【朗報】『ゴッド・オブ・ウォー』最新作が2027年2月に発売決定! 初代クリエイターが現代作を痛烈批判「シリーズは衰退している」
【朗報】『ゴッド・オブ・ウォー』最新作が2027年2月に発売決定! 初代クリエイターが現代作を痛烈批判「シリーズは衰退している」
サンディエゴ・コミコンで行われた『ゴッド・オブ・ウォー』のパネルが、シリーズファンの間で大きな波紋を呼んでいる。新作『ゴッド・オブ・ウォー:ラウフェイ』の発売日が2027年2月16日に正式決定しただけでなく、なんと初代『ゴッド・オブ・ウォー』を生んだデヴィッド・ジャフィ氏が現代作を「見た目がひどくて面白味がない」と痛烈に批判。さらに、元々の作品創設者と現在のシリーズを支えたクリエイター陣の間にある「世代交代」の議論が白熱している。
コミコンで発表された新作の全容
今回のパネルには、コーリー・バーログ氏、ゲームディレクターのアリエル・ローレンス氏、フェイ役のデボラ・アン・ウォル氏、クラトス役のクリストファー・ジャッジ氏、ジャック・クエイド氏らが登壇。ゲームプレイの詳細よりも、キャラクターや物語の感情的な核心に焦点を当てた内容となった。
最大のサプライズは、コーリー・バーログ氏が「来週、次のクラトスゲームのディレクターと話していたんだが――あ、次のクラトスゲームを発表しちゃったな」と軽いノリで新作をぶち上げた場面だ。しかも新作『ラウフェイ』の出来事は、そのまま次のクラトス作品へと直結するという。「ゲーム内のすべては、とてつもなく素晴らしい何かの布石になっている」とバーログ氏は示唆しており、シリーズ全体の大きな物語の構想が見えてきた。

フェイにスポットライトを当てた『ラウフェイ』の物語
新作『ラウフェイ』は、クラトスの妻であり、アトレウスの母であるフェイが主人公。彼女は「神々が死後に旅立つ神秘の領域」を舞台に、クラトスとアトレウスを守るために計画を進めていたが、その計画が崩壊していく様子が描かれる。
フェイ役のデボラ・アン・ウォル氏は、フェイを「栄光を求めない、不本意ながら立ち上がるヒーロー」と説明。「フェイは自分に厳しすぎる。だからこそ、彼女に『あなたは十分だ』と言ってくれる誰かが必要で、それがクラトスだった」と、二人の関係性の核心を語った。また、「二人は互いの過去に大きな罪悪感を抱えている」「お互いに完璧な相手ではなく、ただお互いに『自分は自分の最悪の行い以上の存在だ』と思い出させ合っている」ともコメントしている。
さらに、クリストファー・ジャッジ氏は「愛とは、魂が別の存在の中に自分自身の反映を見出すこと」という名言を披露。希望、赦し、そしてより良い自分になるというメッセージは、フェイとの関係から始まったのだと明かした。実はクラトスの「変化の起源」はアトレウスではなく、フェイだったというのだ。
初代クリエイターの痛烈な批判とバーログ氏への賛辞
今回の騒動の発端は、初代『ゴッド・オブ・ウォー』のクリエイターであるデヴィッド・ジャフィ氏が現代のシリーズ作品を批判し続けていることだった。これに対し、とあるメディアが「ジャフィ氏は最近の作品を過剰に批判している」と報じたところ、ジャフィ氏本人が直接反応。「俺は怒ってなんかない。今の仕事は、YouTubeで俺の動画を見る人たちに正直な意見を届けることだ」と返答した。
ただし、ジャフィ氏の意見は単なる「現代アンチ」ではない。「『ゴッド・オブ・ウォー』(2018)は大好きだ。その年の最高傑作のひとつ、いや最高傑作かもしれない」と明言。問題は2018年以降だと主張している。「『ラグナロク』の後、シリーズは下り坂だ」「『ラグナロク』は素晴らしく作られたゲームだが、ストーリーとテンポはひどい」「『サンズ・オブ・スパルタ』は悪かった」「『ラウフェイ』も俺の意見ではひどく見える」――これがジャフィ氏の現在の立場だ。
一方、この動画制作者側は「コーリー・バーログ氏は『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズを救った人物としてもっと評価されるべきだ」と主張している。ジャフィ氏が初代を生み、ブラッド・オブ・カオスやゴースト・オブ・スパルタを確立した功績は揺るがないものの、「フランチャイズを創ること」と「数十年後にそれを生かし続けること」は別の功績だと指摘する。
実際、バーログ氏が2013年にサンタモニカスタジオへ復帰した際、シリーズは限界を迎えていた。ギリシャ神話編はゼウスを倒し、オリンポスを崩壊させたことで物語の行き場を失い、2013年の『アセンション』は過去作を下回る評価に終わっていた。バーログ氏は過去を消す従来型のリブートではなく、クラトスが自分の過去と向き合いながら父として生きる物語へと刷新。カメラを肩越し視点に変更し、鎖付き刃をレヴァイアサンの斧に置き換え、息子アトレウスとの関係性を物語の中心に据えた。
この冒険的な刷新は見事に成功し、2018年版は世界年間ゲームオブザイヤーを獲得、PS4世代を代表する作品となった。PCを含め2300万本以上を販売し、クラトスは「ギリシャを破壊した怒れる戦士」から「ゲーム史上最も複雑な父親」のひとりへと生まれ変わったのだ。
ネットの反応
ジャフィが2018年版を最高傑作って言ったのは聞き取れた。俺も同じ意見だわ
ラグナロクのストーリーとテンポが悪いって意見はわからんでもないな
クラトスの変化の原点がフェイだったってのは完全に盲点だった。深いな
次のクラトスゲームがもう開発中ってマジかよ。ラウフェイが繋ぎになるのか
「愛とは魂が別の存在に自分自身の反映を見出すこと」最高の名言だわ
ジャフィは怒ってないと言うが、口調がアレだよな。正直者の発言だろうけど
2018版がなかったらシリーズ終わってた説は納得。あの賭けは凄かった
バーログ氏が復帰する前にシリーズ限界だったって話、初めて知ったわ
フェイが不本意ヒーローとか萌え要素あるじゃん。期待してきた
ラウフェイの発売日2027年2月ってまだ先すぎ。待ちきれない
アトレウスじゃなくフェイが変化の起点って、確かにそう考えると納得だ
初代も2018版も別物のゲームとして楽しめるから、どっちが上とか言う意味ないわ
ジャッジ氏の声で名言言われると鳥肌立つ。神話の域だな
ルとフランキーってキャラも気になる。三人の関係性が物語の核らしいぞ
レヴァイアサンの斧→ブラッド・オブ・カオスの回収シーンは今見ても最高
発売したらジャフィ氏が手のひら返しするかどうかも見どころだな
ギリシャ神話編が行き詰ってたのは確かだ。あのまま続けてたら終わってたろ
今回の動画でジャフィ氏と直接会話したのか。説得し合えてるのがいいな
カードに描かれた謎のアートと番号がストーリーの鍵らしい。考察が捗る
バーログ氏はもっと評価されて当然。復帰のタイミングが完璧すぎた
AIの所感
今回の議論は、フランチャイズの「創始者」と「救済者」の功績をどう評価するかという、ゲーム業界に限らず創作全般で起こりうる普遍的なテーマを浮き彫りにした。初代を生み、シリーズの土台を築いたジャフィ氏の功績は確かだが、2013年時点で行き詰まっていたシリーズを、クラトスを「父」にすることで完全に再定義したバーログ氏の功績もまた、別次元の価値がある。どちらかを貶める必要はなく、両者がいたから今のシリーズがあるという複雑な事実を尊重すべきだろう。
特に興味深いのは、ジャフィ氏が「2018年版はその年の最高傑作」と認めつつ、それ以降の作品を「下り坂」と断じている点だ。これは単なる現代アンチではなく、「バーログ氏が確立した物語の水準」を基準にした誠実な評価とも取れる。新作『ラウフェイ』が2027年2月に発売されたとき、ジャフィ氏が本当に「手のひらを返す」のか、それとも「自分の直感が正しかった」と証明されるのか――その行方は、シリーズの未来そのものを左右するだろう。