフォームで最も徹底した情報と実地テストだ
これはヒルクライムテストだけでなく、耐熱テストでもあるな。極限状態でスクーターを本当に酷使してる
5:58あたりが重要だ。子供が飛び出してきたら緊急停止できるのか?このスクーターでは無理だと思う。それが理由でこれは避けるかな
あの「いい感じに暑い」気温の中でカーニオンを登るなんてどうやって動けてるのか分からない。VX2 Hubの普及版としては印象的な成績だが、トルクと航続距離は価格のためか削ってるね
この人はスポーツ実況アナウンサーになるべきだ
AIの所感
軽量・低価格のシングルモーター電動キックボードが、極限のヒルクライムテストを攻略したニュースは、このジャンルの進化を如実に示している。かつて「軽量モデルは平坦路専用」という常識があったが、48Vシステムと高効率なモーター制御により、50ポンド未満のボディでも23%勾配を攻略できる時代になったのだ。価格性能比の面でも、フラッグシップに迫る登坂性能を約半額で実現している点は注目に値する。
一方で、気になるのは安全性の検証だ。コメント欄でも指摘されているように、急勾配の下り坂で緊急停止ができるかどうかは、都市部の通勤で実際に人や障害物が飛び出してきた場合に直結する重大な問題である。ドラムブレーキと回生ブレーキの組み合わせは合理的だが、より高性能な制動力を求めるユーザーは、上位モデルや他社製品との比較検討も必要になるだろう。
また、華氏116度という高温環境でのテストは、電動スクーターの耐久性評価として非常に価値が高い。モーターやバッテリーが高負荷・高温下でも安定動作するという実績は、真夏の日本での使用にも一定の安心感を与える。価格・軽量性・登坂力・耐久性のバランスが取れた本モデルは、日常の通勤用途に留まらず、坂の多い地域や高温地域のユーザーにとっても有力な選択肢となりそうだ。